何歳になっても結婚してないシャアは駄目オトコ 7

1 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/01 12:08:35 ID:???
何の因果か真っ二つのアクシズに取り残され、
自炊生活を送り始めた、アムロ ヾ ゚一゚ノ と シャア ヾ,▼∀▼ノ

ところが無人のはずのアクシズには、何と・・

         ,-―- 、
        /ロ≠   ヽ
        .i    ノ|ノ)从)  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       ヾ、 イ' l l |l <   12人のプルズがいました
         ゞl|、 ヮ,.イ!  .\_________
        . リへ.!]、リ

まとめサイト(月光蝶氏編集)
ttp://axis2000.hp.infoseek.co.jp/log/dame/dame.html

前スレ:37歳にもなって結婚してないシャアは駄目オトコ 2
ttp://comic5.2ch.net/test/read.cgi/x3/1088572771/

詳細は>>2-3

2 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/01 12:09:34 ID:???
御邪魔しちゃって2get

3 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/01 12:09:51 ID:???
アクシズの愉快な仲間たち。主食はスパム、おやつはプリン。

シャア・アズナブル…アクシズ一家の転落王。
 この歳にして手に入れた友人と幼女に囲まれた生活に、人生をやり直している気分との発言も飛び出す元総帥。
 でもアクシズ弾劾裁判だけは勘弁な!

アムロ・レイ…アクシズ一家の良心。
 シャアに人生を狂わされている機械オタの元ヒッキー(連邦軍エースパイロット)。
 腐れ縁が続いて一緒にアクシズで漂流生活を送る羽目に。
 技術力を生かして今日もアクシズのどこかで修理作業中。家事万能、漂流一家の大黒柱。

プル達…ニュータイプの少女エルピー・プルをベースにグレミー・トトが兵器として作り出した12人のクローン。肉体年齢は10歳。
 プルA〜Lとぞんざいな命名でモルモット扱いされていた上に、アクシズの冷凍睡眠カプセルに6年間も放置されていた。
 漂流中のシャアとアムロに解放され、騒々しくも平和な毎日を送っている。

4 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/01 12:18:03 ID:???
プルA…多分姉妹で一番オリジナルの「プル」に似た性格(甘いものとお風呂が大好き。天真爛漫)
    喫茶店跡でみつけたレシピが宝物。いつかチョコパフェ食べたいな。
プルB…姉妹中では最もプルツーに似ている(責任感が強く、独立独歩を愛する)
    たまには一人になりたくて散歩します。 12姉妹中ではあまり目立たないけど、やる時はやります。
    アムロが遭難しかけた時救出した功労者の1人。
プルC…おとなしくて無口。恥ずかしがりや。お裁縫はじめました。
    ちょっとだけアムロを意識してますが、まだまだコドモです。
プルD…オヤジっぽい。豪快に笑ったり人情話で泣いたり。はっきり物を言う。
    メカの扱いも得意。難しい事を考える前にまず手を動かしてみるタイプか。
    でも裁縫なんかは苦手らしく、他の娘に袋を作ってもらったりしている。
プルE…無口無表情。ア○ナミ系。ママに潜在的甘えッ子。
   「バカなの?」とか天然でマジメに訊いてしまうところはまだちょっと年齢の割に幼いかも。
   「がんばれ」「まけるな」のくじけない魂も持つ、12姉妹の白眉(実は「お父さん」も結構気に入っているらしい)。
プルF…辛口お姉さん系(セイラ風)。ちょっと寒がり。優しさ装いつつトゲがある。昨今名言増大中。
   (実は閻魔帳(ガクガクブルブル)をつけている・・その中身を知った者は(あうあうあうあうあうあ))
プルG…普通の「プル」の性格だが、男言葉で喋る俺女。Eと仲良し。
    星座に夢見る少女らしい面も。シャアの王子様らしい面をちょっとだけ意識。
    星座事件でも、某ミュージック事件でも(笑)、シャアの方が悪いのに
    きっぱり流したり、「ワルカッタヨ(TT)」と、謝ったりする所は好漢。竹を割ったような娘かな。
プルH…やり手の電波娘。NT能力12人中最強。実は策略家か!?
    時々ララァになっていた(笑)が、最近は本人も段々目覚めつつある(恋するIなどの影響か)。
    成長して、だんだん死者たちの業を乗り越えつつあるかも。
プルI…マジメで理路整然と喋る。シャアと日夜壮絶なディベートを繰り広げるプチギレン。
    シャアの得体の知れない面や怖い面をちょっと知りながらもダメ男と急速接近(笑)、
    自分の心が自分で割り切れないのに戸惑う乙女。
プルJ…軍人気質。シャアを「大佐」と呼ぶ。不器用に大佐ラブ、恋のためなら命賭けます。
    IやHと違って、演技や計算で自分や他人を誤魔化す事が全然出来ない分、恋はいつも体当たり。
    でも自分の気持ちに素直な分、恋の悩みも少ないかも。最近Iと結んだ淑女協定でちょっと複雑かな?
プルK…人当たりがよく落ち着いている(ミライ風)。誰に対しても敬語で喋る。
    伝記作者のように、日常生活を静かに送りながら全てを見ているヒトになるのかも。
プルL…怖がりですぐに泣く。末っ子系。マイナス感情に敏感。宝物の「お父さん」をいつも抱いている。
ハロ部隊…度重なる改造を加えられ、今その機能を正確に把握してるのはアムロのみ。

5 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/01 13:49:03 ID:???
>>1


6 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/01 17:29:27 ID:???
>>1


そして勘違いかも知れないけれど、
キャラの紹介が僅かに追加修正されている気が・・・

7 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/02 00:28:54 ID:???
乙。敬礼。

また新たな、漂流日記が始まるのです。

8 名前:1 :04/12/02 09:37:24 ID:???
>>6
激しく勘違いだと思います。
キャラ紹介は前スレをコピペしただけですから。
前スレのSSを参照して追加しようかとも思いましたが、止めました。
文才無いから・・・。OTZ
>>3だけ、文頭にスペースを追加しました。読みにくかったから。

追加修正って、そのこと?
(以下名無しに戻って、皆様のSSを楽しみます)

9 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/03 00:35:46 ID:nZdzFK1n
こんばんわ、新しいアクシズ(1/2)

今までの幸福な記憶と共に、2人の大人と12人の少女達の漂流はまだ続きます。

10 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/03 01:52:23 ID:???


11 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/04 15:04:43 ID:VKgy3AwA
ええい!アクシズ住民のレス速度は化け物か!

12 名前:読書の秋4 :04/12/05 11:43:22 ID:???
アムロ「ただいま〜〜」
一同「・・・・・!!!」
アムロ「あれ?どうしたの?みんなそろって。
     誰もいないから探しちゃった。」
そういっていつものほえほえ笑顔で笑うアムロの顔を見て
誰ともなく、ほっと力を抜いた。
プルL「あ・・・あの・・・あのね・・・シャアがまた覗きをしようとしてね
    覗きをしようとするをしようとしてね・・・」
プルJ「L!」
しかし、このまま腹を割かれるのといつものオラオラでは
その耐性からいってもオラオラの方がいいだろうと思い直しJは黙った。
アムロならこの二人を止められるだろうから。
アムロ「そっか。やっぱりか。あれ?でも、オレ、ちゃんとガードを
     おいていったはずだけど・・・プルC?プルE?」
プルC「ママのお手伝いをしようと思ったの」
プルE「シャアはイケナイの・・・アムロ、怒ってる?」
アムロ「怒ってやしないよ。でも二人とも、顔が赤いよ?」
プルC「フラフラするの」
プルE「頭も少し痛いかも・・・」
プルI「湯当たりだ・・・」
プルA「のぼせてるの?だから変だったんだ・・・二人とも」
アムロ「オーケィ。二人ともとりあえずは水分を取って、薬を飲まなきゃね
     他のみんなも行こう。湯冷めするよ。
     今日は粉末ジュースの箱を見つけたんだ。一緒に飲もうね。」
プルD「やったーーーー!ジュースだ!スゴイすごい!!」
プルB「フルーツプリンも作れるかな?イチゴプリンとか!」
アムロ「ほら、キッチンに行こうな。ちゃんと頭も乾かすんだぞ」
プル達は口々にどんなジュースを飲もうか話し合いながら
脱衣所を出て行く。
シャア「・・・あの・・・アムロさん・・・」
アムロ「お前の処分はまだ終わってないよ」
くるりと振り向き、ほえほえした笑顔でそう言い放つアムロ。
しかし目だけは笑っていない。

それだけでシャアは悟った。何も終わってはいないのだというコトを。

その後、お風呂の中で本を読むのは禁止になったりはしたが
今日も明日も明後日も、変わらぬ日常が続いていくことに
変わりはなかった。




13 名前:読書の秋 :04/12/05 11:46:11 ID:???
前スレ、4つ残ってたから
コレ書き込んでしめようと思ってたら最終話だけハミったよ・・・。
オレ、カコワルイ・・・。

14 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/05 11:56:45 ID:???
モティツケ。面白いよ。お疲れ様。

15 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/05 12:07:26 ID:???
カッコ悪くないよ。GJ!
ただ、前スレラストを読めない人が居ると、混乱するかも。

月光蝶氏が上手く纏めてくれると・・・思いたい。w

16 名前:月光蝶 :04/12/05 12:46:50 ID:???
>>15

「お任せください閣下。万事、心得ております」((C)J.P.ロッチナ)



17 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/05 13:04:21 ID:???
前スレはちょうど良いところで「次スレに続く」って感じだね。

18 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/05 15:22:43 ID:???
>>12
GJ!
のぼせてたとは言え、アムロを気遣うCとEがすごくいたいけと言うか何と言うか…
それとは対照的に間抜けな元総帥が不憫で…ってことはないか。
色々な気持にさせてくれました。ありがとうございます。

19 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/05 16:07:32 ID:???
…ちゅっ
「ん…?」
アクシズの変わらぬ夜明け。日暮れのない、朝日もない、常夜の真闇に包まれた1日の始まり…
乱雑ながら静けさに包まれた自室でアムロは唇に違和感を感じて、瞼に光を呼び込んだ。
意志に力を込め…体に動きを呼び…覚醒する意識に自我を目覚めさせ…
ゆっくりと、今日も変わらぬアクシズの1日を迎えようとその身を起こす。
「…おはよう、アムロ」
「プル…エル…か。おはよう」
ベッドの片隅に小さな身体を座らせる、どこか幼い雰囲気を感じさせる少女。
薄暗い蛍光灯に淡く煌めく髪。微かな空調に吹き乱れる髪。僅かに潤んだ蒼い瞳。
肩に彼女の小さな手が添えられ、心地よい柔らかみと温かみを感じさせる。
自分を揺すり起こすため、だろう。
少女がいつも大事に抱きしめている“おとうさん”は壁を向いた姿勢でベッドの端に置かれていて。
その姿勢がまるでそっぽを向いているよう…
Lがどこか、かすれたような声で呼びかける。
「アムロ…あのね。あさごはんだよ?もうみんな食卓についてアムロ待ってるの」
「あ、そうか。もう朝なのか…」
昨夜も遅くまでBが寝物語に昔話をせがみ、Cが脇で裁縫に糸を通し。
そしてシャアを粛正して…もう幾夜を越えたか分からない、アクシズの平穏な日々が今日も、また。
ん…?アクシズ…ラー・カイラム…どこかのアパート…?
「プルL…そう言えば、さ」
「?」
どこか感じるこの感覚…さっきまで僕がしゃべっていたのは、ミネバ?
いや、そんな筈はない。ミネバという、あのジオンの忘れ形見の少女と自分は会ったことが無い筈。
それとも小さな自分がララァと、顔も知らない…でも親近感の持てる青年と一緒に蟹を食べていた狭い一室の光景…?
無いはずの記憶。しかしそこに感じる既視感。
奇妙な思いがゆっくりと、重石のように脳の片隅に引っかかっている…
「アムロ…なに?」
ぼんやり、にっこりと微笑む少女が髪を揺らしながら不思議な笑みに頬をほころばせつつ。
「なにか、たのしいゆめでも見たの?」
「あ…いや」
苦笑しながらアムロはもう一度、傍らのプルLを見た。
自分とシャアがこの漂流しているアクシズで目覚めさせた少女たちの1人。今、目の前で確かに微笑んでいる“娘”の1人…
その少女の小さく震える唇が、自分の名を呼ぶ。
「あのね。わたし、このアクシズのくらしがとってもたのしいの…アムロも、だよね」
「はは…そうだね。シャアのヤツがもう少し、手間をかけさせなければオレも楽しいかな?
それとプルたちが“アムロママ”なんて呼ばなければ、もっと、ね」
そう言いながらアムロは傍らにかけてあった作業服に袖を通し、Lをうながすと食卓に向かった。
「さ、行こう。みんな待ってるんだろ?」

プルLは手におとうさんを抱きしめて。
そっと…そぉっと、唇に指をやると思い出すように一瞬、瞳を閉じ。
それからアムロに呼ばれて、その後を追いかけていった。

20 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/05 17:53:22 ID:???
>>19
ほのぼのとさせて頂きました。

21 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/05 17:58:56 ID:???
アクシズ、アパート、ラー・カイラム…
どの世界のアムロも大変ですね。

GJ!

22 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/05 18:11:59 ID:???
そしてどの世界でもシャアは幸せそうだという法則。

アムロが寝言でミネバやキッカの名前を呼んだら、
B、C、Lのトリオはどんな反応を見せる事だろう。

23 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/05 23:46:28 ID:???
グッジョブ。
どこでもアムロや、シャアは幸せそうで良いな

24 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/06 00:43:14 ID:???
スレタイにもあるが何歳になっても結婚してないダメ男シャアとあるがアムロの方はどうかな
アクシズ内であることを除外したとしてアムロの結婚とシャアの結婚はどちらがありえそうかな

25 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/06 00:57:58 ID:???
>24
そりゃ、籍こそ入れてないもののパートナーがいて子供も出来たという話もあるアムロでしょ。
合う人と出会いがあったら、またそういう話になると思う。
シャアは…打倒アムロ、その後は考えてないという行き当たりばったり人生だったからとはいえ、
ナナイを袖にしたりするんだから、この先も結婚とか子供を作って年を重ねるとか想像しにくい。

26 名前:アムロの夢 1 :04/12/06 01:19:43 ID:???
「なんで、俺はこんなものを・・・・・・」

その日の目覚めも、アムロにとって心地よいものではなかった。
隣で静かな寝息を立てている女の肉体の温かみというものが不快なのではない。
サイド7にいたころは女との情事というものに憧憬を抱いたこともあったが、
もうそれなりに数多くの女の肌身を知った今のアムロにとり、漠然とした愛情以上のものを与えるものではない。
今のアムロにミネラル・ウォーターのボトルをあおらせたのは、彼がここのところ毎夜見ている夢だった。
悪夢ではない。
いや、悪夢ともいえるかも知れぬ。
アムロは、夢の内容を反芻するかのように俯き、ベッドに座りなおした。

もともと彼は夢をよく見るほうである。
彼の旧友である、今はモビル・スーツではなくペンを武器にとった男に言わせれば
「そりゃ、ニュータイプの洞察力って奴が夢のかたちをとってあらわれてるんじゃないの?」
ということになる。
しかし、アムロに言わせれば
「夢は夢だろ」という認識しかない。オールド、ニュータイプ如何によらず夢を見る人間は毎夜のように見るものだと。
実際、連邦軍でもニュータイプの艦長として名高い彼の上司、ブライト・ノアはほとんど夢を見ない方だ。
しかし、最近見る一連の夢は、とても脳の生み出す妄想とは思えない、
現実感がありながらも荒唐無稽な、奇妙な夢の連作であった。

27 名前:アムロの夢 2 :04/12/06 01:33:59 ID:???
「ん・・・大尉?」
沈思する彼の横で、女が身じろぎし、うわごとのように呼びかけた。
「チェーン。起こしてしまったか。まだ時間はある。寝ていなよ」
「でも・・・大尉・・・うなされてらした」
「いいんだ。ただの夢さ。それより、こういうときはアムロでいいって言ったろ」
「はい、大尉・・・あ・・・」
ほとんど眠っていながらも自分を気遣ってくれる女・・・チェーン・アギを、アムロはいとしいと思いながらも
無意識にアムロを役職で呼んでしまう彼女を水臭いとも感じてしまい、アムロは苦笑した。
『セイラさんや、ベルトーチカは、こういう後は図々しかった・・・』
アムロは子供をあやすようにチェーンの頭をなで、ベッドに寝転んだが、
「シャアのこと・・・考えていらしたんでしょ」
こういう女の直感は、ニュータイプの洞察に通じるのではないかとも思ってしまう。
「そうだよ・・・シャアの夢さ」
「やっぱり・・・・・・考えないでといっても、きっと考えてしまうんでしょう?」
チェーンも完全に目覚めたらしい。
窓にかかったカーテンを通して、遠い地球の反射する光がかすかに部屋を照らし、
音のない、無機質な部屋を幽玄のように浮かび上がらせた。

28 名前:アムロの夢 3 :04/12/06 01:44:07 ID:???
二人はベッドに横たわったまま、かすかに揺れるカーテンを見た。
「シャアを夢で感じ続けると、大尉・・・アムロは、シャアに取り込まれる。そんな感じがします・・・」
「チェーン」
「アムロは、これからも生き続ける人です。シャアに魂を持っていかれる人じゃない」
かすかに震えながらもつぶやくチェーンに、アムロは腕を寄せて苦笑した。
「そんなのじゃないさ。シャアは出てくるけど、戦う夢じゃない」
「じゃあ、昔の夢?シャアがエゥーゴにいたころの」
「いや、違うな・・・」
今度は苦笑を本当の笑みに変えて、アムロはゆるゆると首を振った。
チェーンが、そういう男のしぐさをいぶかしみ、目線で説明を促す。
彼は視線をカーテンから愛人に移すと、ゆっくりと語りだした。

29 名前:アムロの夢 4 :04/12/06 02:13:21 ID:???
「不思議な、でも面白い夢なんだ。僕とシャアが二人きりで廃棄コロニーのような場所にいてね。
並んでミソ・スープを食ってるのさ。味の加減を間違えたとか、そんなしょうもないことでさ。
笑えるだろう?連邦軍の俺とジオンのシャア。多分一生、飯も共にしない間柄なのにさ。
それだけじゃない。女の子も12人くらい出てくるのさ。性格もそれぞれ極端でね。
泣き虫だったり、まじめだったり、あのシャアを好きになったり。
そんな連中の飯の世話で一日終えるんだよ。戦争なんて、なにも考えずに。
シャアが赤色のトラクターに乗って、赤い彗星だと言っては馬鹿にされてたり。
くだらないことを企んでは僕やプルたちに顔が変形するくらい叩かれたりして」
「プル?女の子の名前?」
「ああ。プル。エルピー・プル。聞き覚えがあるんだけど、どうも思い出せないんだ。」
もちろん、チェーンも知らない、その名前。
どこの民族かもわからないその子供の名前はしかし、夢に奇妙な現実感を与える。
「プル・・・不思議な夢ね。」
「ああ。でもそれだけじゃないんだぜ。誕生日をシャアと一緒に彼女達が祝ってくれてね。
その騒がしいことと言ったら・・・甘いケーキを食べさせられてね。物凄かったよ。シャアと後で苦笑しあったもんさ。
ハマーンが落書きした百式を、俺が遭難したとき壊れたガンダムの修理に使ったんだが、シートに恨み言が残ってて不気味だったし。
俺とシャアをモデルにした本を書いたり、クリスマスにシャアのモビル・スーツをサンタカラーにして遊んだりね。
とてもじゃないが、いちどきには言えないさ。不思議な夢なんだ。」
妄想か、それともいつか本当に来る未来なのか。
荒唐無稽というほかない夢の内容を語るアムロは、チェーンが知るどのアムロより楽しそうで。
『その夢の中に私はいないんですか。プルという子供達は、私とあなたの娘ではないのですか。』
(でも、さすがに12人も産めないけれど)
そう言いたくて、ふと悲しくなるが、楽しそうな彼を見てそれを言うこともできず、
「楽しそうな夢ですね。アムロ・・・」と呟くに留まった。
しかし、肯定するかに思えたアムロの返事は、チェーンの予想を裏切った。
「いや・・・悪夢だよ」

30 名前:アムロの夢 5 :04/12/06 02:31:00 ID:???
一瞬までの楽しそうな顔を一気に消し、アムロはそう吐き捨てた。
ベッドの二人に真空のような静寂が添い寝した。
「俺はこういう夢を見ている。絶対にありえないのに。あいつはネオ・ジオンを率いて、
必ず再び地球圏に混乱を引き起こすつもりだ。本人もそれを望んでいるだろうし、
周囲もあんな生活など許しはしない。そして俺も・・・」
「アムロ」
「俺と奴が戦えば、きっと大勢の人が死ぬ。俺たちに、ああいう平和は許されない。
シャア・・・奴を倒すまで、俺は死に切れるもんじゃない・・・」
「アムロ・・・」
気取らず、訥々と言う台詞に彼の覚悟がある。
唐突に、チェーンはシャアと彼がもう一度戦ったとき、二人とも死ぬのではないかと不吉な直感をした。
アムロが戦後、ロンド・ベル隊を率いて凱旋する。そんなイメージがどうしても湧いてこないのだ。
そして、なによりアムロ自身が、シャアと共に歴史から消えることを望んでいるのではないか。
栄光あるトップ・エース。名誉と将来を約束された連邦軍の守護神。
まだアムロはパイロットとしても若く、自分を心から愛し、いずれは自分の子供の父親になるべき男。
チェーンが思い描いていたそんな薔薇色の未来を、シャアと、そしてアムロ自身が
いずれ拒否し、奪っていくのではないだろうか・・・
チェーンは思わず、男の肌を抱きしめた。今はまだ暖かい、鍛え抜かれた体が
いずれ冷たく凍る日が来るとしても、その日までまだ何十年もの時間があってほしい。
「・・・チェーン?」
再び笑いを含んだ男の声にも、チェーンの絶望的な直感は薄れなかった。
「アムロ・・・死なないで・・・シャアに引き寄せられないで。私・・・」
愛人の不安は、アムロにも肌を通してダイレクトに伝わる。
不幸自慢をしたかったわけでも、女をいたずらに不安にさせたいわけでもない。
しかし、アムロには抱きしめ返す以上の行動は取れなかった。

31 名前:アムロの夢 6 :04/12/06 02:47:32 ID:???
彼自身、生き急いでいる、と思う。
サイド7であの純白のモビル・スーツに乗ったときから、自分の時間は激流となって流れ始めた。
そして、その自分の人生に影のように付きまとい、時には最大の壁、時には頼れる仲間として
うつし身のように姿を現し続けた金髪の男。シャア・アズナブル。
次に同じ戦場に立つ時、その因縁めいた人生にひとつの決着がつくのではないか、
アムロにはそんな気がした。
チェーンを抱きしめかえしながら、アムロは、しかし別の妄想をもてあそぶ。
『もし、二人の戦いが決着して、そしてなお、二人が生き延びられたとしたら・・・
あんな余生も悪くはない・・・きっと・・・・・』
「チェーン・・・まだ起床時刻には間がある。寝よう・・・もう夢は見ないから」
「アムロ・・・」
額に優しいキスをして、アムロが目を閉じたことを、チェーンは感じ取った。
やがてチェーンも、穏やかな眠りの中に誘われていった。

アムロの腕の中で穏やかに眠るチェーンはまだ知らない。
男が自分に語った小さな夢が、やがて人の優しい心の光に包まれた小惑星で現実のものとなることを。
そしてその夢が現実になったとき、もはや自分がこの世にいないことも。

宇宙世紀0093年1月16日未明。「シャアの反乱」が終結するわずか2ヶ月前。
戦陣にあるロンド・ベルから、νガンダムの調整にやってきた男と女が眠る、
月のアナハイム・エレクトロニクス本社客室での出来事だった。

32 名前:アムロの夢 追加 :04/12/06 02:51:07 ID:???
アムロがチェーンに不思議な夢の話を語った同時刻。

「・・・大佐?」
「起こしてしまったのか。すまんな」
「いえ・・・うなされてらしたけれど」
「大丈夫だ。少し不思議な夢を見ただけだ。」
『エルピー・プルとアムロ・レイ・・・か。きっと楽しい生活なのだろうな。
アルテイシア、ララァ・・・もしああいう未来が現実になったとしたら、お前達はどう言うだろうな・・・』
地球への反乱を企てる男は、口の中で呟き、一人苦笑を漏らしたのだった。



33 名前:アムロの夢 後書き :04/12/06 02:59:47 ID:???
どうも。夜更けにすいません。
ずっと昔、一作だけ書いたことがあるROMです。
二つともオカルトっぽい話だし、その他にも住人諸兄姉の気に入らない部分もいろいろあると思います。
そういう部分は本当にすいませんです・・・。
ふと書く気になったのは、もし、アムロとシャアが夢という形でアクシズでの未来を感じ取ったらどう思うか?
そういう疑問を抱いたからです。
二人とも抱えるしがらみが大きすぎるCCA以前では、きっとこういう夢を否定するしかなかっただろうな、と
勝手に考えて書きました。
聞き手をチェーンにしたのも、ブライトなどに話すと戦後になって本当にアクシズを調査しかねないな、と思ったからです。
それに、男二人で寝物語というのも不自然な話ですし。
ハードボイルド風といったような気取った書き方にならないようにできるだけ気を使ったつもりですが
どうしてもアムロやチェーンの喋り方が不自然になってしまったかも、と、投稿した後でびくびくしてたりします。
あと、作中で紹介させていただきました作品の作者さまたちにおかれましては
勝手に使って申し訳ありませんでした。
それではおやすみなさい。

34 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/06 03:11:17 ID:???
GJ

35 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/06 03:44:48 ID:7gFvBcwA
GJ
チェーンもサイコフレームの欠片という形でアクシズ15人目の住人となっているのでしょうか・・・


36 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/06 04:02:53 ID:???
GJ!!

とても良い作品だと思います。話し方とかも、個人的には無問題かと。

37 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/06 05:35:42 ID:???
GJ!
語られる事なき歴史の一ページ、触れられる事のない記憶の断片……
味わい深いものでしたよ。

この作品を読んでちっと思った。
このスレの世界って、そういう覚悟が産んだ“奇跡の向こうの世界”なんだよなぁ。
って。

38 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/06 17:45:51 ID:???
チェーンは、正論でキャラの立ってる具合が
どうにも好きになれなかった人なんだけど、
(好きな人ごめん)
初めて彼女の心情に触れたと思う。
ある意味、もっともアムロを愛した女性だったのかな。


39 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/06 21:24:03 ID:???
GJ!!チェーンたんハァハァ

40 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/06 22:24:36 ID:???
GJ!!
さりげなくセイラさんまで(小説版ですか)…
いいですね

41 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/07 00:37:27 ID:???
GJ!!GJ!!
こういう話は大好きです。

42 名前:間休話題。 :04/12/07 05:41:04 ID:???
プルA「ねぇ、アムロ。この前シャアにあげた
    プレゼントの服、赤色じゃないんだね。
    シャアにあげる物で白なんてめずらしいよね。」
アムロ「大丈夫、すぐにヤツ専用カラーになるから」
警報機のブザーが鳴る。場所はシャワールームだ。
アムロ「さっそく専用カラーにする機会がやってきたな」
プルA『・・・血染め・・・?!』

43 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/07 09:41:24 ID:???
血は固まると黒くなるよ、アムロ。
……あぁ、でも総帥ならすぐに染め直す事になるか。

44 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/07 19:08:53 ID:???
>>25
ナナイには後の没設定が・・・


45 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/07 19:40:42 ID:???
所詮は没設定だからシャアの子孫がいるかどうかは置いといても
血筋を欲してるのはシャア本人じゃなくて周囲の人間だからな
仮に結婚することがあっても政略結婚のような気がする

46 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/07 21:28:50 ID:???
アムロはともかく、シャアは宇宙世紀の世にあって
絶対に堅気に生きることが許されないさだめの男だからねぇ

ここでも何度も指摘されているが、血と骸の塊のようなアクシズのなかで、
唯一無二の友と愛するよ(ryを得て
やっとしあわせになれたっつーのは皮肉な話だ

47 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/07 21:55:12 ID:???
>>46
愛する嫁さん候補?

48 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/08 00:03:35 ID:???
一番の問題は周りよりもシャア自身が何もせずにはいられないとこだろう。

49 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/08 00:11:58 ID:???
シャアは赤いからな。赤身の魚は泳ぎ続けないと死んじゃうんだ。

50 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/08 00:27:28 ID:???
自分自身、その血の厄介さに翻弄されて生きてる
ようなとこあるからなぁ。あの赤いのは。
ダイクンの血がある限り、すぺーすのいどに
担ぎ出されるだろうし、ましてや
シャア・アズナブルの血も引いてるとなれば
その雁字搦めっぷりは想像に難くないと思うので。
その辺を解ってるなら、シャアは自分から進んで
子供を作らないかもしれないね。
冷凍精子の人工授精になるか・・・。
だからこそのメモリークローンなのか。とも。
いいんだ。シャアは。伸びてきた鼻をアムロに
がっつんがっつん折られる位で丁度。
それこそ尻に敷か(ry

51 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/08 00:28:19 ID:???
           /            ヽy  `ヽ
          /               ミ!   `、
        /                 !:::'   ゙i
        ,r'              ,r'ニ:、.ソ::     |
       ,r'             /   ヒニミ!     |
      i゙            ノ /       |!     |
       |     ;'    _,ィ',久'′      |     |
       ヽ   |   / `'ユエー``''  ,:=─--:」     |
     `=',.   !  (        '゙ `せ‐- ゙i     |
     ,r''",、-   `=t`-       、   ̄ ./!  , ,/   ベッドではマグロでしたけどね。
    i ,r'゙    /  ゙:、       、ァ'     /'ツ_ノ-'゙
  _,,..Y  ,   i゙   リ 、    ャー-、   ∠ゝ  {
 ̄__ゝ、!   {  , ,ノ! \  `ー'"  /.:::.  ヽゝ
 ̄::::::::::::::/,ヘヽ、゙:、レ" ゙:、  `-、_,,.ィ'";:::::::::   ゙i_
::::::::::::::::://.:::::::.゙ヾ、|   ゙':、     / /.::::    l 人`''-、,_
::::::::::::::://.::::::::_ノ,、ノ!   :::::\_,、-'レ'/ ,   _ノ'゙::...`''-、, 「`''ー
::::::::::::://.::::::_'"_ \  ::::/::`、 `i  l_、-'゙ヾ::::::::::::::::::.. ̄「
:::::::::::/ ´_,,ニ-‐ニ_、イ::::..\/.::::::::::.\;:トミゝ:::::::::ヾ:::::::::::::::::::::: |
   ↑
この人は元気だろうか。

52 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/08 01:08:07 ID:???
ラー・カイラムが舞台のスレでは元気です<ミゲルさん
クェスとのやり取りがほほえましい

53 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/08 01:34:49 ID:???
>>49
まさにマグロかw

54 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/08 01:42:59 ID:???
回遊魚でな。アクシズと連邦を行ったり来たりするんだ。

55 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/08 01:47:42 ID:???
しかも、キャスバル→エドワウ→シャア→クワトロ→シャアと名前も変わる出世魚。

56 名前:メスタの恋 1 :04/12/08 02:13:56 ID:???
彼女のことは、周囲の住民はほとんど何も知らないに等しかった。
周囲の住人たちが知っているのは、古びた屋敷を買い取り、一人で住んでいること、
そして落ち着いた雰囲気の、その猥雑なコロニーにはそぐわないほどの美人であることだけだった。
彼女には立ち話をするほどの知人はいるが、プライベートの奥まで立ち入った友人はいない。
訪ねてくる人もいなければ、住民たちと積極的に交際しようともしなかった。
女に飢えた男たちの中にはアプローチをかけた者もいたが、
彼女を射止めた男は誰一人としていなかった。
まるで誰かに操を立てているようだと、その地区の住民たちは噂しあっていた。
彼女、メスタ・メスアのことは住人にとって一つの新しい謎だった。
その日。
パン売りの少年は、メスタの家の近くの路上でパンを売りつつ、朝のひと時を過ごしていた。
メスタの家が大通りにあるというわけではない。しかし、少年にも淡く小さなものではあるがメスタへの憧れがあり、
その小さな憧れが毎日メスタの屋敷の前にパンの屋台を出させていた。
だから、その日彼が、メスタの屋敷に入っていく数人の人影を見たのも、
一概に偶然とは言えないだろう。

57 名前:メスタの恋 2 :04/12/08 02:22:45 ID:???
パン売りの少年のみならず、近隣の人々にとって、メスタの家を誰かが訪れるというのは
「ありえないこと」として認識されていた。
世捨て人のような彼女の暮らしとその美貌に、吸血鬼だと噂する人までいたほどだ。
彼らが住むこのコロニーは、地球連邦からも早く見捨てられた小さなコロニーで、
特にネオ・ジオンの戦争後、難民となった人々が自然と集まり、
全体がスラムのような場所となっていた。
地球よりアステロイド・ベルトのほうが近い、と冗談交じりに語られる場所である。
そのためか、犯罪者、貧困な者はおろか、ジオンやティターンズの残党も住んでいるといわれていた。
治安は――当然ながら――なきに等しい。
そんな中で女性一人で住んでいるメスタの家が強盗に襲われずにすむ理由は、近隣の無言の好意があればこそだった。
そういった諸々の要素を加えた上で少年は考えた。
身なりは妙によさそうだったが、安心するわけにはいかない。
顔を見たことのない連中、つまりよそ者は信用できない。もちろんメスタさんは別だけど。
つまり・・・メスタさんが危ない!
少年は売り物のパンを放り出すと、ストリートの仲間たちのもとへ駆け戻っていった。
たおやかな女性であるメスタさんを守れるのは、自分たちしかいない。

58 名前:メスタの恋 3 :04/12/08 02:37:10 ID:???
そんな外のパン売りのことなど気にもせず、男たちは扉をノックした。
それに応じて外に出たメスタと名乗っている女性の表情を見れば
パン売りの少年も早とちりすることはなかっただろう。

「お久しぶりですわ。どうぞお入りくださいな。」
メスタの家は、古くはあったものの綺麗に手入れをされた心落ち着くものだった。
アンティーク趣味は、元々の住人のものだろう。古びた絵画や甲冑が応接間のそこかしこにかかっている。
「お久しぶりです、戦術士官どの・・・いえ、メスタ・メスアさんでしたね。今は」
男たちのリーダーと思われる青年の振る舞いは、まるで尊敬する上官に会ったかのように慇懃なものだった。
「今日のご用向きは? ライル艦長は一緒ではないのですね」
「彼は持病が悪化しまして・・・」
「そう・・・あの頃に随分と無理をさせてしまいました。もう一度会いたかった」
「そう言って頂ければ、艦長も喜ぶと・・・」
答えつつも、青年はメスタの纏う雰囲気の変化に驚きを隠せなかった。
かつて一軍を率いていた時代も、このコロニーに隠遁し始めたときも、ここまで優しい気を発することはなかった。
一見猥雑に見えるが、このコロニーの生活が人を穏やかにするのかもしれない。
現在上官や部下たちとともにサイド6に住み暮らしているその青年は思わざるを得なかった。
直属の上司でないことも加えて、軍時代の青年たち若手士官は、メスタのことをあまり快く思っていなかった。
赤い彗星の情婦。鉄の女。スカートを下ろしてNT研所長の座を手に入れた世渡り上手・・・
しかし本来のメスタ・メスアの性格は、今の優しい女性ではないか。
目の前で優雅に紅茶をすするメスタを見て、青年はそう思えた。
「それで・・・このたびの用件ですが、まず艦長からの伝言をお伝えします。
アナハイムと話はついた。サイコミュ関連の技師として迎える用意はあるが、
その前に、貴女のいるサイド3の近くをアクシズが通過する」
「・・・・・アクシズが?!」

59 名前:メスタの恋 4 :04/12/08 03:20:27 ID:???
「アクシズというと、あの・・・!!」
「そうです。新聞にも載りませんが。ほとんど点の様なものですが、大接近します。
スペース・ポートからなら双眼鏡でも見えますよ。」
「でも・・・確かアクシズは金星方面に流れたはず・・・もう一つも月方面に抜けたと」
「ええ。ですが金星の重力につかまって大回転しましてね。地球圏をかすめて木星方向に飛ぶそうです。
もう二度と見られないでしょうから、最後に目に焼き付けておいてくれと」
「なるほど。ご用向きはそういうことでしたのね」
メスタの手が僅かに震え、カップがかちりと小さな音を立てた。
青年も、周囲の男たちも、それがアナハイム関連の話によるものでないと知っていた。
やがて、うつむいた彼女の口から小さな吐息が漏れた。
男たちには、その声は「大佐・・・」という呟きに聞こえていた。

「あ、おい。出てきたぜ」
「玄関からとは、また随分大胆な強盗じゃないか。」
「ああ。あれはプロだな」
屋敷の塀の外にある街路樹の枝に登り、少年たちは小声で囁いていた。
パン売りの少年のほかに4人。みな浮浪者に近い子供たちである。
いずれも音を立てないよう気をつけつつ、メスタの家の玄関にでてきた男たちを注視していた。
「おい、あれメスタさんだぜ」
「え、あ、ほんとだ。メスタさんだ」
「目元が潤んでないか? 脅されてるのか?」
「いや・・・違う」
最年長の少年は、チッと舌打ちするとパン売りの少年を振り返った。
「見ろよ。笑ってるじゃねえか。泥棒を笑って帰す女がいるかよ。
お前の見間違いだ。畜生、早とちりしやがって、これで今日の仕事はパーだぜ。」
「・・・」
「でもよ・・・なんかメスタさん、幸せそうだな。」
別の少年の一言に、今度は別の意味の沈黙が覆いかぶさった。
親しい友人もなく、まして男に笑顔一つ見せるわけでもなく孤高を貫いてきた美女だったメスタ・メスアが
あの男たちには笑顔を見せている。
男たちは一人を残し先に表からエレカに乗っていた。
メスタはたった一人残った青年と穏やかに談笑している。
それらの光景は、少年たちの若い感性を揺さぶるに十分なものだった。

60 名前:メスタの恋 5 :04/12/08 03:36:52 ID:???
「では・・・もし見に行かれるなら、今夜10時に迎えの車で参ります。」
「はい・・・よろしくお願いいたしますわ」
しばらく病床のライルや他のネオ・ジオンのクルーの話をした後、
青年はそういって折り目正しく一礼した。
「それでは・・・メスタさん。アナハイム・エレクトロニクスについては、サイド6に移った後
具体的にお話いたします。現状、ネオ・ジオンの残党狩りも決して収まったわけではないので・・・」
「はい、ライルさんや他の方々にもよろしくお伝えください。」
「はい、では今夜またお伺いいたします。」
青年はそう伝えると、きびすを返した。

男たちが去り、メスタが玄関先で手を振ったところまで見たところで、少年たちはくじけた。
年長の少年を中心に「お前のパン、明日から当分ただでもらうからな!」と捨て台詞を残すと
パン売りの少年にはもはや一顧だにくれず、こそこそと街路樹を降り、雑踏に散っていった。
しかしパン売りの少年のみは降りられず、またメスタから目を離すことも出来なかった。
少年たちに対する罪悪感、そしてグループから排除されるのではないかという恐怖。
そしてなにより、憧れのメスタに親しい男性の友人がいたという事実が、彼の体を凍りつかせていた。
「メスタさん・・・」
青年を見るメスタの目は敬意と信頼にあふれているように見えたし、青年の目にも同様のヒカリが浮かんでいるように見えた・・・

61 名前:メスタの恋 中略 :04/12/08 03:37:24 ID:???
とりあえず続きはまた明日書きます。ごめんなさい。

62 名前:メ(ry :04/12/08 03:40:15 ID:???
なお、夜中にもかかわらず書いてしまった理由は、>>51さんの一言が原因です。
青年や少年についての詳しい解説は後に譲ります・・・
ものすごく中途半端なので、怒られる方は申し訳ありません。
題名についても理由がありますが、一応CCAを出来るだけ素直に見てつけたつもりです。

63 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/08 11:12:52 ID:???
>>52
それ何処?
教えてく下さい

64 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/08 12:00:05 ID:???
メスタってことはベースは小説版かな
それともナナイの他に「メスタ・メスア」という人が存在しているのか
なんにしても楽しみです

65 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/08 12:07:50 ID:???
>63
ニューガンダムにミネバ様乗せてる奴いるんだけど
というスレです

66 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/08 12:49:03 ID:???
ナナイが偽名でメスタ名乗ってんじゃ?

67 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/08 22:49:36 ID:???
結局その日はぼうっとしたまま、少年は樹上に座っていた。
夜になり、ふと気がつけばあたりは真っ暗である。
打ち捨てたままのパンと屋台のことも、明日の食事のことも気になったが
なによりメスタのことが彼の心を占めてならなかった。
「俺、なんでこんなことをしてるんだろう」
ぽつりと呟く彼の声を聞きとがめたのは、街路樹をねぐらにしている栗鼠のみであっただろう。

さらに幾許かの時間が過ぎ、もう降りようかと少年がしびれた手をさすりながら考えていた時
不意にメスタの家のドアがバタン、と開いた。
目を見開いた少年の足元で、メスタは普段の地味ながら楚々とした服ではなく
濃緑に染められた、折り目も鮮やかな服を着て、胸の勲章を煌かせながら歩み出てくる。
辺境のコロニーであっても、その服と、その服を纏った人々のことはよく知られていた。
「ネオ・ジオン・・・」
少年は、玄関に向かうメスタを混乱した目で見つめた。
彼のようなスペースノイドの少年少女にとって、ジオンという名前はいささか幻想的に語られる。
彼らは自分たちを見捨てた連邦への復讐の剣であり、新たな宇宙の時代を作る革命者だった。
彼らの首魁、英雄シャア・アズナブルは、少年たちの一つの夢だった。
しかし、その手に銃も持てなさそうな―と少年たちは決めつけていた―「憧れのメスタさん」と
軍事組織ネオ・ジオンは、パン売りの少年の頭の中で一つにはまとまらなかった。
「あ・・・」
そうこうしているうちに玄関先のメスタの前にとまったエレカ・セダンが彼女を連れ去り、
少年はあわてて後を追ったのだった。

68 名前:メスタの恋 7 :04/12/09 00:25:27 ID:???
かつてネオ・ジオン旗艦レウルーラの航法士官であった青年の運転するエレカの助手席で
現在メスタ・メスアを名乗る元ネオ・ジオン司令部戦術士官ナナイ・ミゲルは沈思していた。
彼女の頭の中にはシャアと出会ってからの怒涛のような日々が回り続けている。
そして最終作戦・・・光に包まれるアクシズとその中に消えたシャアの姿は
彼女にとってこれ以降の一生涯を決めるに足るほどの経験であった。
落日のジオン共和国に、あるいは本当のゲリラと化したジオン残党に、
彼女がどれほど参加を請われても受けなかった理由もその経験に起因する。
彼女にとってのジオンは、シャアとアクシズとともに滅んだ、といってよい。
「ここです」
ナナイと同じくジオンの軍服に身を包んだ青年が、彼女を促して降りたのは
スペースコロニーの「窓」に程近い外壁に設置されたデブリ監視廠だった。
連邦に見捨てられたコロニーに、連邦軍やコロニー公社の職員がいるわけもなく、
普段は住民が交代で監視に当たっている。しかし、その夜は誰もその監視廠に立ち入ってはいなかった。
「こちらです。もう少しで視界に入ります・・・・・来ました」
「あれが・・・大佐」
ナナイの双眼鏡に映るアクシズは、指摘されなければわからないほどだろう。
ロンド・ベルの爆破工作、至近距離での核爆発、大気圏の摩擦熱などで外観は随分変わっている。
「このコロニーより約20万キロの距離を進んでいます。このままだと木星到達はざっと4年後くらいですね」
冷静に解説する青年をやや鬱陶しいと思いつつ、ナナイはアクシズを見つめ続けた。
かつて自分が一生をかけた男が眠る地が、今地球を去ってゆく。
ナナイの目から、一報を聞いたとき以来流すまいと決めていたものが零れ落ちた。
それに気づいたかどうか・・・青年は、ふと舌を止めると「ごゆっくり」と小声で呟き、
監視廠前の通路に出て、ポケットから煙草を取り出し火をつけ、大きく息を吐いた。

69 名前:メスタの恋 8 :04/12/09 00:38:41 ID:???
ナナイが監視廠から出てきたのは随分と経ってからだった。
もう既にアクシズはコロニーの遥か遠くを飛び去っている。
岩隗に眠る無数の兵士たちの骸と名誉、そして連邦とジオンの二人のトップエースの亡骸も
もはや地球圏に戻ることはないだろう。
「大佐、アムロ大尉。安らかにお眠りください・・・」
ナナイと青年は、見えないアクシズに最後の敬礼を行うと、微笑を交し合って去っていった。

払暁。
エレカを走って追いかけるという無謀な真似をしたパン売りの少年は
一人、何も積んでない屋台の影に座ったまま朝を迎えていた。
いくらコロニーの朝が早いとはいえ、さすがに人影はない。
結局メスタを追いかけるどころか、帰ってきたかどうかもわからず、
少年は不思議な虚脱感に囚われていた。
「あの人たち、ジオンだったんだろうか・・・そして夜に来たあの人はメスタさんの恋人だったんだ」
その想像は、少年に絶望を抱かせる。
社会に出て働いているとはいえ、彼はまだローティーンでしかなかった。
だから、ぼうっと座っていた彼の前を、一人の人間が旅装に身を包んで通り過ぎたとき
彼には全く声をかけるつもりはなかった。
「メスタさん!!」
「・・・? あなたは、いつも家の前でパンを売ってる」
「ハ・・・ハイ」
「何か?」
軽装のジャケットにズボン、という服装は昨日の軍服を思い出させるデザインでありながら
少年にはいつものメスタであると思えるものだった。
その気安さが、彼に軽率な発言をさせたともいえるだろう。
「あの・・・昨日、どこに行かれてたんですか?」
「・・・」
メスタのやわらかい両眼が、一瞬のみぎらりと光った。

70 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/09 01:04:02 ID:???
割り込みスマン。
えっと、メモ帳とかに書いて、まとめて書き込んでくれると嬉しいんだが。

眠いが続きが気になるよう・・・。

71 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/09 01:10:08 ID:???
せっかちさんはいけないことですわよ
夢は夢のままにね!
あなたは今夢を見ているのですから

72 名前:メスタの恋 9 :04/12/09 01:15:09 ID:???
メスタの目に光った恐るべき光・・・それはとりもなおさず、少年を恐怖せしめた。
それと同時に、少年にある確信を与えていた。
「メスタさん、ネオ・ジオンの人なんですね」
「そう・・・だとしたらどうする?」
「・・・いえ、何も」
英雄でもなければ軍人でもない少年にはそれだけ答えるのが精一杯であったろう。
少年は、昨日からの一連の事件で、自分はおかしなことをしていると自戒するのがやっとであった。
「なら、お願い。そのことは誰にも話さないで。」
「はい・・でも最後に教えてください。メスタさんはここを離れるんでしょう?」
「そうよ。友人の結婚式にね。地球へ行くの」
それが嘘であることを少年は直感したが、何も言わなかった。言えなかった。
その代わり、先ほどの質問を繰り返すにとどめた。
「昨日は、どこへ行ったんですか」
彼は、メスタがにこりと笑ったのを見た。
「片思いだった人と、お別れをしてきたのよ」
その人が青年ではないことを少年は悟った。そして彼自身、もうメスタに会うこともないだろうと。
「さようなら、元気でね」
「さようなら、貴女も、メスタさん」
コロニーのどこか不自然な朝の中で、宇宙港に向かうメスタ・メスアは少年のそばをゆっくり離れていった。
そして、少年の直感どおり、メスタは去り、
彼は老いて死ぬまで、二度と彼女に会うことはなかった。


73 名前:メスタの恋 番外 :04/12/09 01:24:41 ID:???
ナナイ「大佐・・・アムロ大尉・・・安らかに・・・」

同時刻。
シャア。
ζζ,λ,ノハλ)ノ⌒ヽ、  「・・・・」
(▼A▼ )_人__)
アムロ。
   r'⌒⌒^'、   
  ( rνyy'ソ  ZZZZZ
   (ヾ  ~ノ ,  
  /,/___( つ 
 (((((( ,/) 
   し'し'  

安らかに。

74 名前:メスタの恋 後書き :04/12/09 01:31:11 ID:???
二日がかりで終わりました。
当初はナナイ以外にも名前があり、>>70さんの言うようにコピペをしていたのですが
内容が冗長すぎ、また変えたほうがいいと思いまして書きながら貼っていきました。
夜遅くまでごめんなさい。
ナナイについては色々な考察があると思いますが、わかりにくくてすいません。
拙劣な文章をお許しください。
メスタの名前は>>66さんの言うとおり、偽名を使って隠れるとしたら小説版の名前がいいかな、と思っただけです。
少年や航法士官の青年に名前がないのも、オリジナルキャラをあまり目立たせたくなかったからです。
結局目立ってしまってごめんなさい。
方々におかれましてはシャアもアムロもプルも出てこない話を待っていてくださり、ありがとうございました。
おやすみなさい。
もしこいつよくわからんぞ、と思われましたら遠慮なくご批判お願い申し上げます。


75 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/09 01:40:54 ID:???
>片思いだった人と、お別れをしてきたのよ

片思い、ね。切ない。

76 名前:51 :04/12/09 01:43:08 ID:???
>メスタの恋
>49に乗っかって与太ネタを振っただけだったのに、こんなのが飛び出すとは思わなかった。GJ!

   r'⌒⌒⌒'、  
   (ミ"""メ""ミ)
   ヽ▼∀▼ノ<マグロだと?ふっ、私はベッドの上でも通常の3倍なのだよ。

     r'⌒⌒⌒'、
     (ミ"""メ""ミ)
     ,ヾ∩Д▼ノ<…何、パワーダウンだと?
    /(_ノ¥ィ \
  ⊂こ_)__)`ヽつ



77 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/09 01:45:11 ID:???
>>メスタの人
GJ!
割り込んじゃってごめんなさい。
シャアもアムロもプルも出てこない話は、前にカミーユやブライトの話も在ったし
ジオン側の人のその後も、素直に嬉しいです。

個人的に私も、ナナイは映画や小説の後、隠れ住んでいたのではないかなぁと
思っていましたので、余計に嬉しかったかも。

本編が真面目であった分、番外が・・・ベタですな。w
やっぱ、今現在の大佐へは、ナナイの思いは通じないようで・・・。以前もか?

78 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/09 04:06:17 ID:???
メスタの人とアムロの夢の人って同じ作者さんだろうか?
とにかくGJ。
俺はアムロの人が昔書いたというFFがどれなのか気になるw

79 名前:63 :04/12/09 23:24:01 ID:???
>>65
ありがとうございました

メスタの人GJです
こういうシットリした話も好きです

80 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/09 23:50:01 ID:???
GJ
今回のスレは、最初から飛ばしてますね。

81 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/09 23:57:44 ID:???
素敵なシャア
ttp://asame.sakura.ne.jp/renita/cgi-bin/data/IMG_002476.jpg

82 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/10 00:10:00 ID:???
>>81
赤いの右下だけかよ。
左下は違和感無いな。
左上は・・・かぶるならマスクを取れと(ry

83 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/10 00:15:54 ID:???
  >81         / ,r ̄\!!;へ
             /〃/   、  , ;i
             i,__ i ‐=・ァj,ir=・゙)
             lk i.l  /',!゙i\ i
             ゙iヾ,.   ,..-ニ_ /
             Y ト、  ト-:=┘i    フッ・・・冗談はよせ
              l ! \__j'.l
              」-ゝr―‐==;十

84 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/10 00:35:18 ID:???
>81
>左上
ところで、ゼクスのメットは、意匠的にはパーマンメットを思わせるものがある。

>左下
あのキャスバル坊やが…。
なお、キャスバル坊やにはダークサイドから戻してくれる妻も子もいません。残念!

85 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/10 00:56:43 ID:???
妻 アムロ
子 プルズ(一部妻兼任)

86 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/10 11:52:12 ID:???
彼がつける聖衣は、天馬座より蠍座だろう。
天馬座はアムロに任せておけ。

87 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/10 23:31:54 ID:???
>>85
>妻 アムロ
>子 プルズ(一部妻兼任)

セイラ:
 「に・・・兄さん・・・貴方は・・・貴方と言う人は・・・(ワナワナワナ)・・・
  血を分けたのでないとは言え、我が子に手を・・・・
  あまつさえアムロにまで・・・」
シャア:
 「ま・・待てアルテイシア!話し合おう、話せば」
セイラ:
 「(聞いてない)かくなる上は、この私自らが天罰を」
シャア:
 「(冷や汗三斗)聞けアルテイシア!!誤解だ、プルは」
プルI:
 「誤解?・・・身に覚えがありまくりだと思うが・・・」
プルJ:
 「(ぽっ)・・ええ、あんな事とか・・・それに、あんな事まで」
シャア:
 「Iっ!!じぇ、J、頭を撫でたくらいであんな事などというのは」
プルE:
 「え?シャワールームとか、お風呂場とか」
シャア:
 「ああ(こほん)、E、その件については後で」
セイラ:
 「(凍結した視線)兄さん、・・・事と次第によっては、今日が貴方の命日ですよ」
アムロ:
 「普段の行いが悪すぎるな」


88 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 00:08:04 ID:???
「アムロもアムロです。」
以下2対13のグタグタ


89 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 00:38:48 ID:???
セイラ「それにアムロ・・・あなた・・・まともだと思ってたのに」
アムロ「いや何を考えているかはわかる。思い切り誤解だ」
セイラ「男同士でなんて・・・汚らわしい・・・っ!」
シャア「アルテイシア・・・兄を良くそこまで悪し様に」
セイラ「お黙りなさいっ!!もうあなたを兄だと思いません!
    とっとと出て行って頂戴、好きなだけアムロと乳繰り合っていいのではなくって?!」
アムロ「(嘆息)」
シャア「諦めるなアムロ、この程度の誤解など!」
セイラ「こんな人たちに育てられていたら汚らわしい精神になってしまうわ。
   みんな、こっちにいらっしゃい。」
プル 「「は〜い」」

90 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 00:39:44 ID:???
セイラ「それにアムロ・・・あなた・・・まともだと思ってたのに」
アムロ「いや何を考えているかはわかる。思い切り誤解だ」
セイラ「男同士でなんて・・・汚らわしい・・・っ!」
シャア「アルテイシア・・・兄を良くそこまで悪し様に」
セイラ「お黙りなさいっ!!もうあなたを兄だと思いません!
    とっとと出て行って頂戴、好きなだけアムロと乳繰り合っていいのではなくって?!」
アムロ「(嘆息)」
シャア「諦めるなアムロ、この程度の誤解など!」
セイラ「こんな人たちに育てられていたら汚らわしい精神になってしまうわ。
   みんな、こっちにいらっしゃい。」
プル 「「は〜い」」

91 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 10:05:34 ID:???
プルたちの「「は〜い」」には
「何か美味しいもの食べさせてくれそうだから、付いて行っちゃお♪」が込められてそうだなw

92 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 10:20:30 ID:???
「それは違うぞアルテイシア!
仮に我々を夫婦とみなしたところで
あるのはセックスレスとドメスティックバイオレンスだけだ!」

「そういう返しもどうなんだよシャア」

93 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 10:47:45 ID:???
セイラ:「言い訳なんて情けない、それでも男ですか!!」

94 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 12:11:03 ID:???

     r'⌒⌒⌒'、
     (ミ"""メ""ミ)
     ,ヾ∩Д▼ノ<…ぶっ、ぶったね
    /(_ノ¥ィ \
  ⊂こ_)__)`ヽつ




95 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 17:12:30 ID:???
J「あぁ大佐が…」オロオロ

I「放っておけ、良い薬になる」

96 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 20:20:42 ID:???
そういえば、シャアって何冠だっけ? ロリコンとシスコンとマザコンと他にもあった気がする。

97 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 20:39:06 ID:???
エディプスコンプレックス?


98 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 21:01:24 ID:???
ロリコン 確定
シスコン 確定
マザコン ?そうなの?
ファザコン 微妙・・・父親を彼はどう思っていたのか?
エディプスコンプレックス そこまで母親を愛しているの?
エレクトラコンプレックス  エディプス〜を調べたら出てきた。娘→父親だから違う罠
オバコン 年上との愛の描写は無かったよね・・・
ブラコン こりゃ違う
ショタコン これも無いよね

何とかコンプレックスって、他に何かあったっけ?

99 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 21:10:31 ID:???
エディプスコンプレックスはアムロ父、ララァ母と解釈するとしっくりくるんだよ
アムロはララァへの間を妨げた乗り越えるべき壁だからな

マザコンは確定じゃねーの?
「母親になってくれたかも」とか、普通いわないw
ララァ生きてたらどう思ったことやら。ララァは普通の少女的にシャアを好いてたっぽいのに

100 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 21:18:38 ID:???
>母親になってくれたかも〜

あぁ〜!忘れていた!
何故こんな台詞を忘れていたんだろう・・・

マザコン 確定

これで三冠王

101 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 21:25:39 ID:???
ヽ▼∀▼ノ 三冠王…なんか照れるな…

102 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 21:50:32 ID:???
三冠の三倍だから九冠だな

103 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 23:19:41 ID:???
アムロに対する執念は歪んだ愛情にも似ている気がする。ホモだとすると変態冠位4冠か。

104 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/11 23:23:01 ID:???
>>99
具体的な母親ってーよりは、「母性」コンプレックスじゃないかな?
ここら辺は禿御大らしいキャラ造詣ですな。

あと、アムロ(つーかニュータイプ全般)には間違いなく葛藤があると思う。
明確なコンプレックスかというと疑問だけど。
アムロはなんだかんだ言ってコンプレックスと折り合いつけようとしてたけど>つまりはオサーン化
赤い人はゴキブリマント時代から下手に老成してただけに、
なかなか自分のことは解消できないだろうな

105 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/12 00:52:40 ID:???
NTコンプレックスはあると思う
なーんかシロッコとのやりとりとかに感じる

106 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/12 09:23:56 ID:???
つーか本来はロリコンじゃなくてマザコンらしいけど。

107 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/12 16:18:08 ID:???
確かに明確なロリコン描写は無い。クェスもちと違うし。
が、はにゃーんに手を出してたというのが致命傷だ。とくに2ちゃんにおいては。
つくづく3倍速の男よ

108 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/12 19:56:41 ID:???
はにゃーんについては手を出したのか
出されたのから逃げたのか定かでないかと

109 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/12 20:06:14 ID:???
はにゃーんの片思いだったから・・・出された側かな〜と俺は思う。
あくまで俺の考えだよ?

110 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/12 23:46:52 ID:???
大佐にとって最大の敵はギュネイかも知れない
赤くて三倍がロリコンの枕詞になったのは奴の功績だろう

111 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 01:36:49 ID:???
しかも、クェス相手を揶揄してならともかく、ララァとのことで言われたんじゃなw
当時は赤い人だって二十歳だったんですよ〜

112 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 01:45:08 ID:???
まぁ、あんな仮面被る奴が変態じゃないはず無いしな。
ロリコンくらい大したことじゃないさ。

113 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 04:04:25 ID:???
ガンダムシリーズで仮面=変態の図式を作ったのはシャアだからなw
やっぱりすべてのガンダムシリーズ最高の変態でなけらばいけないだろw

114 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 04:17:39 ID:???
最高の変態とは!?

115 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 08:07:20 ID:???
パンツをかぶるか、蝶々マスクをつけたシャア

116 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 13:48:21 ID:???
どっちもジャンプネタか

117 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 16:05:18 ID:???
パンツをかぶるでこっちを想像した。でも……

B「あれ? アムロ起こしに行ったんじゃなかったのか」
L「うん。パンツマン体操してた。もう限界だから寝るって」
H(……また徹夜で機械いじりしてたのね)

アムロのほうがしっくりきた。

118 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 16:24:49 ID:???
アムロだからなぁ。
やっぱ仮面被ってタキシード着て深夜徘徊でしょ。
しかも本人にその記憶は無い。

119 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 17:03:35 ID:???
その様子をハロに撮影しておけば、
一生からかうネタになるかも知れませんよ、総帥。

120 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 17:20:38 ID:???
タキシード仮面姿にうっとりしてしまうCとか。
それで、その写真を保存されちゃって、一生後悔する事になるアムロとか。

121 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 17:47:25 ID:???
後悔のあまり自棄になって薔薇を咥えてみるアムロとか。

122 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 18:14:17 ID:???
プル達にせがまれ、ゴキブリマントとタキシード仮面で記念撮影。
笑いをこらえる子、呆れ顔でため息をつく子、そして…

J(ステキ…素敵です、大佐!)
L(アムロ…カッコいい)

キラキラと瞳を輝かせる少女と、うっとり頬を染める少女が、もう一人。
後日、JとLが楽しげに記念撮影について話す度に、シャアとアムロは頭を抱える羽目になったそうな。

123 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 18:59:04 ID:DCBp/2Ov
アムロ&シャア「「冗談ではないッ!!」」

124 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 19:04:56 ID:???
シャアは喜んでコスプレしそうな気もする

125 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 20:03:36 ID:???
シャア「ふむ、アムロのタキシードと仮面も中々のセンスだな。」
アムロ「・・・嫌味を言うな」
シャア「心外だな、私は真剣だぞ?これで赤ければ申し分ないとすら考えている。」
一同(それじゃタキシード仮面じゃなくて怪人赤マントだよ…)

126 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 20:27:20 ID:???
ゴキブリマントも袖なし&グラサンも
本人の趣味でやってたとしか思えないからな…

127 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/13 21:20:50 ID:???
もうアミーとキャシーシリーズがあるんだから
ちょっとした恥なんて恥のうちに入るまい。

128 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 02:11:21 ID:???
つか、大佐にしてみればタキシードってわりと普通に着てたんじゃ?
ほら、一様良家だし社交界とかも出てただろうし…

ってことでタキシードアムロは爆笑、白タキシードアムロ

129 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 02:32:35 ID:???
え?アムロが着るのはギリシア風甲冑じゃないの?

130 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 02:45:46 ID:???
タキシードアムロ・・・なんかシャアとアムロにとってはいや〜な気分のする声で喋る黒猫が。

131 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 03:57:24 ID:???
シャアとアムロがこれじゃララァも成仏できまい。
黒猫になって化けて出るくらいやりかねんw

132 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 05:24:20 ID:???
プルズがセーラー服美少女戦士にコスプレして(ry

133 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 05:39:29 ID:???
タキシード仮面の相方役を誰が演じるかで、例のトリオが(ry

134 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 05:45:52 ID:???
他のセーラー戦士の配役はどのプルがやるんだろうね?

135 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 05:51:00 ID:???
原作詳しくないので分からない…

136 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 05:54:46 ID:???
誰かSSよろ(w

でも、シャアはどうするんだろうな?

137 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 07:06:29 ID:???
だからギリシアのほうにしとけと。
まあはっきり言うと星矢のシャアとアムロは接点がほとんどないけど。
ただ相変わらずララァは出てくるぞ。
今度は大富豪の我侭お嬢様。二人は下僕。

138 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 20:40:28 ID:???
>132
まぁ、セイラー服なら無問題だよな。宇宙船だって、「船」だし。
 下にはくのがパンツタイプなだけで。

139 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 21:30:29 ID:???
おかあやんの裁縫技術でスカートも無問題

140 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 21:39:21 ID:???
ドムみたいなスカートだったらプルも嫌がると思うよ。

ただ、タキシードのヒロイン戦士役の取り合いでは血が流れるかもしれん・・・

そして一人ノケモノのされたシャアが部屋の片隅で血の涙を流すと。

141 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 22:17:46 ID:???
偶然にも水金火木土天海冥+ちびうさ+外宇宙組3人でぴったり12人じゃないか

シャアの枠は無いけどw

142 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 22:26:29 ID:???
正直、良くわからないのですが、正義の味方ばかりいても話が進まないのでは?

赤い人は悪役にとして、正義の味方に襲い掛かる役が似合うと思います。

143 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/14 22:27:53 ID:???
>>141
アムロ「お前にはこーゆーのもあるんだが…」
と取り出した白い毛皮の塊。
アムロ「赤でないのはアレなんだが」

A「なに気ぐるみ着こんでいるのシャア」
D「あ、あれだよあれ。ヴィーナスんところにいた白いのだろ」
G「あーあー、なんか頼りになりそうでなんないやつだよなあ」
F「…でも何か共感できる所がありそうね、双方とも。うふふ」

シャア「ええい、もう少しマシな配役はなかったのかね!」
アムロ「だってなあ…。後は敵役ぐらいしかないんだが。お前それでいいのか?」

144 名前:143 :04/12/14 22:29:13 ID:???
リロードすべきだった_| ̄|○

145 名前:142 :04/12/14 22:35:18 ID:???
こちらこそ割り込んでしまってスマソ。

ついでに訂正
×悪役にとして
○悪役として

ついていけない話題に、無理やり入り込むものではないな・・・。

146 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/15 23:11:53 ID:???
>>143
他のプルズは分からんがヴィーナスはプルJがやってくれそうだな。

それにしても、赤い彗星も堕ちたものだ・・・

147 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/15 23:24:35 ID:???
プルH(シャアを指差して)「お兄様、貴方は堕落しました」
シャア「……Hよ、それは一体どんな遊びなのだ?」
アムロ「堕落と墜落という字は似てるよな、シャア」

148 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/15 23:30:31 ID:???
29号??

149 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/15 23:34:27 ID:???
首の取れるシャア
ご飯が無いとおなかが空くんだなというシャア
下駄を鳴らして奴が来るシャア


150 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/15 23:39:53 ID:???
そして真っ赤な剛天号。

151 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/16 00:07:22 ID:???
>>149であ〜る君を思い浮かべたが、ちょっと違う悪寒!!

152 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/16 00:08:32 ID:???
>>151
いや
それでいいのだ
やぁ!!


153 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/16 00:41:23 ID:ZFsTMTzg
アムロは懐から自作のカメラを取り出した!

アムロ「オートフォーカス・・・」

154 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/16 01:01:23 ID:???
ということはアムロは地方公務員?

155 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/16 01:07:38 ID:???
古いコロニー・ロンデニオンに住み、連邦政府高官に「海岸掃除」と揶揄される仕事を
黙々と務めるアムロは、ある意味地方公務員といえなくもない。

156 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/16 01:15:14 ID:???
いや、
ハリセンもった公務員

157 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/16 01:20:51 ID:???
たわば

158 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/16 01:25:44 ID:???
残念だ!
アムロは甲子園に行けなくなったお花の人だ!

159 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/16 01:27:16 ID:???
あむろ「なんて酷いことを言うんです、俺はとさかさんじゃ有りません。」

160 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/16 01:27:19 ID:???
>156
アムロ「やめろ!ファンネルを外す」
ギュネイ「ふざけるな、ハリセンが何だっていうんだ!アムロは殺せーっ」

161 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/16 08:02:10 ID:???
とある日、シャアはプル達が耳慣れない歌を歌っているのを偶然聞いてしまった。

「アインス・ドゥエ・トライ・チェティーレ・オゥ・リウ・ジェット・エィト
究極総裁 シャア♪

アクシズ回る音を 聞いた事あるよね
あれは僕らの総裁 シャアがキラリと回す音

欠食な(人々よ) 偽りの笑顔を(脱ぎ捨てて)
騒動を巻き起こす あの瞳あの笑顔 
一緒に呼ぼうよね せーの シャア シャアー♪
「ふははははは」
三倍のスピードで やってくるよサザビーが シャア!

君のカリスマ待ってたんだ 君と木星行きたいな
ニュータイプと人と おかんと亭主と娘と
人の心の革新を 見せておくれよ
ああ逞しく ああ芳しく 強く
究極総裁 しゃ、しゃ、シャア〜♪」

シャア「アムロ―――-ッ!!!君かっ、君がこんな歌作ったのかっ!!」
アムロ「違うっ折れは無実だっ!!」
通常の三倍真っ赤になって追いかけるシャアと逃げるアムロを物陰から見ていたF。
「んー、そこを割り切っちゃえばシャアも楽になるのにね。ふふふ」

162 名前:161 :04/12/16 08:06:33 ID:???
>>161
「総裁」ではなくて「総帥」だった…_| ̄|○ スマソ

163 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/16 13:34:25 ID:???
究極変態でないだけ良いじゃないですか大佐(ボソ

164 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/16 20:25:14 ID:???
シャア 「それは私のお稲荷さんだ。」

165 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/16 21:22:04 ID:???
真っ赤なぱんてぃで興奮度も3倍。

166 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/16 22:46:51 ID:???
J「ない!私の下着が無いっ!」
I「ああ、あの勝負パンツか。」
J「そう、大佐を喜ばそうと真っ赤な…って何で知ってるのぉ!?」
I「コホン!そんな事より、先ほどから響く奇声の方が気になるのだが。」
J「そんな事がとは何よ!そんな事がってって・・・何?この声…大佐?」

フォオオオオオ!!

167 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/17 00:50:36 ID:???
流石にそこまで逝ったらまずいだろ

168 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/17 00:59:25 ID:???
流石にそこまではいかんだろ

169 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/17 01:09:12 ID:???
12人のセーラー戦士とタキシード仮面と変態仮面か・・・なんたる取り合わせ・・・

170 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/17 02:44:01 ID:???
結局の所、大佐とJ、Iは平行線のまんまのようだね。

171 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/17 03:14:08 ID:???
そろそろ声ネタとか食傷気味。軌道修正を。

172 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/18 01:35:40 ID:???
新作薄いよなにやってるのー、職人は(ry

173 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/18 03:28:23 ID:???
ゴメン・・・。
なんだかとっても眠いんだ・・・。

174 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/18 04:12:41 ID:???
C「そんな訳でほんのもうちょっとだけ、アムロを寝かせておいてあげてください。アムロはとても疲れてるんです」
G「昼は機械修理、夜は機械いじりで寝るヒマもないもんな〜」
I「…まぁ、致し方あるまい。アムロに倒れられては、このアクシズは3日と持たないだろうしな」



ヽ▼∀▼ノ<………

175 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/18 07:44:18 ID:???
ところでシャア派は増えたのかな?
アムロ派
プルA
プルB
プルC
プルD
プルE
プルF
プルH
プルK
プルL

シャア派
プルG
プルI
プルJ

うーん…アクシズ弾劾裁判で負けるわけだ、こりゃ。

176 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/18 07:53:28 ID:???
基本的に好感度が似たようなもんなら母寄りになる気がするな。
無理に分けなければ
アムロ寄りがB、C、Lでシャア寄りがI、J
他は中立ってところじゃないかね。

177 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/18 08:40:28 ID:???
BとCで言い合いになってる隙にLでオチがつくパターンの話が好き。

178 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/18 08:57:56 ID:???
俺もそのパターン好きだ。
Bの変化はやっぱニューガンダム〜スレの影響かな?

179 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/18 09:04:06 ID:???
プルLは向こうでアムロが夢に見ていたりする。
同じように、こちらではミネバの事を少しだけ連想していたりするが。
絶対無理だけど、二人が対面したらどうなる事やら。

180 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/18 10:59:23 ID:???
>>179
>絶対無理だけど、二人が対面したらどうなる事やら。
そこで時空振動弾ですよ(ぼぐっ)

181 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/18 11:15:04 ID:???
アムロの夢の中なら会えますよ。

>>19の人には、是非またSSを書いて欲しいな。
文章表現が素晴らしかった。

182 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/19 15:19:31 ID:???
>>179

ある日の昼食風景:
プルA:「あれー?わたしのパンはー?」
アムロ:「ちょうどみんなの分あるはずだぞ。・・さては誰か・・」
プルE:「・・・・・」(じー)
シャア:「わ・・私ではない!!私ではないぞ!!」
プルB:「ん?・・私のもない!」
プルI:「ちょっと待て、2人多いぞ!!14人居る!!」
プルD:「14人?・・いつも通りじゃん」
シャア:「ぬっ!?・・違うぞプルD。プルが14人居るのだ」
アムロ:「・・そういえば・・・」
シャア:「ふっ。目の鋭さは私の方が上のようだな、アムロ」
プルJ:「流石です、大佐」
プルI:(・・女に目がないだけではないのか?)
プルE:(・・ロリコン?)
プルG:「おし、点呼だー!!」
プルズ:「「いーち」」「「2」」「さーん」「よんだよ」「・・・ご」「ろくでーす」「ななー」「は・ち」「9ですね」「じゅうっ」「じゅーいち」「お父さん、じゅうにだよ」
プルF:「・・12人じゃん」
プルH:「いいえ(☆☆(きらっ))。・・・あなたと、あなた、左から1番目と2番目の人が、犯人です」
プルA:「・・バレた?(・・;」(何が?)
プルI:「A、まぎらわしい冗談はよせ(・・#」
プルB:「・・いや、違う!!『貴様だな?!』」
プルツー:「私はプルツーだ」
プル:「えー?何々?みんなわたし?ここってお風呂ないのー?」
プルI:「・・・冗談はさておいて、我がアクシズでは盗み食いは弾劾裁判という事になっているのだが」
シャア:「待てI、彼女たちは状況を判っていないようだ。ここは、私が・・」
プル/プルツー:「「アムロ、助けて」」
アムロ:「・・・・・・・・・・・・・・・・とりあえず、食事の前には手を洗うんだ」
プル/プルツー:「「はーい」」
プルF:「アムロの言う事は聞くのね」
プルB:「・・愛?」(ぽっ)
シャア:(灰になっている)


183 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/19 16:18:11 ID:???
プルツーなら、場所からしても化けて出ておかしくは無いが・・・。
プルHやプルBに対して、それとは知らせずに感応してたのかも。

184 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/21 00:21:05 ID:???
5人目の子供?

185 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/22 00:38:11 ID:???
A「こっちの方ではいつものことだもんね〜」
F「見慣れた光景ですから。」
D「それに結構、元気だもんな!」

ヽ▼∀▼ノ<私だとて苦しいときはあるのだよ、諸君。裁判とかサウナとか蓑虫とか。

I「…シャア。少しは振る舞いを改めないと、ほんとうにバルサンを放り込まれかねないぞ?
あちらのアムロのように、こちらのアムロにも」


186 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/23 12:51:06 ID:???
そろそろ大佐の晴れ舞台が着ますね〜

187 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/23 21:56:52 ID:???
アムロサンタの前座で終わるかもしれないがな。

188 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/23 23:41:12 ID:???
>>187
アムロサンタの前で正座で終わるって
読んでもうた・・・。

189 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/24 00:51:47 ID:???
>アムロサンタの前で正座で終わる

うわ。何か凄いありえそう。

190 名前:メリクリ!1. :04/12/24 00:59:43 ID:???
クリスマスになれば街は賑やかお祭り騒ぎだが
ここ、辺境の地アクシズでもそれは例外ではない。
街のそれに比べれば随分とささやかではあるが。

アクシズ内にある一家の共有スペースである
ダイニングキッチンの大きなテーブルの上に一枚布を広げて
アムロとプルC、プルEそしてプルLの4人は
パッチワークの仕上げに取り掛かっていた。
パッチワークのパターンはというとそれは
クリスマスツリーだ。
温かみのあるアイボリーの下地に、もみの木の緑が美しく映える。
四人総出で下地やもみの木に刺繍やパターンを入れたり、
布の端の始末をしているだ。
他のプル達はというと、このツリーを飾るオーナメントの製作や、
明日のパーティーの為の飾りを作るのに余念がない。
「よし!できた!」「見せて、見せて!うわぁ、プルG、上手いねぇ!」
あらかたのオーナメントを作り終えたプル達が作っていたのは、
可愛いサンタの格好をした、
小さなプルの人形(エポパテ製)だった。
「ふふーん!でもプルAももうちょっとじゃないか。ガンバんなよ」
「そうなの。でもココの所のヤスリがけが難しいのよね」
「私も出来たわ。G、これからどうするの?サフを吹くなら換気しないと・・・」
「F、解ってねぇなぁ!時代はサフレスだよ・・・」





191 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/24 01:11:50 ID:???
連投支援

192 名前:メリクリ!2. :04/12/24 01:32:47 ID:???
「Gちゃん達、いいなぁ・・・」
「プルC達も後で作るといいよ。みんなで一個ずつ
人形を作って飾るんだ。」
手を止めて、サフを吹くかどうかで喧々諤々やっているFとGを
眺めながらひっそりとつぶやいたプルCに
糸を玉止めにしながらアムロは返した。
「サンタさんが12人もいたら、プレゼントを配るのだってすぐだね!
世界中にだって、きっと、あっという間に配っちゃう」
頬をピンク色に染めて、プルLが楽しげに言う。
「じゃあ、アムロに赤鼻のハロを作ってもらおう!ハロのそりに乗って世界を廻るんだ」
輪飾りを作っていたプルDが顔を上げて言った。
『アカハナ・・・なんか・・・そんなヤツいたような・・・気が・・・』
アムロが遠い目をしかけたその時、今までもくもくと作業をこなしていた
プルEがその手を引いた。
「アムロ、終わったよ」
もみの木のパッチワークは完成していた。

193 名前:メリクリ!3. :04/12/24 02:06:21 ID:???
アムロが部屋を出るとプル達は顔をつき合せて話し出した。
「ねぇねぇ!明日、アムロはどんな料理を作ると思う?」
口火を切ったのはプルBだ。
「カナッペを作るんだって言ってたのは聞いたわよ。ミノ粉もたくさん用意していたみたい」
「薄いスチール板を曲げて形作っていたのは、カナッペの型押しに使う為か・・・」
「KもIも情報仕入れてんなぁ!C!お前は何か聞いてないのかよ?!一緒に下ごしらえとかしてんだろ?」
「Gちゃん、ヨダレ・・・。う〜〜ん・・・。今年はミノ粉があるから、幅が広がったとは言ってたけど・・・
本とか見ながら、試行錯誤しまっくてるみたい。」
「じゃぁ、何か新作が出てくるかもしれないね!」
プルHが言うと、すぐさまGが後を継ぐ。
「ケーキとか、出るかなぁ!クリスマスはケーキらしいしな!
ああ!あと!あと!あと!タ〜キィ〜〜ってヤツだよ!七面鳥!」
「七面鳥はムリよ。でもケーキはあるかもしれないわね」
プルGの無茶な妄想に鋭い突込みを入れながらもプルFもどこか浮かれ気味だ。
「でもあたし、プリンも捨てがたいのよね」
「バカだなぁ!A!プリンは別腹だぜ!」
「そういう問題ではないぞ。G」
「なんだよ!Jやっとしゃべったと思ったら、連れない事言って!お前はプリンなしでもいいってのかよ!」
「な・・・!!わ・・・私は・・・私はだな・・・」
「えーー!プリン無しはイヤだぁ!」
「でもケーキも食べたいよぅ」
ダイニングキッチンは最早、食い気と妄想のカオスと化そうとしていたその時。
「終わった」
一人会話に参加することなく黙々と作業を続けていたプルEが
自分の人形を作り上げていた。

「・・・あッ・・・!」×11


194 名前:メリクリ!3. :04/12/24 02:09:32 ID:???
「よし!後はアイロンを当てれば準備完了、飾り付けに移行だな」
アムロは布を持って立ち上がり、パンパンと表面に付いた細かい糸くずを払った。
「俺は今からアイロンをかけてくるから、プル達はオーナメントを作ってな」
「はーーい」×12

アムロが部屋を出るとプル達は顔をつき合せて話し出した。
「ねぇねぇ!明日、アムロはどんな料理を作ると思う?」
口火を切ったのはプルBだ。
「カナッペを作るんだって言ってたのは聞いたわよ。ミノ粉もたくさん用意していたみたい」
「薄いスチール板を曲げて形作っていたのは、カナッペの型押しに使う為か・・・」
「KもIも情報仕入れてんなぁ!C!お前は何か聞いてないのかよ?!一緒に下ごしらえとかしてんだろ?」
「Gちゃん、ヨダレ・・・。う〜〜ん・・・。今年はミノ粉があるから、幅が広がったとは言ってたけど・・・
本とか見ながら、試行錯誤しまっくてるみたい。」
「じゃぁ、何か新作が出てくるかもしれないね!」
プルHが言うと、すぐさまGが後を継ぐ。
「ケーキとか、出るかなぁ!クリスマスはケーキらしいしな!
ああ!あと!あと!あと!タ〜キィ〜〜ってヤツだよ!七面鳥!」
「七面鳥はムリよ。でもケーキはあるかもしれないわね」
プルGの無茶な妄想に鋭い突込みを入れながらもプルFもどこか浮かれ気味だ。
「でもあたし、プリンも捨てがたいのよね」
「バカだなぁ!A!プリンは別腹だぜ!」
「そういう問題ではないぞ。G」
「なんだよ!Jやっとしゃべったと思ったら、連れない事言って!お前はプリンなしでもいいってのかよ!」
「な・・・!!わ・・・私は・・・私はだな・・・」
「えーー!プリン無しはイヤだぁ!」
「でもケーキも食べたいよぅ」
ダイニングキッチンは最早、食い気と妄想のカオスと化そうとしていたその時。
「終わった」
一人会話に参加することなく黙々と作業を続けていたプルEが
自分の人形を作り上げていた。

「・・・あッ・・・!」×11


195 名前:メリクリ!書き者。 :04/12/24 02:12:43 ID:???
最初の数行抜けてたです・・・。
194が正しい話の流・・・れ・・・
もうダメ・・・。眠い・・・。
寝ます。続きは起きたら書く・・ます
シャア・・・シャアは・・・
カユ・・・・ウマ・・・・


196 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/24 02:59:09 ID:???
カユ・・・ウマ・・・。

197 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/24 20:01:48 ID:gC+q+eWb
ヴォアアァァ〜〜

198 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/24 20:03:05 ID:???
アクシズに研究段階の生物兵器とか残ってたりして。

199 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/24 20:49:59 ID:gC+q+eWb
アムロ「バッ バズッ バズーカっ!」
シャア「・・・・・・」
アムロ「バッ バズッ バズーッ バズーカ! バズーカだっつーの! コルトパイソンでも可ッ!!」


シャア「・・・・・・見なかったことにしよう」


数十分後、アクシズの閉鎖区域でアムロは素手で勝利をもぎとっていた

アムロ「俺が、一番上手く、ガンダムをぉーー!!」

プルL「ちょ〜くすり〜ぱ〜♪」
プルC「アムロ・・・格好良いです」
プルB「無駄の無い見事な動きだ・・・」
プルE「・・・楽しそう」
プルH「まぁ、アムロったらあんなに活き活きと・・・」

200 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/24 20:52:05 ID:???
>198
「生物兵器」と言って良いなら、12体もの失敗作または未完成品が現に放棄されていたわけだが。

               r'⌒⌒⌒'、
           (⌒\(ミ"""メ""ミ)
            \ヽヾ▼Д▼ノ だが、そういう言い方は止してもらおうか。
             (m   ¥⌒\
              ノ    / /
              (   /ノハλ)
           ミヘ丿 ∩>200;)
            (ヽ_ノゝ _ノ


201 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/24 21:28:47 ID:???
シャアカッコいいぞ。

202 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/24 21:38:41 ID:???
だがこういうときに限ってプルズは見ていない。
大佐がんばれ大佐

203 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/24 21:45:45 ID:???
大佐かわいいよ大佐・・・w

かんけーないけど、メリクリってタイトル読んだら、
思わず 「メリクリウスとバイエイト」 って連想してもうた orz

204 名前:メリクリ!4 :04/12/24 21:57:15 ID:???
アイロンをかけ終わったアムロは
部屋の引き出しから箱を一つ取り出した。
中には大ぶりの星が一つ。
パッチワークのツリーに飾る為に削りだしたワンオフの星だ。
黄金色の光の粒を撒き散らすそれを見ながら
「そういえば、こんな色のMS、乗ってたよなぁ」
アムロは今まで見てきた機体たちに思いを巡らせた。
悪魔と、流星と呼ばれた機体を祖とする白い機体たち。
それは連邦のというより、ニュータイプの象徴のような。
自分が落としてきた機体、落とされていった機体達。
その記憶に寄り添うように思い出される、忘れえぬ人たち。
そして、自分をこんな所にまで寄越す事になった最初の分岐。
MSという概念をヒトの世に刻み付けた緑の機体。
「緑のザクと、赤いザクか・・・。クリスマスカラーだな。
その次が金のMSだからな。」
頭の中でザクと百式でツリーを作りながら、アムロは「フフ。」と笑った。
「さて。ラストスパート、行きますか。明日の下ごしらえもあるし。」



205 名前:メリクリ!5 :04/12/24 22:38:10 ID:???
キッチンの方はというと、プルEがプル人形を完成させたのを皮切りに
次々とサンタなプルの人形が完成されていった。
塗装は結局、ガンダムマーカーで済ませたようだ。
大きなチョコパフェを抱えたサンタプルはAだ。
オレンジ色のリボンを首元に飾ったプルB。
色とりどりの布地をたくさん袋に入れたプルC。
何故かその手に焼き鳥をもっているサンタっぽいイキモノを生成したプルD。
お父さんと色違いで白いネコの縫いぐるみを抱えたプルE。
クリスマスカラーの閻魔帳を持っているのはプルF。
サンタ帽に撃墜マークをつけたプルGと、その瞳が怪しい光を発してるHサンタ。
プルIとJは二人とも何の変哲もないサンタルックのプル人形だが、
その赤い色は他のプル達よりも丁寧に美しく塗られていた。
プルKとプルLは二個イチだ。お父さんを抱っこしたプルLサンタを
プルKサンタが手を引いている。
「出来たねー!」
「プルA!まだ触っちゃダメだぞ。もう少し乾かさなきゃ。」
そう言ってプルJは紙の上に並べたサンタをテーブルの真ん中に寄せた。
「出来たかい?」
「あ!アムロー!なにー?!なになに?!そのピカピカ!」
プルAがアムロの手を覗き込むと、興味を引かれた他のプルたちもそれに習う。

「お星様だーーー!!」×12


206 名前:メリクリ!6 :04/12/24 23:34:26 ID:???
「うわーー。きれーい。ぴかぴかー。」
うっとりとプルEは言った。
「ベツレヘムの星っていってね。
クリスマスツリーのてっぺんに飾るんだよ。」
「ベツ・・・へ・・・?何語?」
混乱するプルGにアムロは薄く笑って答えをはぐらかす。
プルCはアムロの手をぎゅっと握った。
「アムロ。人形はまだ乾いていないんだ。」
「じゃあ、他のオーナメントから付けていこう。
まずはこのパッチワークタペストリーを壁にかざって・・・
あと・・・雪の綿も・・・」
プルJの言葉にうなずき、アムロが作業の算段をつけると
プル達はわらわらと飾り付けを始めた。
緑色の大きなツリーはプル達が作った、様々なオーナメントに飾られていく。
お菓子の詰まった大きな赤いブーツや、シマシマステッキ。
MSデッキで溶接の要領で切り抜かれた、ガラスの星と雪の結晶。
「うーん。豆電球がないのがやっぱりチョッと寂しいかなぁ。
スパンコールとかあれば良かったんだけど・・・」
来年までに開発するかな・・・。と思案しているアムロの手を
プルCが引っ張った。



207 名前:メリクリ!7 :04/12/25 00:14:03 ID:???
「なに?プルC」
「あのね。」

もう使えないMSの座席をばらした時に取っておいた中綿を
プルKが丁寧にほぐすと、固まっていた綿はすぐに
本来の柔らかさを取り戻した。
プルIがそれを受け取るとそっとツリーに飾り付けていく。

「あのね。あのツリーは、もみの木はアクシズなの。」
「・・・・・・・。」
「それでね、その上に私たちプルがいてね・・・」

「乾いたみたいだぞ」
Jがプルサンタの乾き具合を見て言うと、
プル達は思い思いの場所に自分の人形を飾っていった。

「アムロは、アクシズや私たちを包んでくれる
あの白い綿雪なの」
今まで飾り付けられていくツリーの方を見ていたプルCが
アムロの瞳を覗き込むようにして言うと
「じゃぁ・・・シャアは?あの星?」
一瞬、ハッとした様な表情をしたものの、直ぐにいつもの笑みを浮かべて
アムロは未だ飾られていない金の星を指した。
「シャアは星っていうよりコレじゃないの?」
「Dちゃん!」
プルDが手に持っているのは、メタルレッドに塗られた飾り玉だった。
「いっつもアクシズのどっかで吊るされてるカンジで!シャアっぽくない?」
「プルD!何て事を言うんだ!大佐は・・・大佐はそう!星だ!赤く塗ってやる!」
Jはガラスの星を握り締めながら言った。
「でも、それもやっぱり吊るされてる・・・」
プルEの指摘にJは一瞬言葉を失うが直ぐに持ち直すと
「じゃあ、この星だ!」
アムロが作った金の星を掴むが
「それ、赤く塗っちゃうの・・・?」
またしてもプルEの言葉で固まる。
「塗るならクリアレッド・・・いや、一回シルバーに塗装しなおしてから・・・」
「お止しなさいよ。G」

「いいんだ!赤く塗らなくったって!このままで!
星の金色は、大佐の金髪の金なんだ!そういう事にしとく!!」
涙を振り切ってプルJは掴んでいた星をツリーの頂上に付けようとしたが・・・
「まって!プルJ!!
・・・あのね。アムロ。あの星はね、アムロとシャアの二人で
付けて欲しいの。」
アムロが星に込めた思いを見透かしたようにプルCは言った。

「・・・・・
しょうがないなぁ・・・」



208 名前:メリクリ!8 :04/12/25 00:59:34 ID:???
     ||
   ⌒||⌒ヽ
  ιミ  ||  ι)
  (▼ソ || ミ丿   ・・・・・・寂しい・・・。
   ミ≡≡≡j   寂しくて死にそうだ・・・。
   ミ≡≡≡j
   ミ≡≡≡j
   ヽ)ヽ)

キッチンの楽しげな喧騒が聞こえるか聞こえないか
ギリギリの所にシャアは吊るされていた。
今日もまた、何かアムロの逆鱗に触れるような事を
したか言ったかしたのだろう。こうなるともう日課だ。
いっそのこと何も聞こえなければ諦めも付くだろうが
ひそかに聞こえる楽しげな声が嫌がおうにも
一人ぼっちプレイの雰囲気を盛り上げる。
それに反比例してシャアのテンションはダダ下がりし続ける。
寂しんぼ総帥には非常に効果的な手だった。
「チョッとは反省したか?」
「ぬ?!ア・・・アムロ!
い・・・今頃来て何だというのだね!私がどれだけ
寂しい思いをしていたか解っているのか?!
こんな真綿で首を絞めるような責め苦・・・!」
「お仕置きされるような事をするお前が悪い。
真綿で首を絞めるとはよく言ったな。俺は綿なんだそうだ。
正確には綿雪だけどな。」
さっきちらちら聞こえてきた会話の内容だろうが、
全精力を結集しても途切れ途切れにしか会話は聞こえてこなかった。
そしてそれに起因であろうアムロの言葉。
またしても除者気分を感じるシャア。
『二人でいても一人ぼっちとはこれ如何に・・・!』
「今回はこの辺で勘弁してやるよ。しょうがないから。」
アムロはシャアを縛っていた繊維状のガンダリウム合金で編まれた縄を解くと
先導して歩き始めた。
「あ。そうそう。明日、もし何かやったらお前、
パーティの中継を例の百式の中で見てもらうからな。」
「・・・・・・・・・・・ヒィ!!」



209 名前:メリクリ!9 最終章〜プルCの日記〜 :04/12/25 02:40:45 ID:???
あの後。
星はアムロとシャアの二人の手で
ツリーの頂上に付けられました。
ようやく明るい所に連れてきてもらえたシャアが
浮かれポンチ絶頂で星を付けるのを見たアムロは
ちょっと疲れた目をしていました。

あのね。ツリーのてっぺんの星を「ベツレヘムの星」って
アムロが言っていたでしょ?
ベツレヘムの星っていうのはね、
キリストが生まれた事を賢者達に知らせ、その場まで導いた
導きの星なの。
この話を本で読んだときに私、
ああ、きっと星がアクシズの中で眠る私たちのところにアムロとシャアを
連れて来てくれたんだって思ったの。
もちろん私たちはメシアじゃないけれど。
あのまま、永遠にカプセルの中に閉じ込められたまま、
息絶えるしかなかった私たち。
地球に落とされる寸前まで行った私たち。
そんな私たちのところにアムロとシャアが来るなんて奇跡だって。
そう思ってたから。
だからね。アムロがこれはベツレヘムの星だって言った時、
胸がきゅうってなった。
でね。絶対絶対、あの星はアムロとシャアの二人に付けて欲しいって思ったの。

「・・・・!!・・・・・!・・・・!!!!」
「!!・・・!!・・・!・・!!!・・・・!!!」

なにかしら。話し声がする・・・。

ズガガガガガガガガガガガッ!!!!

・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・。

すすり泣きだわ。
プルLが聞いたヘンな泣き声ってこれかしら。
お化けだって怖がってたから、大丈夫、安心してって教今度えてあげなきゃ。

アクシズの上で輝く導きの星の下に
私たちがいて。そしてアムロがみんなを包んでくれていて、
シャアはぶら下がっているのw
ベツレヘムの星はキリストが生まれた地名にちなんで付けられた名前だから、
私たちのツリーの星は「アクシズの星」ね。


210 名前:メリクリ!9 最終章〜プルCの日記・追記〜 :04/12/25 02:41:41 ID:???
そうそう。
ベツレヘムの星は、実は「彗星」だったんじゃないかっていう説があるんだって。
プルJ、やや正解だわ。
最初に私たちを見つけたのはシャアで、それからアムロを呼んだらしいから、
導きの星としてもバッチリ。教えてあげたらプルJ喜ぶかなぁ。
でも、災いの前兆の彗星が導きの星な訳ないっていうのは内緒にしておこう。

それにね!賢者達がメシアにしたっていう、みっつの贈り物だって
ちゃんと私たちにもあるのよ!
何かって?それはね。
「スパム」と「プリン」と「ミノ粉」!
うふふ。
明日はパーティー本番だからきっと三つとも大活躍ね
アムロのお料理のお手伝いたくさんしなきゃ!
それじゃあ皆様、おやすみなさい。

シャア、まだ泣いてる・・・。



211 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/25 02:51:48 ID:???
シャアナニヤッテンダ…まぁ平和な証拠だな。
>>210さん乙。
勉強になりますた。俺のクリスマスはどうなるんだろ…。

212 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/25 02:57:31 ID:???
職人さん乙&GJ!
そして住人の皆メリークリスマス!

213 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/26 19:26:19 ID:???
ラー・カイラムに入り浸ってた間にSSが
職人さんGJ!
そして遅ればせながら Merry Christmas!

214 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/27 20:24:23 ID:???
すばらしい!!GJです。

215 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/29 15:38:00 ID:???
保守

216 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/29 16:58:21 ID:???
アムロはミネバと
シャアはクェスと浮気してるような気がしてならない今日この頃

217 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/30 22:36:13 ID:???
ほっしゅ!!ほっしゅ!!


218 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 02:35:12 ID:???
GJ

219 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 07:34:44 ID:???
シャアはいつなったら結婚するんだろう?
アムロに先を越されて凹むシャアが脳裏から離れん。

220 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 08:12:05 ID:???
JやIがいるんだから「結婚出来るか」で悩む必要はなさそうだけどなぁ

221 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 11:27:35 ID:???
だがその2人を待ってたら適齢期には40過ぎだぞ。

222 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 12:17:36 ID:???
そもそもシャアはその二人を結婚の対象にはしないだろう。





と、思ったが後4、5年も経ったら解らんかも。大佐だし。

223 名前:黒い… 1/11 :04/12/31 13:52:09 ID:???
そこに夜はない。
そもそも、夜とはなにをもって夜と為すのであろう?
地平の果て、波濤の向こうに溶け去るように紅陽が沈み…大地の彼方から、夜空をうっすら蒼染めてゆく朝陽が登るまでが夜なのだろうか。闇に染まり数多の星に見守られ、全くの静謐に包まれるのが夜なのであろうか…
だとしたらそこは1日中…いや1年中、夜に満たされているに違いない。
そこはアクシズ。
かつて地球圏に存在した、ジオン公国所有の資源採掘衛星。敗残したその軍事組織が一時期、身を寄せた宿り木。そして母なる地球にその身を堕とそうとした小惑星。
ゆっくりと地球圏から離れ去り…今は、木星に向けて遠い道程を歩みつつあるその成れの果て。
しかしその岩塊は…昏い虚空に浮かぶ冷たい石の塊は…なぜか、どこか。
見る人の目を優しくさせるような暖かみを感じさせる。
柔らかな緑色の光が淡くアクシズを包んでいるようにも見える。
人の声が微かに聞こえてくるような気がする。
それだからであろうか、宇宙を漂う様々な漂流物がかつての敵・味方を問わず引き寄せられるように…あるいは自らそこに向かっているかのように、アクシズに接近していくのは。
「んにゃ…もおチョコパフェ食べれないよぉ、アムロ…ぉ」
「(すーすー)」
「…♪(すぅ…すぅ…)」
12の可憐な寝息が流れる夜。1人の男が自室で機械を無心に弄り…1人の男が蓑虫のように揺れながら無念の呻きを上げる夜更けに、それは動きを開始した。

微かな駆動音が鳴ると、電流を受けたモーターはその身を勢い良く前進させた。丸いボディがごろごろと床を転がって、非常用電灯が仄暗く照らす廊下を進み…その丸い球体にバランスよく配置されたサーボが適切な時期にその身に急制動をかけると、角を綺麗に曲がって行く。
ハロ。愛らしい外見には似合わず、その制作者によって様々な機能を付加されたロボット。深夜になっても彼らは活動を止めずアクシズ内部を点検し、地図を作り、何か危険は無いかパトロールしているのだ。
チュイィ、と小さな音が鳴るとハロの小さな丸い目が、紅い帯を引きながら壁を見回す。その目に何か…微かな動きが、僅かにハロの目に留まる。警戒体勢を取りつつカメラに捉えられた画像を小さな電子頭脳に送り、聴音装置から収集される雑多な物音と付き合わせて照合する。
…数秒の思考の後、ハロは再び動きを早めて立ち去った。危険はない、とハロの電子頭脳は判断したのだ。ハロが歩み去って後…通路を横切る、その影のことを。

224 名前:黒い… 2/11 :04/12/31 13:53:08 ID:???
「ふん、ふふん♪ふんふふ〜」
小さく流れるハミング。柔らかく流れる歌声。白い指先がリズミカルに包丁を動かす度、トントンと軽やかな音が鳴って硬い、新鮮な音を放つ。
赤キャベツをザクザク刻む。ボールに浮ぶトマトを取り、その赤みを包丁に映しながら刃を通し。刻んだ赤キャベツと瑞々しい甘みに水を弾くトマト…その両者を丁寧に盛りつけ、鍋に視線を向ける。
「たん♪たらった♪たったらったらん♪」
ことこと、湯が透明に沸き立っている鍋。それを見やると、もう一つトマトを取り。へたを取って薄く包丁をあて、湯にくぐらせ…赤い皮がぺろりと剥けると、包丁で切り潰し。
小皿に開けて水気を切り、オリーブ油・塩・胡椒であっさりめに味付け。甘酸っぱいトマトの香味と風味を活かした、そのままのトマト・ソース。
「る〜る♪ら〜ら♪らん♪ららん♪」
そして最後に、今は黄色の皮を失った味気ない瓶詰めの…それでも、あのトパーズ色の香気はそのままの檸檬汁。栓を開けると、鼻孔にぱぁっと拡がるその香りを楽しみながらトマト・ソースに数滴加えて味を引き締め…
「…よし♪」
小指の先にちょっと取り、舌の上で味見する少女。
そのさっぱりした味付けに微笑むと、次は食卓に欠かせないアクシズ定番の一品。台所の一角に天井まで山積みにされたそれを一つ取り、慣れた手つきで蓋を開け…脂ぎった中身を取り出し、まな板の上に置く。
スパム。スパム。スパム。
ぶよっとした歯触り。味蕾に広がる塩っぱさ。脂でぎとぎとの舌触り…そう、スパム。
その匂い。その形。缶詰にでかでかと貼られた<スパム>のラベル。その全てからスパムを主張する邪悪な肉塊を少女は優しく、丁寧に輪切りにし、先ほどから火にかかったままの鍋に放り込み…数分後、取り出すとキッチンペーパーで水気を取ってからフライパンにかけた。
「こうしてちょっと、塩っけと脂っけをぬいて…っと」
肉片はよく熱せられた鉄板の上で焦げ目を刻みつつ、やがて中から染み出る自らの脂でじゅーじゅー音を立てて爆ぜ始めた。食欲をそそる匂いが拡がってきたところで…サラダの傍らに添え、先のトマト・ソースをとろりとかける。
そしてトースターにかけた合成パンと代用マーガリン。波立つたび、苦み走った風味を香らせるコーヒーをコップに注げば朝食は完成…
なのに。

225 名前:黒い… 3/11 :04/12/31 13:54:00 ID:???
「アムロ、おそいなあ」
手際よく“1人前の”食事を整えたCは壁にかけられた時計に目をやり、呟いた。
既に9時を回っている。いつもならとうに起き出している時間なのに…皆の食器を洗いながら、独り言のように呟くその問いに、姉妹が答える。
「アムロのことだ。遅くまでジャンクをいじっていて、夜更かしをしてしまったのだろう」
「それならいいんだけど。でも、きのうはおそくまでいっしょだよ?…っと。」
「っ、た〜!!」
皿を洗いIと会話しつつ、何気ない仕草で小瓶を取ると後ろ手に放る。…緩やかな放物線を描き、皿へ手を伸ばしていたDの額でコツン、と音を立てる檸檬の小瓶。
「なんだよ〜、ちょっと味見しようと思っただけじゃん」
「そのちょっと、が、ぜんぶ、になっちゃうもの」
洗い終えた食器を棚に仕舞ってからエプロンで手を拭いつつ、ようやく振り返るC。
「だめです。きのうだってアムロ、スパム食べなかったんだから。きちんと食べてもらわないと!」
「でもさ、料理冷めちゃうよ?美味しくなくなっちゃうよ?だから味見しとこうぜ〜」
「心配してくれなくていいです。これからあたし、アムロを起こしにいくから。…Iはつまみぐい、しないよね?」
「無論だ」
眼鏡の奥から目をやり、手にした本をかかげてみせるI。それに微笑むと、Cはエプロンをかけようと優雅に床を蹴ってみせた。
「(ちぇ…どうせ本人が食べたがらないんだし。なぁなぁI、2人でやまわ)」
「(却下。Cの言葉、聞いていなかったのか?)」
「(ちぇー)」
いつも賑やかなアクシズ。それでもこの時間は皆、それぞれの作業(または遊び)に向かったため食堂にいたのはDとI、C。

それと…

226 名前:黒い… 4/11 :04/12/31 13:54:38 ID:???
「んしょ」
小さく声を漏らしながらエプロンを外すC。揺れる髪が額を撫で、そろそろ伸び始めてきた自らの髪を意識させる。
(どうしようかな。このままIみたく、私も伸ばしちゃおうかしら?)
ちらとテーブルを振り返ると、髪を伸ばし始めた姉妹が目に映る。
(似合う、かな。似合う、って…いってくれるかな?)
脳裏に浮かぶ光景。髪を伸ばし、女の子らしい白いドレスでおめかしをした自分と。優しい微笑み、温かな目をした白い悪魔。
「どう…かな」
近づけるかもしれない、あの人に…もう少しだけ。もう半歩だけ。それがどういう近づき方か、分からないけど…
細い指先に髪を弄り、少し気鬱げに眉を顰めながら、C。
小さな胸を痛める小さな悩み。でも、当人にとってはなかなかに大きな悩み。
ふぅと溜息一つつきながら、脳裏に浮かんだその風景をあと少しだけ…妄想してみる。
『ど、どうかな…アムロっ』
『うん。良く似合うよ、C』
すぐに終わってしまった妄想にコツン、と壁に小さく額をぶつける。
「(だめかな〜。きっと似合う、っていってくれるとは思うけど…)」
それはおめかしした女の子にかける優しい一言。きっと、それ以上ではない一言。
自分でもよくは分からないけど…でも私は、アムロにわたしを見てほしいと想う。
1人の女の子として。私はアムロに“わたし”をみて欲しいと想う。
そこまで想いを傾けてから、Cはゆっくりと頭を巡らせて…そして、見た。

227 名前:黒い… 5/11 :04/12/31 13:55:22 ID:???
「きゃあぁあぁあーーーっ!!」
突然上がった悲鳴にテーブルで何やかやと言い合っていた2人は、緊張を躯の節々にまとわせながら振り返った。
椅子から腰を上げ、次の動作に移れるよう身を起こすI…油断なく周囲に目をやりながら、声の主へ脚を運ぶD。
「なにっ、C?!」
細い悲鳴を上げたCは床にぺたりと腰を落とし、震える胸元にエプロンを握りしめながら…そぉっと、それを指さす。
「あっ、あれ…アレがまた出たのぉ…」
指さされる先を目で追い、恐々としたCの視線を辿ると…ソレがいた。
「ふむ。まだいたのか」
Iが呆れたような口調で見る生命体。
それは黒々と脂ぎり、鈍く明かりを弾く硬質の羽を持つ。軽快かつ可動範囲の広い手足をし、その先に付いた鈎爪で壁を噛むように走る。身軽な体は重力を感じさせない柔軟性ある動きをし、てらてらと電灯にまたたく2本の触覚がしきりと蠢いては何かをまさぐる…
「へー。アレがゴキ」
「やめてぇ!アレの名前なんて、いわないでっ」
ゴキブリ。英語でCockroach。フランス語でcafard。ドイツ語でSchabe。
なにはともあれ、ゴキブリ。初めて見るその姿にDは興味深そうに目を見張り、Iはつまらなそうに注視する。
「やっ、やだよぉ…どうして、またわたしの前に出てくるの…」
「好かれたのかもしれないな、ゴキブリに」
「そっ、そんなきもちわるいこといわないで!」
「でもさ。波長ってもんはあるだろ?Cがいるとなんとなく出やすいんじゃないかな」
壁を擦るように動き…不意に動くことを止めると、しきりに触覚を震わせ。そしてまた、不意に壁の隅を目掛けて走り出す黒い物体。IもDも、その動きに何とも言い難い不快感を感じた。
「うーん…しっかし、Cが気味悪がるのも分かるなぁ」
「人の生理感に触れるような…正直、不快だ。背筋に怖気が走る」
「もうやだあ!どうして2人とも、じっくり観察してられるのよっ」
Cがぺたんと腰を落としたまま叫ぶのも無理は無い。彼女の記憶に消しようのない染みを残したアレが今、脳裏をくすぐるようにカサカサと壁を這っていっているのだ…

それも、3匹。

228 名前:黒い… 6/11 :04/12/31 13:56:20 ID:???
「あ、3匹いる」
「…3匹、か」
Iが珍しく狼狽したように呻く。いつの間にか壁には黒い物体が3匹、まるで隊列を組むように一列に並ぶと細い触覚を揺らめかせながら蠢いていた。見る者にプレッシャーを与える触覚の動き…気味悪く明かりを弾く、鈍い黒羽の輝き。
「う、ダメだ。オレこういうの駄目かも…」
「私も苦手だな。こんなものまともに相手なぞ、出来ん」
「やだ、2人とも追い払ってよっっ」
「とはいえ…」
「なぁ。」
2人が顔と顔を合わせて悩むのも無理は無い。ゴキブリが這っているのはどうにも、彼女らの手の届かない天井間際であるし…それに今のところ、害を加えられる訳でもなさそうだ。
「ここは一つ、アムロかシャアが来るのを待って…」
「うん。ちょっと待とうよ。な?な?な?」
「…(泣)」

しかし事態は、少女たちが希望を楽観的観測に色づけする間もなく、急速に悪化した。

「きっ…きた、きたよ〜」
見事な隊列を組む黒い3匹は一列に連なったまま壁を這い、重厚さすら感じさせる動きでその黒光りする体を、一直線に卓上へ向ける。
「まさかこいつら、食事を狙っているのか?!」
裏返った声で慌てるD。こんなときでも冷静に状況を判断するI。その彼女らの前で、ゴキブリは見る者の目を惑わすような鮮やかな楕円を描きながら壁を這う。
床へ音もなく降り立ち、すすすっと1本の黒い線となって食卓へと歩を進める…
その前に1人分の影が立ちはだかると…可憐な叫びが声となって、吹きつけた。
「そんなこと…させるものですかぁっ!」
スパーン☆と乾いた音が鳴り、ゴキブリ達はカサカサ急旋回を刻むと一旦は食卓から遠ざかった。
「C?!」

229 名前:黒い… 7/11 :04/12/31 13:57:32 ID:???
細い眉を跳ね上げ、瞳に決意の色を示し、なめらかで愛らしい容姿に決意の色を浮かべる少女。…Cは、震える脚で床に立ち、決死の表情で叫ぶ。
「せっかくアムロのために作った料理なのに、むざむざゴキブリなんかに食べられてたまるもんですか!D、I、援護して頂戴!」
「あ、はい…」
「り、了解」
呆気にとられる2人を食卓を囲むように配置し、とりあえず四周を防備する少女達…しかし。
「だっだめ、くるな、くるなー」
「く…こいつら、見かけよりも素早いだと?」
「やだ、こっちこないで…来ないでよ〜っ」
少女達の必死の防戦にも関わらず、その戦線は易々と突破されようとしていた。3人は必死に両手を振り、足を踏みならし、手にしたスリッパや雑誌を打ち振るってゴキブリを追い払おうとするのだが…
その手をかいくぐり、足をすりぬけ、横滑りに壁を這って少女達の一撃を避けるゴキブリ。
「くっ、こう見えて私達だってNTなんだぞ、それをこうも…」
不敵に笑うように、触覚が揺らめく。噂ほどではない、そう言いたげに口元が揺らぐ。
少女達の決死の抵抗をあざ笑うように…むしろ楽しむように、彼女らを翻弄する。
「なっ、なぁ。こいつらスゴイな」
「ゴ…、なんかに感心しないでよっ」
「で、でもさぁ。まるでオレ達の動きを読んでいるみたいな…っ!」
目の前の壁を横切るゴキブリ目掛け、横殴りに思い切りスリッパを振るD…その振りは彼女に相応しく大振りで、そしていささか力を込めすぎていた。
「きゃっ?!」
勢いあまったスリッパはDの手をすっぽ抜けてIの後頭部を直撃し、Iは眼鏡の下の瞳を苦痛に歪め、床にしゃがみこむ。
「あ、悪ぃ悪ぃ」
「………D!!貴女、少しは力を加減しなさいっ!これじゃ同士撃ちじゃな」
「あ、ダメ。気を抜かな…」
Cの最後の言葉は尻窄みになった。Iが倒れ…Dがそちらに駆け寄った瞬間、それまで姉妹たちが守っていたその区域に穴が空き。そしてゴキブリ達はその機会を逃さず、相も変わらぬ見事な隊列を維持したまま壁から突入してくる…!!
(駄目、間に合わない?!)
声にならない悲鳴。両手で口元を押さえたCは、黒いゴキブリが自分の手料理を食い散らかそうと接近する姿を見つめるだけ………

230 名前:黒い… 8/11 :04/12/31 13:58:18 ID:???
「やらせるかっ!」
瞬間。鋭い、裂帛の気合が空を薙ぐ!
狙い澄ましたスリッパの一閃が黒い影を捉える瞬間、ゴキブリ達は咄嗟に回避コースを取ると、再び人の手が届かない壁へと待避した。
「「「アムロ!」」」
3つの叫びが交差し…そしてCは、自分の前に立つアムロの背中を見つめた。
「ごめんごめん。遅くなったら何だか、大変なことになっていたみたいだね」
油断なく壁を這うゴキブリに目を向けながら、アムロ。
「I、脚を挫いたりはしてないかい?D、きちんとスリッパを履かないと君も足を滑らせてしまう。…それから、C」
「…はいっ」
「温め直してくれないかな、コーヒー?」
「う、うん…♪」
「それじゃ、ちょっと下がっていて」
白い悪魔、見参。
右手にスリッパを持ち、左手に雑誌を構える。細まった目が油断なく左右に動き、ゴキブリが動きを見せる都度、手がするすると伸びて壁を弾き、足が宙を跳ねるとゴキブリの寸前で床を踏み鳴らす。
「くそっ、先に料理をやる積もりか!」
スパン!と壁が鳴る。その体はゴキブリと食卓上を結ぶ一点を確実に塞いでおり、ゴキブリがどう動こうとアムロは姿勢と位置を変えて隙を窺わせない。…いずれ、床を這っている間にスリッパが踏み潰し、壁を走る間に丸めた古雑誌で叩き潰されるのは間違いなかった。
しかし。
たった一度のチャンスを求めて、ゴキブリ達が動きを止める。容易ならざる相手と認識した…相手がNTだと確信したように、その動きを止める。そして3匹揃って、その身を持ち上げた。
「え゛」
「…まさか?」
「も、もういや〜っ!!」
鈎爪でしっかりと銜えていた壁を蹴り、背に蓄えていた薄い羽を拡げ、なんとも耳に不快な音を奏でながら宙を舞うゴキブリ。
ブビビ、ブビビビという音すら禍々しく一斉に飛び立つと、糸で繋がれたような直列の隊列のまま、食卓目掛けて挿き進む…!
「こいつ…来るのかっ」
吐き捨てるように呟くアムロ。言いながらスリッパを投げ棄てると、雑誌を両手で握りしめて力を込める。
…その声を聞きながら、Cはなんとも形容し難い、おぞましい予感に背筋を震わせた。
(…1匹目が急降下…2匹目が直進…3匹目が上方へと跳ね上がり…そして3方からアムロに…)
見えた。1匹目は脚で押し潰し、2匹目は横っ面を叩くように殴りつけ…しかし3匹目は防ぎようが無く…
「だ、だめぇ、アムロっ!!」

231 名前:黒い… 9/11 :04/12/31 13:59:02 ID:???
「しまった………!」
飛びかかるゴキブリ…その脂ぎったキチン質の体に、電灯の明かりが弾かれた。一瞬失われた視界の端から、3匹が異なるコースを取って突入してくるのが見える。
「くおぉーーーっ!」
アムロは必死に脚を伸ばすと床に着陸し、もの凄い勢いで突っ込んでくる1匹目のゴキブリを脚で踏み躙る。そして横薙ぎに空を裂き、雑誌に捉えたゴキブリをフルスイングで壁に叩き付けながら…そこで体勢が崩れた。
足が滑る。
致命的な数瞬、アムロは次のモーションを取れず…そしてその前に、小さな躯が両手を広げて立ち塞がる。
「?!プル…誰だ?」
「あっ…あ、あぁ…」
Cは黒い物体がぶびびび…と淫らしい音を立てながら自分の前に飛び来るのを、なにも出来ずにただただ見つめていた。「この〜ぉ!」と、同僚を殺られたゴキブリの叫びを聞いたような気もする…
「「Cっ!?」」
為す術もなく2人が見守る中、Cが糸の切れた操り人形のようにカクン、と崩折れた。くたりと倒れ込む肢体が床に触れる寸前、アムロがしっかりと抱き止め、そしてCの顔から厭らしい羽音をたて逃げようとするゴキブリを睨む。
「いやぁーーーっ!!」
必要以上の気合を込めたアムロの一撃!
頭上から振り下ろした古雑誌は無様に飛ぶゴキブリを芯に捉え、床まで垂直に振り下ろし…激しい衝撃音と共に、破砕した。
「大丈夫か、C!」
「おい、C…目を覚ませよ、Cっ?!」
「大丈夫、気を失っただけだ。D、水を汲んできて?それからI…」
…そう。だいじょうぶ。わたしはちょっと、気を失ってるだけ…
だから心配しないでD、I。
ね、アムロ…。

232 名前:黒い… 10/11 :04/12/31 13:59:44 ID:???
「(…しかし、Cは変わったな)」
「(えー。変わったって、どこが?胸だってオレと同じぺったんだぜー)」
「(…そういうところを言っているのではない。精神的に変わった、ということだ。昔のCはおとなしくて、あまり自己主張する性格ではなかった。しかし最近は)」
「(料理が上手くなった!!)」
「(…まぁ、そうだが)」
「(裁縫もな!)」
「(…)」
…だってわたしは。お料理も、お裁縫も好きだから。それに…すこしでもちかくにいけるから…
小さな、身じろぎ。ひとつ。
「(ん…?目を覚ましたか。起きれるか、C)」
「(C。調子はどうだよ、C)」
しー。しー?しぃ…C。

「…あ、アムロは?」
ぱっちりと目を開いたCは開口一番、ぼんやり揺れる瞳を左右にやりながら問いかけた。
そこにいるのは心配そうに自分を見つめるDと、度のない眼鏡の奥から優しく見やるI。
「アムロなら、もう今日の作業に行ったよ」
「食事も取った。私が温めて食べさせた…無論全部、だ」
「そう…ありがとね。D、I」
胸元まで引き上げられた柔らかな毛布の裾を掴みながら、Cは2人の姉妹を見上げた。
にこにこと明るく。いつも楽しそうに瞳を輝かせるD。
うっすらと唇を笑ませながら。ほつれる髪を指先にかき上げるI。
Dは傍らの椅子に座り、Iはベッドに横向きに座りながら、たわいのない軽口を叩いている。そうでありながらCを心配してくれていて…額に当てられた冷たい手ぬぐいの感触に、今さらながら気付く。
「ありがと、2人とも。でももうだいじょぶ…だから」
ゆっくりと身を起こそうとするとDがその動きを押し止め、Iがずり落ちた手ぬぐいを再び額に当てた。
「今日はゆっくり寝てな、C」
「でも」
「アムロも言っていた」
動きが止まる。
「“今日のお昼は僕が用意するから、Cはゆっくり寝ていなさい”だそうだ」
アムロの声色を真似るように、Iがしかめつらしく言う。
「だいじょぶだいじょぶ。私たちも手伝うしさ♪」
「…それではますます不安になるだろう…」
「なんか言ったか!?」
「あ…あの。うん、分かった…。」
正直、納得した訳ではなかったが…なによりアムロと、2人の気持ちが嬉しくて。そのままベッドに入り直しつらつらと瞳を、Cは閉じた。

233 名前:黒い… 11/11 :04/12/31 14:00:37 ID:???
静かな布団の中で寝ていると、ふっと思う。
わたしなんて、アムロにとって1人の女の子。12人いるプル姉妹の中の“C”にしか過ぎないかもしれない。
でも。うぅん、おんなじプルでも私はみんなと違うって。
まだまだ子供の私だけど…私のこと。ちょっとだけ、気付いて欲しい。羞ずかしくて言えないから、だから気付いて。
ほんのちょっとだけ、貴方に近づこうとしている私の背伸び。

ちょっとだけ…せめて、この伸びた髪の長さの分だけでも気付いて欲しいの。アムロ。

234 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 14:10:46 ID:???
>>181
の一言が嬉しくて、放置していたネタで頑張ってみた。
無駄に長くなった。今は反省している。

235 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 14:19:21 ID:???
すげえ…限られた材料でよくもここまで…
素晴らしく楽しませて頂きました。GJ!

236 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 15:12:11 ID:y0hHHUbp
シャアって女児誘拐事件とか起きたら、近所で主婦とかに
「あの人じゃないの・・・?」って噂されるんだろうな

237 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 15:16:58 ID:???
GJです。
NT精鋭4人を相手にかくも善戦するとは、さすがは地上最強のサバイバー。
アムロもさすがに朴念仁ではないけれど、
そっけない優しさがやはり似合うなあ。ちょっとCがカワイソだが。

皆さん良いお年を。

238 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 15:40:59 ID:???
イニシャルGとの攻防にワロタ
そこまで気合入れて描写しなくてもw

239 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 15:54:24 ID:???
まさかアクシズで黒海の再現をやるとは。
すごいオマージュ力ですな。頭が下がります。
そしてCがマチルダさんにならなくて良かった。
GJ。

240 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 16:31:40 ID:???
    || 
  r'⌒⌒⌒'、 
  (ミ"""メ""ミ) 
  ヽ▼A▼;ノ<また、アムロに差をつけられたか
   ミ≡≡≡j 
   ミ≡≡≡j 
   ミ≡≡≡j 
    (/(/ 
    ↑
プルズがピンチの時に、独りプラーンとしていた
肝心な時に役に立たない、エースであり元総帥でもある一家の大黒柱。

241 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 16:50:57 ID:???
ゴキ退治に駆けつけただけなのになんでこんなに格好いいんだアムロさん
放置プレイ中の総帥は、まあ、ねえ

242 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 17:09:51 ID:???
総帥は吊るされながら年越ししそうだね。ナム

243 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 20:01:35 ID:???
次はゴキなんかに転生するんじゃないよ…

244 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 20:54:23 ID:???
ゴキ可哀想だな…

245 名前:通常の名無しさんの3倍 :04/12/31 21:28:06 ID:???
>>243
ゴキブリマント…

246 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/01 00:41:00 ID:???
明けましておめでとう。
そして、グッジョブ。読みながら、年越しちゃったよ。

247 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/03 21:46:55 ID:???
ほしゅ!

248 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/04 01:06:35 ID:???
>>240
そんな邪念持ってるから駄目なんですよ元総帥。
それにあなただって十分美味しい目にあっているじゃありませんか。

249 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/04 18:00:56 ID:???
寂しんぼ総帥って言葉が好き。

250 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/04 23:01:16 ID:???
そんな貴方が好き

251 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/05 23:56:43 ID:???
年始、あまりにテレビが××だったので逆シャアを見てましたよ。
そしてアクシズが地球から遠ざかっていく感動のラストシーン…
あれが
「物語の新たな始まり」
に思えて、スタッフロールで笑みが止まりませんでした。

完全にこのスレに毒されてる…

252 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/06 00:08:52 ID:???
毒を食らわば皿まで

253 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/06 01:05:01 ID:???
苺食らわば皿まで

プルC「プルDが最後の苺ムース食べちゃったー!」
プルD「遅いからじゃないか」
プルC「最後の楽しみに取っておいたのに〜」
アムロ「わかった、プルCは僕の分を食べて良いから。そのコーヒームースと交換しよう」
プルC「え、悪いよ。それだったら半分こで良いよ」
アムロ「そうかい?」
プルC「じゃ、こっち半分食べさせてあげるからお口あーんして。はい、あーん」
困惑するアムロの前でスプーンを差し出して、口を開けるまで「あーん」と言い続けるプルC
プルI(転んでもただで起きないとは、さらに出来るようになったな、プルC!)
腕組みして興味深そうに見守る策士プルIの横で、プルBは内心で地団太を踏んでいた。
プルB(そんな手があったとは。またやられた!)
プルC「今度私の番ね。あーん」
プルCはアムロに苺ムースを食べさせてもらってご満悦だった。

254 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/06 01:15:17 ID:???
プルLが目の前のムースに手をつけぬまま、上目遣いでアムロを見つめている。

255 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/06 01:18:53 ID:???
正直な話で殺しても死にそうにないシャアや機体が無事だったアムロが死ぬとは思えないからなあ。
このスレみたいにシャアはアムロに監視されながら余生を楽しんでいそう。

256 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/06 02:08:46 ID:???
>>254
プルEも同じ事してもらわないと満足しなさげ

257 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/06 02:11:26 ID:???
プルBが、自分の分のムースはないかと必死で探し回ってます。

258 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/06 02:53:06 ID:???
プルJ(大佐、あーんってしてください、って言ったら大佐はしてくれるだろうか…)
脳内でシナリオを展開させてゆくJ、自然と食事がおろそかになり顔の頬も若干(回りが気付くな気付かないかぐらい)緩ませる
プルI(私がシャアにあんなことしてやったら奴はどういう対応をするだろうか……(//-)…ん?Jの箸が空中で止まって…あいつめ)
Jが脳内で妄想を飛躍させてるのをかすかな表情の緩み具合から瞬時に読み取りちょtっと癪に障ったIは凄まじいスピードで
Jのデザートのムースをごっそりと掬い取り瞬く間に食した、自分のは既に完食済み
Jはその後5分ほどにわたり妄想に浸って自分のデザートがごっそり無くなってる事に気付き涙を呑むのであった…
そのとき我らがシャア大佐は…
シャア(えぇい、苺とはいえもっと赤くならん物か)とか苺のムースを眺めて思案していた…ほら大佐、Jが何かに縋る様な目で見てますよ?

259 名前:スパロボの4コマが元ネタ :05/01/06 05:08:05 ID:???
その後、大佐は無言でイチゴジャムを取り出し、
まんべんなく苺ムースに塗りつけ始めた。
「…シャアの奴、実は凄い甘党だったんだな」
「うん。まぁ、一種の病気みたいなもんだな」
プルBの呟きに、適当に相槌を打つアムロ。 
無事に真っ赤に覆い尽くし、とりあえず満足する大佐だったが…

その後、ジャムまみれのムースを残さず食べされる羽目になり、
甘ったるさに胸焼けを起こしそうになったそうな。

260 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/06 05:29:30 ID:???

「じゃあ、大佐……『あ〜ん』して、下さい」
 赤く染まった顔を僅かに俯かせ、プルJがスプーンを差し出す。
 シャアは困惑顔で、もう何度目かになる問いかけを繰り返してみた。
「……やはり、残さず食べなければ駄目か?」
 先程と同じ答えが、呆れ顔のアムロから返ってくる。
「当たり前だ。ジャムは貴重な嗜好品なんだぞ」
 煮え切らない態度のシャアに、周りにいたプル達が次々と言葉を浴びせていった。
「それだけ赤いデザートが食べられるんなら、本望だろ」
「……断っておくけど、今後、ジャムを使った分だけシャアはおやつを削られるんだよ」
「では、この機会にしっかり糖分を摂取しておかねばならないな」
「ほらほら。せっかくJが食べさせてくれるんだからぁ」
「恋人同士みたいだぞぉ〜」
「ひゅ〜ひゅ〜」
 周りの冷やかしを受けて、Jの顔がますます赤くなっていく。
 彼女がそうしてくれている以上、誤魔化して逃げ出す事も出来ない。
 とうとう観念して、シャアは赤い物体の乗ったスプーンの前で口を開いた。

261 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/06 23:51:29 ID:???
「ところでアムロ。もうムースは…、そのおかわり…とか。あの」
「あ。もっと食べたかったかい?ごめんね、もう終わりなんだ」
いかに隣がAだったからとは言え、自分の早喰いに心の中で涙するB。
「あぁ、そうだ。もうお腹いっぱいだから…C、僕の分をBに譲ってあげてくれないか」
「…ぇ」
アムロに食べて貰おうと、スプーンに掬って「あーん♪」の姿勢のまま動きが止まるC。
(せっかく、アムロといい雰囲気を醸し出してたのにぃ…orz)
「はは、Bは思ったより食いしん坊なんだね。」
(あぁ…アムロの中で私が食いしん坊キャラに…orz)

(くいくい)
orzの心境のまま、2人して仲良くアムロのムースを分け合うBとC。
そして赤く染まったムースをひと匙ひと匙、Jに食べさせて貰っているシャアを呆れた目つきで見ながら
“それ以上は…後で分かっているな、シャア”
と、シャアが調子にのらないようプレッシャーを与えるアムロの袖が引っ張られた。
「ん?」
振り返ると上目遣いで見つめるプルL。
右手にお父さんをしっかと抱きしめ、左手に持つお皿をそぉっと差し出す。
差し出すお皿でぷるぷると震えている苺のムース。
「なんだい、L?」
「…あの。」
周囲ではプルたちがシャアを見習い?互いのムースを分け合っている。むろん
「あーっ、さっき私があげたのより少ないぞ、Aっ」
「そんなことないよぉ。さっきわたしがあげたムースは苺が3切れも入ってたもん」
「…くす。美味し♪」
「なぁ、H。そんなにコーヒーのムースって美味しいか?…なぁ。オレにも一口く」
「あ………スプーン12匙分のムースが、5分間で全滅なんて…(泣)」
喧噪と混乱が渦巻くおやつどきであるが。しかし互いに仲良くたべっこしていることに変わりはない。
「アムロ。あーん」
大まじめな顔をしてお皿を差し出すL…
「はいはい、L。」
アムロは空いていた椅子にLを座らせると、親鳥にエサを貰う雛のようににっこりと
口を開くLに、ひと匙のムースを掬って唇に含ませる。
美味しそうに瞳をほころばせるL。
「美味しいね、アムロ♪」
「そうだね、L」
にっこりと笑みを交わし合う2人の脇で、BとCは密かに刻の涙を流す…

262 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/07 01:02:35 ID:???
>>256

ヾ ゚ー゚ノ.。oO(みんなして甘えだして…赤ちゃん返りか?漂流生活が長引いて、やはり寂しいのかもな)

ヾ 'ー`ノ.。oO(よし!もっと全員に目をかけてやらないとな)


母心の前には恋心は通じなかったりして

263 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/07 01:42:43 ID:???
某ニューガンダムスレの影響で、
アムロが妙なフェロモン出し始めたからじゃないか、って気もする。

264 名前:ゆうめいじん…1/2 :05/01/07 12:52:27 ID:???
漆黒の宇宙では昼も夜もあったものではない。それでも人間は24時間を周期として生きる。
そんな人間のために用意された文明の利器が午前1時をさしている。
もちろん一家の事実上のライフラインであるアムロが寝ているわけはなく、
今日も今日とて趣味と実益を兼ねた機械いじりに勤しんでいた。

「…一息入れるかな」

手にしていたドライバーをおき、大きく伸びをする。そのタイミングを見計らったかのように、
ハロが部屋に転がってきた。

「アムロ、ゲンンキカ?マダネテナイノカ?」
いつぞやの「オマエモナー」事件以来、アムロも見えないライバルに対抗し、
言葉のパターンを増やし、AIの改良を行っていた。
結果的にハロはプルたちのおもちゃとしての比重を高めることになるのだが。

「ああ、もう一仕事してからな。それより何かあったのか?」
「アムロ、フロ。アムロ、フロ」
「風呂?がどうかしたのか?」
「ミツケタ、フロ。トッテクル、フロ」

 『風呂をとってくる』おかしなことを言うものだと思い、ハロが持ってきた画像を見ることにする。
映っていたのは小さな倉庫。そして封が切られていない大小いくつかのダンボール。
「これは……」
それを確認したアムロは端末のライブラリから、それが何物であるかを確認する。

「……今日は早く寝るべきかな。」
「アムロ、ハヤクネロ。アムロ、ハヤクネロ」

ア「そういうわけで、僕はちょっと拾い物に行ってくるよ。距離もあるし少し遅くなるけど夕方までには帰るから」
I「拾い物ってことは、具体的に何か見つけたのか?」
A「えー?何々?」
ア「秘密だよ。でも、きっとみんな喜んでくれると思うけどね」
G「えー、なんだよそれ。アムロのケチ」
K「G、そんなこと言わないの」
B「ねえアムロ、私もついていこうか?何かの役に立てるかもしれないし」
A「あー、Bひょっとして抜け駆け?」
D「手伝うっていうより、デートのつもりなんだろ?」
B「ば、馬鹿!違うってば!!」
ア「大丈夫だよ。距離はあるけど、空気もあるところだし、セキュリティも既に死んでいるみたいだから」
L「あ、あのね…アムロ」
C「アムロ、本当に……」
CL「「気をつけて……早く帰ってきてね」」
ア「大丈夫。必ず帰ってくるよ。それじゃみんな、シャアのことよろしくね」
ALLプル「「「「はーい」」」」
シ「待て、アムロ!!普通そこは逆じゃないのか!?」
E「……(ボソ)100回記念」
シ「おのれぇぇぇぇぇ!!!」

時計の上では夕刻を過ぎていた。そろそろアムロが帰ってくるという時間である。
A「アムロ、遅いね」
D「ひょっとしてセキュリティがまだ生きてたんじゃ……」
F「D!およしなさい!!」
L「……アムロ……いやぁ……」
B「やっぱり、ついて行った方がよかったのかな」
K「アムロのことです。大丈夫ですよ。それよりやることもありませんし、シャワーでも浴びてしまいましょう」
H「Kのいう通り。アムロのことは感じるから大丈夫。……でも、シャワーはまだ浴びないほうがいいかも」
A「H、何か知ってるの?」
H「……なんとなくそんな気がするだけよ」
ア「ただいまー」
「アムロだ!!」

265 名前:ゆうめいじん…2/2 :05/01/07 12:54:14 ID:???
台車にダンボール箱数個を乗せたアムロの無事な帰還に、
今まで心配していたプルたちはいっせいに集まっていた。

C「アムロ、怪我なかった?大丈夫だった?」
泣きそうな声でCが尋ねる。Lは既に半泣きだった。
ア「ごめんごめん、思ったより大きい段差が多くてね。台車で運ぶのに手間取ってたんだよ」
シ「アムロ、あんまりプル達に心配かけるようなことはしないでくれたまえよ」
E「……年中アムロやJに心配掛けさせてる人の台詞じゃないと思う」
シ「……く。ところでアムロ、その大小のダンボールは何を持って帰ってきたのだね?」
ア「ああ。これか、24時間風呂とそのフィルターさ」
A「え?お風呂?いくらおっきなダンボールでもそれにしては小さいよ?」
ア「ははは、正しくは風呂の自動循環濾過保温装置だね。これさえ動かしていれば
 基本的にはいつでも風呂に入れるようになる。シャワーじゃなくてね」
A「ホント!?凄い!!!」
J「でもアムロ、アクシズはお水が限られてます。そんなに毎日お風呂に入っても大丈夫なのですか?」
ア「ああ。こいつはさっき言ったように風呂のお湯を24時間濾過しながら循環させる。
 その上オゾンや紫外線で安全に殺菌もするんだ。一般家庭では2週間から1ヶ月。
 うちみたいな大人数でも1週間はお湯を取り替える必要はない。
 それに、シャワーってのはあれでも無駄が多いんだ。
 シャワーは体を暖めるだけでも浴びたらそのまま水源再生プラントにまわすことになるけど、
 風呂なら同じ湯でみんなが芯から暖まることができる。それに交換前の残り湯は汲み取って
 トイレや洗濯に使うこともできる。皮肉にもここは電気以上に水が貴重だからね。
 1週間使いまわしが利くならシャワーよりもよっぽど節水になるんだ。
 ほとんどがミライさんの受け売りだけどね。」
シ「なるほどな。それで、そのフィルターはどれくらい使えるのだ?」
ア「洗いながら交換すれば半年はもつ。数もかなり見つかったから、
大雑把に見積もってもうちじゃ使いきれないだろう。」
G「ということは」
D「毎日お風呂に入れる?」
ア「ああ」
A「やったー!!!」

シ「ふむ。しかしいくら節水になるとはいえ、バラバラに入ったのでは効率が悪いな。
 よし、これからは私も彼女らと一緒に……あ゙」



 / ̄ ̄/_7_7 __/ ̄/_/_7_7__/ ̄/_/_7_7__/ ̄/_/_7_7__/ ̄/_/_7_7__/ ̄/_/_7_7
..  ̄ .フ ./  /__  __  / ./__  __  / ./__  __  /  /__  __  / /__  __  /
 __/  (_ _./  //  /  ._./  //  /  _./  //  /   _./  //  / . _./  //  /
/__.ノゝ_/ |_ノ |_/.    |_ノ |_/  . |_ノ |_/   |_ノ |_/   . |_ノ |_/
             \\\              //
             \ \ \\\  r'⌒⌒ヽ    ///  //
              \ \  (⌒\ ( rνyy'ソ⌒レm)///  お前という奴は!お前という奴は!!
             \\ (mJ \ ヽヽヾ#゚Д゚ノ/ レm)レm)/    
             \\ \\(mJ(mJ∩]¶[ イレm)レm)レm)/     まてアムロはなせば
           (´⌒;; \\ (mJ(mJ(mJ| .|/ノハλ) //レm)/;;⌒`) ;;⌒`) わかあwせdrftgyふじこlp「;」
 (´⌒;;   (´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;/(mJ(mJ#Д▼||l レm)/;;⌒`);;⌒`)    
  (´⌒;; (´⌒;; \从从从从从(___へ_ノ ゝ__ノ从从从从从//;;⌒`);;


D「ホントに懲りないね」
E「バカ?」
J「……大佐となら私……」
L「やっぱりアムロも一緒に入ってくれないのかな……」

結局今日も蓑虫は冷たい水滴の滴るシャワールームに吊るされることとなった。

266 名前:264-265 :05/01/07 12:59:38 ID:???
初投稿。
仕事の昼休みにでっち上げたのでまとまってなくて読みにくいかも。

シャワーってあれ結構無駄が多いもんなんですよね。
本文中でも書いたとおり、うまく入ってうまく使えば
風呂はいったほうがよっぽど無駄がなかったり。
24時間風呂の基礎性能もこの頃には上がってると思いますし。
「アクシズにそんなものがあったのか?」というのはなかった方向で。

風呂は健康にもいいし、何より風呂好きプルズ達を何とかして
自由に風呂に入れてやりたいと思って書いてみました。
お目汚しスマソ

267 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/07 13:13:25 ID:???
>>265
やっぱり大佐はこうでなくては。
>>266、モツカレ&GJ!

268 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/07 14:31:31 ID:???
大佐、仮に話せたとしても絶対に分かっては貰えないですよ。
そしてGJ!

269 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/07 18:57:45 ID:???
職人さんGJです
やっぱりプルも駄目オトコも可愛いなぁ

以前のSSで出たお風呂問題が解決しましたね
水といえば昔の日本では
きれいな水は飲用料理用野菜洗い用に
ちょっとだけ汚れた水は食器洗い用に
もう少し汚れた水は洗濯用に
すっかり汚れた水は畑に撒いて効率良く水を使ったそうです

漂流生活の参考になるかな?

270 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/08 00:44:21 ID:???
むしろそのサイクル+最終汚水はフィルター処理。コシとった汚れはバイオプラントで
堆肥化。水のほうは煮沸殺菌他色んな処置を施して飲料水化。くらいはしてそう。

271 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/08 11:53:18 ID:???
でも、アムロやプルならともかく
シャアが風呂入ってくつろいでいる姿というのが想像しにくいんだよな。
このスレの駄目オトコだとそれなりに想像ついてしまうんだけど(前にも雪見風呂入ってたし)。

272 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/08 13:10:29 ID:???
シャアは原作では全然生活臭がしないからな。地に足がついていないというか。
今では立派なダメオヤジ。

273 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/08 13:15:36 ID:???
ガルマをせせら笑いながらシャワー浴びてたりはするのになw
日常の風景としては思い浮かばないや

274 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/08 13:41:57 ID:???
ここでのシャアの日常はサウナ室で蓑虫

275 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/08 16:19:32 ID:???
ここでのシャアの日常はアムロによる制裁(マウント)

276 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/08 17:54:12 ID:???
言ってみりゃかつてのシャアは空を征く猛禽の類だったわけで。
張りつめて安らげずひたすら何かに向かっていたように思われますな。

こちらでは地に足を着けてすっかりくつろいでしまってますが、まあ、何というかこっちの方が幸せに見え――いえ、ご本人は不本意かも知れませんがw

277 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/08 18:47:02 ID:???
最近の大佐は腹巻つけて畳の上でゴロゴロしていても違和感無いかもw

278 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/08 18:47:46 ID:???
    .    ,r'⌒⌒⌒'、  ♪
      〃∩( ミ""メ""ミ )
      ⊂⌒ヾ,▼∀▼ノ <プル'sに囲まれて幸せだよ
       `ヽ_つ ⊂ノ

279 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/08 21:00:07 ID:???
大佐って、湯船の中から急浮上してきそうだよな。潜水艦みたいに。
グラサンかけた顔が風呂から浮上してくる様を想像しちまったぜ

280 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/08 21:31:21 ID:???
とりあえずグラサンは外しとけ

281 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/08 23:02:58 ID:???
ただのグラサンでは無い!これは潜入工作の必需品、
暗視機能付き水中用ゴーグルだ!▼Д▼バカニスンナゴルァ!!

ヾ ゚ー゚ノ・・・で、何に使うつもりだったか言ってみろ・・・怒らないから・・・

・・・・・・さ・・・サボテンの花が・・・▼д▼;


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/__.ノゝ_/ |_ノ |_/.    |_ノ |_/  . |_ノ |_/   |_ノ |_/   . |_ノ |_/
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             \ \ \\\  r'⌒⌒ヽ    ///  //
              \ \  (⌒\ ( rνyy'ソ⌒レm)/// 正直に言えばやられなかったのに!!
             \\ (mJ \ ヽヽヾ#゚ー゚ノ/ レm)レm)/    
             \\ \\(mJ(mJ∩]¶[ イレm)レm)レm)/     まてアムロ、怒らないって言っ
           (´⌒;; \\ (mJ(mJ(mJ| .|/ノハλ) //レm)/;;⌒`) ;;⌒`) わかあwせdrftgyふじこlp「;
 (´⌒;;   (´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;/(mJ(mJ#Д▼||l レm)/;;⌒`);;⌒`)    
  (´⌒;; (´⌒;; \从从从从从(___へ_ノ ゝ__ノ从从从从从//;;⌒`);;

282 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/09 00:20:56 ID:???
☆正直に言った場合☆

・・・・・・プ・・・プルたちの入浴を・・・▼д▼;


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             \ \ \\\  r'⌒⌒ヽ    ///  //
              \ \  (⌒\ ( rνyy'ソ⌒レm)/// そんなことだろうと思ったぜ!!
             \\ (mJ \ ヽヽヾ#゚ー゚ノ/ レm)レm)/    
             \\ \\(mJ(mJ∩]¶[ イレm)レm)レm)/     まてアムロ、怒らないって言っ
           (´⌒;; \\ (mJ(mJ(mJ| .|/ノハλ) //レm)/;;⌒`) ;;⌒`) わかあwせdrftgyふじこlp「;
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283 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/09 00:33:06 ID:???
 今日も今日とて家事に追われるアムロママ。
 食事も終わり、なにやらうれしそうにニコニコしているCと二人で洗い物をしていた。

「Cは洗い物をしている時いつもうれしそうだな」
「……え、だって……(アムロと二人っきりで同じことができるから……なんて言えないよね)」

 真っ赤になりもじもじしながらそんなことを考えていると、ぺたぺたとかわいらしい足音が聞こえてきた。

「アムロー!!お風呂が壊れちゃったよ〜〜〜!!!」

 全身素っ裸のプルAがびしょ濡れの状態で駆け込んできたのだ。

「こらA、そんな格好でシャアに見つかったらどうするつもりだ!!」
「それよりアムロ、お風呂が壊れちゃってるんだよ!!冷たくなっちゃったの!!」

 近場にあった新しいタオルでとりあえずプルAの体を拭いてやりながらアムロは首をかしげていた。
 もちろんプルCがうらやましそうな顔でこちらを見ているのだが、
 機械のことを考えている時のアムロはそういうことには一切気がつかない。

「おかしいな、動かしはじめたばっかりだし、特別古いわけでもなさそうだったし……
初期不良品だったかな? A、何か他に変わったことがなかったかい?」
「んーとね、赤い花びらみたいなのがあったよ?」
「花びら?」

 バスルームに行ってみると、B、D、Gが脱衣所でバスタオルを羽織った状態でカタカタと震えていた。

「ごめんね、遅くなって」

 そのまま風呂を調べてみるアムロ。確かに花びらのような物が湯船に浮かび、
 24時間風呂はフィルタ詰まりのアラームランプが点灯していた。

「ああ、単なるフィルタ詰まりだな。ちょっと掃除すれば使えるようになるか。
で、誰がこんな物を入れたか知らないかい?」

「しらねーよ。今日はオレ達が最初に入ったんだし。昨日最後に入ったのってアムロかシャアだろ?」
「でもアムロはこれのこと知らないみたいだし」
「となると犯人は……」

 ***

「……アムロ」
「なんだ?」
「何故顔を合わせるなり蓑虫にされないといけないのだ?」
「昨日の夜、風呂に花びらを入れたのはお前だな?」
「そうだ。偶然にもバラの花びらの入浴剤を見つけてな。
このシャア・アズナブルが優雅に入浴をしようとしただけなのだよ!」
「エゴだよそれは!! おかげで24時間風呂は止まるは、プルAは水を被って裸のまま
びしょ濡れでキッチンに駆け込んでくるは、
他の子達もバスタオル一枚で震えてるはで大変だったんだぞ!」
「キサマァ!私なら裁判物のいい思いをしておいてその態度はなん……!!!」

 ここでアムロの雰囲気が変わった。シャアの顔色が蒼白となる。

「……おまえには……彼女たちが風邪を引いたらとかの発想はできないのか?」
「ぐ!!なんというプレッシャーだ!!?」
「お前は俺を怒らせた……久々にミノムシになってもらうぞ……」
「な、何を言っている!?蓑虫には既に……ま、まさか!!頼む!!それだけは!それだけはぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 アムロはもはや聞く耳を持たなかった。泣きわめく蓑虫を引きずりながらある部屋に向かう。そう、サウナ室。
                                         ………………『蓑蒸し』である。

284 名前:264-265=283 :05/01/09 00:35:16 ID:???
>>271
こういう入浴ならありかとw
まあ、以後禁止になるんだろうけど。
ネタ提供サンクスです

285 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/09 01:17:29 ID:???
『蓑蒸し(恐怖)』!!!

286 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/09 02:03:20 ID:???
今回ばかりはシャアが悪いなw

287 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/09 11:35:34 ID:???
もう悪いこといわねえからアムロ女になっちまえ。
ジオン脅威のメカニズムで。

288 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/09 20:12:38 ID:???
このスレだと親に徹してるけどアムロって相当の女好きではなかったっけ?
まあ プル達に欲情したら女好きではなくロリコンだがな。

289 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/09 20:35:17 ID:???
そんな!総帥だけならまだしもアムロまでそうなったら……



アクシズはホント地獄だぜ!

290 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/09 20:37:38 ID:???
後10年もすれば、プルズも妙齢の美女に成長しますよ。
子供時代からの付き合いになるアムロにとって、異性と認識するには時間がかかるかも知れないけれど。

291 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/09 20:55:13 ID:???
>>289
いや、二人とも加虐趣味は持ってないし、ある意味父二人、プル’s双方にとって天国かもよ。
あくまで総帥歴で数年後、アムロ歴で十数年後の話ならだが。

292 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/09 21:30:00 ID:???
>>290
成長したプルとアムロなら萌えるんだがシャアだと源氏の君を連想してしまう

>>288-289
アムロは好意を寄せられたら無碍にはしないだけで女好きじゃないし
分別があるから子供には手を出さない
シャアのロリコンも性欲とは別物(見た目は変態くさいけどな)

293 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/09 22:54:50 ID:???
>>292
「ょぅι゙ょは虐げたり性欲のはけ口にする物ではない!!笑顔を愛でるものだ!!!!!!!!」


294 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/09 23:00:01 ID:???
>293
お説ごもっとも。
では蓑虫にされて笑いものになるのではなく、笑わせられるようにがんばりましょう、大佐。

295 名前:月光蝶 :05/01/09 23:01:22 ID:???

新年初の更新。
ttp://axis2000.hp.infoseek.co.jp/log/dame/dame.html
・2005/01/09 37歳スレ/2、何歳になってもスレ7・無削除版ログ、編集版ログ追加・更新、テンプレ更新

ゆ・・・許せアムロ、シャア!!体力が尽きた(バタ)。
・・・・ログ更新と古くなったリンク更新が精一杯で、SSを取り出して編集する体力がもう・・。

この埋め合わせは後日必ず!!!

296 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/09 23:26:30 ID:???
月光蝶さんオツ
おまいら!敬礼しろ!!
(ノ゜д゜)敬礼!!

297 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/09 23:33:51 ID:???
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:::: :::::::::.....:☆彡::::   //[||    」  ||] >月光蝶様
 :::::::::::::::::: . . . ..: :::: / ヘ | |  ____,ヽ | | :::::::::::.... .... .. .::::::::::::::
::::::...゜ . .:::::::::  /ヽ ノ    ヽ__/  ....... . .::::::::::::........ ..::::
:.... .... .. .     く  /     三三三∠⌒>:.... .... .. .:.... .... ..
:.... .... ..:.... .... ..... .... .. .:.... .... .. ..... .... .. ..... ............. .. . ........ ......
:.... . ∧∧   ∧∧  ∧∧   ∧∧ .... .... .. .:.... .... ..... .... .. .
... ..:(   )ゝ (   )ゝ(   )ゝ(   )ゝ .. 明けましておめでとうございます
....  i⌒ /   i⌒ /  i⌒ /   i⌒ / .. . 本年も宜しくお願いします・・・
..   三  |   三  |   三  |   三 |  ... ............. ........... . .....
...  ∪ ∪   ∪ ∪   ∪ ∪  ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
  三三  三三  三三   三三
 三三  三三  三三   三三

298 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/09 23:45:10 ID:???
月光蝶様おつです。(ノ゜д゜)

>「ょぅι゙ょは虐げたり性欲のはけ口にする物ではない!!笑顔を愛でるものだ!!!!!!!!」
これなんか良いな。感動した。

299 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/10 00:21:14 ID:???
 (ノ゜д゜) 月光蝶氏、あいかわらず見事です。GJ!

300 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/10 02:29:37 ID:???
シャアの場合はロリコンといってもママの代わりを探しているだけだから
その動機の変態性はともかく、性欲とはまた違いそうだ。

301 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/10 03:42:33 ID:???
>「ょぅι゙ょは虐げたり性欲のはけ口にする物ではない!!笑顔を愛でるものだ!!!!!!!!」

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             \\\              //
             \ \ \\\  r'⌒⌒ヽ    ///  //
              \ \  (⌒\ ( rνyy'ソ⌒レm)/// では何故 風呂を覗こうとする!
             \\ (mJ \ ヽヽヾ#゚ー゚ノ/ レm)レm)/    
             \\ \\(mJ(mJ∩]¶[ イレm)レm)レm)/     それは如何ともし難い
           (´⌒;; \\ (mJ(mJ(mJ| .|/ノハλ) //レm)/;;⌒`) ;;⌒`) ほんのwせdrftgyふじこlp「;
 (´⌒;;   (´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;/(mJ(mJ#Д▼||l レm)/;;⌒`);;⌒`)    
  (´⌒;; (´⌒;; \从从从从从(___へ_ノ ゝ__ノ从从从从从//;;⌒`);;






302 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/10 05:05:01 ID:???
>>301
少年少女の裸体を愛でるのは古代以来貴族の特権とはいえ、
ママの許しもなく愛でられる幼女にとっちゃ大問題ですがな、大佐。

>>288
まあ、普通の女性遍歴程度だろね。ガキの頃ならともかく。
アムロ自身は連邦最高峰の戦士とはいえ、普通の範囲の人間だし。
シャアはずっと戦い続けてきただけに、
女性関係のみならず家庭の持ちよう自体ゆがみまくってると断言できるが。
・・・・ナナイさんも苦労したんべな。

303 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/10 07:26:25 ID:???
ぬっちゃけ29にもなって、一人の女の影も見えなかったら
そっちの方がキツいし>アムロ

304 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/10 10:15:26 ID:???
えーと、初恋がマチルダさんで、幼馴染がフラウ、そして最終的に恋人がチェーンだっけ?

305 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/10 12:16:03 ID:???
北米で何人と寝たかわからんほどだけどな。

306 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/10 12:33:24 ID:???
デリバリーサービスの彼女たちと遊んでたからねえ。

307 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/10 12:48:42 ID:???
しかも、いわゆる千人切りさえ達成しかねないペースで。

軟禁場所のシャイアンを出てからはちゃんとコントロールできてるみたいだが。

308 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/10 13:03:08 ID:???
でも基本的に妙齢の女性には抵抗無いわけで

309 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/10 14:25:31 ID:???
南極の女体化板を見たらアミー&キャシーのイラストを発見したのは私だけだろうか?

310 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/10 14:30:00 ID:???
無理して女装する駄目男2人じゃないのでどうでもいい。

311 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/10 15:11:46 ID:???
シャアは元々アクシズに住んでたから身の回りの物が探せば出てきそうだしプルズが見ても
それほど問題なさそうだがアムロの身の回りのものは、多分プルズには見せられそうにないな。
関係した女性に関する思い出の物が探せば出てきそうだ。

312 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/10 15:49:54 ID:???
思い出の品はどうだろう。
子供の時のおもちゃ(1st):家に戻った時に持ち出したが、母親と別れる時には返した。
マチルダさんの写真(1st):Zでシャイアンの屋敷にも置いていたが、脱走したので置きっぱなし。
シャアと決闘した時の銃(1st):Zでパイロットに戻ってから、宇宙に出るカツに与えた。
ガンダム(1st):ア・バオア・クー脱出の時に射出して放棄。
コアファイター(1st):脱出後も使えるように見えたが、アムロは脱出用ランチと合流して乗り捨てた。

過去を伝える品物ってのはアムロの転換点になるところで捨てられていく傾向があるな。

313 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/10 22:43:59 ID:???
>>312
「プルズとの日常(ダメ男スレ):priceless
お金で買えない 価値がある」とか続けたくなった。

314 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/11 00:22:28 ID:???
金が使えない場所である。その名はアクシズ。

315 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/11 16:19:42 ID:???
ライフルもしょっちゅう捨ててた。
あとで拾ってたようだが、無くすことも覚悟だと思う。
基本的に物に執着しないタイプと思われ。

316 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/11 17:15:37 ID:???
νガンダムもいつかは捨てることになるんだろうか。
……それ以前にアクシズが木星圏につくまでもつかどうかの方が怪しいか。
連邦のモビルスーツの部品なんて、捕獲されたジムやジェガンのぐらいしか望みないし。

317 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/11 18:03:41 ID:???
一応パラレルではジュドーに引き渡された、というけども。
それこそ長谷川マンガにあったようなぼろぼろZZと同じ状態かもしれない。
各作者も、結構盛大に壊してるし。
今のところ、部品取りに使えそうなのって、百式くらいじゃないの?

318 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/11 19:26:59 ID:???
そこでνサザビーにでも改造するのですよ。

319 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/11 19:45:57 ID:???
>>318
おめでたそうだな

320 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/11 21:50:27 ID:???
|⌒⌒Xヽ
|(ノハ))》'リリ
| ゚д゚ノリ 大佐〜 何処にいるの〜?
| とノ

321 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/11 22:02:41 ID:???
>>318
強いのだろうか。

322 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/11 22:15:59 ID:???
胴体はサザビー、頭と手足はνガンダム

   r'⌒⌒⌒'、  r'⌒⌒ヽ
   (ミ"""メ""ミ) ( rνyy'ソ
   ヽ;▼A▼ノ  ヾ;゚Д゚ノ<ちょっと待て、コックピットはどこだ


323 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/11 22:22:49 ID:???
サイコミュで遠隔操作汁!

324 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/11 22:31:12 ID:???
>>320
プルH「あら、ご足労さま。でもシャアはこちらのアクシズには来ておりませんの」
プルA「ねーねー。今度はだれとお話してるの?」

325 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/11 22:37:19 ID:???
>324
プルL「ご足労様…?あの人、足が無いよぉ」ガクガクプルプル

326 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/11 23:53:25 ID:???
νサザビー…
アムロとシャアの夢の二人乗りか?
ララァとクェスとチェーンの霊魂付きで、シャアを押しのけてBが操縦したがりそうだけど。

327 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/11 23:59:25 ID:???
フィンファンネルとファンネルと・・・強そう。
ただ、お互いの波長が合うのかだろうかw

328 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/12 00:08:32 ID:???
下手したらフィンファンネルが本体の頭部コックピットを狙撃し、
ファンネルが腹部コックピットを攻撃する。

329 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/12 00:25:33 ID:???
夢の競演・・・見てみたい。

>>322
確かサザビーの方が装甲は良いんだったっけ。
でも手足はνの方がやっぱ良いよな。素手でサザビー倒しちゃったんだしw

330 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/12 00:51:04 ID:???
しかし手足はνのほうが良いとして、二人乗りとすると―
頭だけサザビーだよ。

Zザクと同じ考えならまさに、νサザビーだけどね。

331 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/12 02:43:05 ID:???
>>329
あのシーンはまさにマッハパンチ。
アムロめ、やってくれる。

332 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/12 03:01:58 ID:???
シャアも蹴りを返したりしてたような。

個人的には、上半身アムロ(射撃とか格闘とか)操縦。
下半身シャア(移動とか回避とかキックとか)操縦。
でも良いような気がする。

333 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/12 09:08:53 ID:???
そのうち上半身と下半身が分離してしまいそうだな。

334 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/12 10:11:48 ID:???
下半身シャアと聞いてもうあんな妄想しかできない俺は弾劾裁判されてきます

335 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/12 14:24:06 ID:???
>>334
取り合えず、何のことやらな私はもしかして負け組か。

間を取って、パッチワークみたいにしてみたらどうだ?
上腕部はν、腿はサザビーとか。

336 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/12 15:01:04 ID:???
>>335
「このシャア・アズナブルの下半身はょぅι゙ょに反応するということなのだよ!!」

「ペドだよそれは!!」

337 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/12 17:04:41 ID:???
右半身はν、左半身はサザビー。

338 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/12 18:47:09 ID:???
あしゅら男爵?

339 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/12 21:53:34 ID:???
プルJ「大佐が…呼んでいる!?」
プルC「なんのこと?」
プルI「分からないかっ、シャアが わ た し に 助けを求めている!」
プルJ「………プルI。」
プルI「なに、私たちに、だ。キノセイキノセイ」
プルE「なんのこと?私には何も感じられないけど…」
プルJ「聞こえないのっ?!大佐が…大佐が…!!」
プルH「もう大丈夫、J。宇宙海賊さんたちが手助けをしてくれましたから。
もっとも次の地雷を踏んでしまっているようですけどね。フフフ」


プルL「も、もうさっきの人いないの?(ガクガクプルプル)」

340 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/13 14:29:59 ID:???
>>339
どういう意味なんだ?
シャアとキンケドゥの競演ってことか?
シャアは何歳なんだ・・・。

341 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/13 16:08:04 ID:???
ニューガンダムに〜スレでの出来事を受信したんじゃない?

342 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/13 20:24:26 ID:???
>>19
とかは向こうとリンクしつつ、単独でもストーリーを楽しめるSSだったんだけどね。

343 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/13 20:44:00 ID:???
それはそれ
これはこれ


グラサンの人も多用してそうだな、この名台詞

344 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/13 20:49:59 ID:???
「たかが100点差っ! νガンダムで押し返してやる!」

345 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/13 20:52:33 ID:???
一応、>>339の舞台裏らしきものを貼り付けておくか。


889 :通常の名無しさんの3倍:05/01/12 01:45:32 ID:???
ヾ▼A▼ノ(…しかし、何故だ。アクシズに拘束されているというのに、敵意は感じない)

ヾ▼ー▼ノ(むしろ暖かくて…安心を感じるとは)


890 :通常の名無しさんの3倍:05/01/12 01:54:35 ID:???
     曰  ,'⌒⌒ヽ 
     | |  / λWλiヽ.      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    /__丶く ゝ` ‐´ノ,,ゝ  < さて、そろそろ寝室へ行こうか
     ||赤||/    .| ¢、  \_______________
  _ ||彗||| |  .    ̄丶.)        .⌒⌒ヽ
  \ ||星||L二⊃ . ̄ ̄\       ミ    . ) 
  ||\`~~´  (<二:彡) \      Σ(▼ソ ;ミ丿 ッテアンシンシテルバアイジャナイゾ 
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄      ≡≡≡
   .  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||       (__( ̄__)



891 :通常の名無しさんの3倍:05/01/12 01:59:10 ID:???
 (錯乱状態の赤い人)

シャア「た、助けてくれ! ジェイ! アイ!」
ハマーン「誰の名前だ、それはっ!」

346 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/14 12:42:07 ID:???
グラサンの人は何で変な髪の人と無難に過ごせないかね…

347 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/14 13:01:28 ID:???
JやIも成長したら変な髪になるのかな…

348 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/14 13:24:30 ID:???
ハマーンの髪型は、グラサンの人の妹を意識したんじゃ?

349 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/14 14:03:50 ID:???
総帥モテモテだなw

350 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/14 16:01:41 ID:???
>>348
ソレダ!

351 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/14 19:22:37 ID:???
南極にキャシーとアミーが・・・

352 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/14 20:51:45 ID:???
今までこのスレしか見ていなかったのだが、色々リンクしているようなので
「俺」の部屋や、幼女にもてもてのアムロを覗いてきた。
読みでがあった…ありすぎた…
駄目オトコの扱いはニューガンダムスレが一番いいようだが、
そう思いつつ帰ってくるとここの駄目オトコも十分幸せそうなんだよね。
そしてアムロはどこでも苦労している

それだ…いや、何でもない

353 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/14 20:55:01 ID:???
でもここのアムロはそれなりに幸せそうだと思うのは俺だけ?
量産型キュベレイ捨てるときの話見る限り、
プルズたちとの生活に幸せ感じてないとあんな台詞出てこないと思う

354 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/14 21:18:25 ID:???
うん、まあね。
どこのアムロもシャアもそれぞれの幸せは手に入れてるね。
家族のために苦労するのもまた幸せ。



355 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/14 22:20:58 ID:???
総帥も苦労してるっちゃ苦労してるんだけど、
その苦労の大半が自業自得だからどうしてもアムロの苦労の方が目立つんだよね。

まぁそれでも二人とも幸せそうだから問題ないか。

356 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 00:23:33 ID:???
次スレでは、駄目オトコ関連のスレをテンプレにいれてもいいかもね。なんか読んでるとほのぼのするし。

357 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 00:30:37 ID:???
通常の3倍吊るされる総帥のCGとかうpされないかな?


358 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 00:34:17 ID:???
>>357
通常ってのはどんなだ?w

359 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 01:26:42 ID:???
  通常↓
     ||
   ⌒||⌒ヽ
  ιミ  ||  ι)
  (▼ソ || ミ丿   ・・・・・・コレダケカ・・・
   ミ≡≡≡j   コレダケノタメニツルサレタノカネ・・・
   ミ≡≡≡j
   ミ≡≡≡j
   ヽ)ヽ)

360 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 01:34:11 ID:???
  3倍↓
     ||
   ⌒||⌒ヽ
  ιミ  ||  ι)
  (▼ソ || ミ丿  
   ミ≡≡≡j   ソシテワタシハ、チチジオンノモトニメサレルデアロウ・・・
   ミ≡≡≡j
   ミ≡≡≡j
   ミ≡≡≡j   
   ミ≡≡≡j
   ミ≡≡≡j
   ミ≡≡≡j   
   ミ≡≡≡j
   ミ≡≡≡j
   ヽ)ヽ)


361 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 01:51:47 ID:???
吊るされる期間の長さが
 通常の三倍↓
     ||
   ⌒||⌒ヽ
  ιミ  ||  ι)
  (▼tソ|| ミ丿   ・・・・・・キョウデムイカメ・・・
   ミ≡≡≡j   ワスレラレタノカナ・・・アムロー!プルズー!イイカゲンオロシテクレー
   ミ≡≡≡j
   ミ≡≡≡j
   ヽ)ヽ)

362 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 04:56:37 ID:???
シャアは何でZZの時にエゥーゴに戻らなかったのかな?

363 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 05:32:15 ID:???
吊るされてたから。

364 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 09:15:27 ID:???
あえて問おう!!!

お風呂ネタやってもいいですか?

365 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 09:53:38 ID:???
いいです。

366 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 09:55:42 ID:???
やってください、やりまくってください

367 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 11:12:56 ID:???
アムロ×プルだと18禁くらいのエロネタが思いつくんだが、
シャア×プルだと覗き位にしかならない
なぜだろう

368 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 11:30:30 ID:???
そりゃあシャアの幼女好きは性欲とは別次元だから
アムロは良識があるので基本的には手を出さないが
「一人で生きるために体で稼いでる。施しは受けない」
なんて少女がいたら抱いてしまいそうだ

369 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 11:38:15 ID:???
うあ。生々しい例えだな…
でも、確かにそんな感じだ。
アムロは「施しを受けない」という気持ちを尊重するんだけど、
シャアはどうしても我慢できずに、余分に金送ったりしてしまいそう。

370 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 14:37:34 ID:???
シャアのばあい、仮に据え膳を前にしたとしても
・おもむろにララァを思い出して号泣
・おもむろにはにゃーん進化を思い出してガクガクブルブル

もとより、CCAや小説でやや修正されたとはいえ
基本的にどこまで行っても浮世離れした人だもんなぁ・・・。
あんまし直接的な肉欲には連想しにくい。

アムロはアムロで変なところで常識人だから
368みたいなシチュでも、囲いはしても抱くまではいけないだろう。
(バンコランがグローブナー将軍の孫の貞操を守ったときを思い出した)

プルズの危機はしばらくはなさそうだな。

371 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 14:55:07 ID:???
アクシズ弾劾裁判が待っているしな。

372 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 15:43:49 ID:???
>>370
シャアは上からものを見る人だから自分の価値観で可哀相だと思ったら
助けてあげるのが正しいと思ってる
アムロは同じ高さからものを見る人だから、ささやかなプライドを拠り所
にして生きてる人には半端な同情の方が酷だということを知っている
「密会」ではララァを拾ったシャアが戦うのが嫌でも面倒は見てあげると
言ったのに対して、ララァは受けた恩は返すと兵士になるんだよ
好きなのはシャアなのにララァがアムロに共感してしまったのはNT同士
だからだけではなく、ここらへんも理由だと思う

スレ違いスマソ

373 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 16:40:44 ID:???
というか、シャアの性生活もいまいち想像付かんな…
利用する為に抱いた人間は多いだろうが愛して抱いた人間は少なそうだ

374 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 20:14:48 ID:???
てか370のマニアックな例えにワロス
パタリロ…

375 名前:19=339 :05/01/15 20:55:25 ID:???
「大佐…、よかったぁ…!!」
「じ、J?!」
小柄な影が駆けてくると、勢い良くシャアの胸元に飛び込んできた。
緩やかな風の流れがその後を追い…ほそやかな栗色の髪が、さわさわ音を鳴らして肩口に降りかかり…柔らかな肢体がしんなりと、男の腕の中に倒れ込む。
「どうしたのだ、プルJ?」
…無言。
一言もなく、少女は肩に囓り付くようにすがりつく。
微かに震える指が慈しむように。労るように…そして切なく、指先に触れる男の体を擦る。
無垢に男を抱きしめる、まだ幼い少女の腕。ほっそりとした腰つき。しなやかに伸びる脚…
兵士として施された教育と強化は、少女の躯を一人前の戦士として育てることは出来なかった。
ただ、その心身を眩しいほど健やかにはぐくみ…陽に向かって伸びる一輪の花へと育て上げてゆき…、紅団扇。その花片のように、少女は美しく育つ。
そして今、Jは胸の奥底で疼く何かをそのまま、シャアの胸元に頬を押しつける…
どくん。どくん。どくん。
聞こえるのは…シャアの鼓動。
とくん。とくん。とくん。
響くのは自分…プルJの心音。
潮のように鳴る男の鼓動が耳を圧し、心をいっぱいにし、先ほどまで不安にさざめいていた少女の胸の裡を何か、温かなもので満たす。
「…プルJ。」
いつもと違う少女の雰囲気に、シャアは深く澄んだ声で呼びかけた。
「………不安でした」
ぽつり、と囁くJ。
「先ほど、大佐の声が聞こえたんです。“助けてくれ、J”って。それがすごく遠く聞こえて」
アクシズの薄暗い通路に、弱く空調の風が流れる。
「大佐は、必死に、私に、助けを求めているのに」
普段は気丈な少女の、語尾が微かに揺れる。
胸元に俯くその肩が小さく震え…押しつける腕が、力無くすがる。
細い肩につながる首筋が裸身の色をそのままに、ほっそりと白に滲んで。
奔ってシャアを探したのだろう、しっとりと紅潮する。
(こんな近くにいるのに…)
2人の身長差は年齢の差でもある。その分だけ、2人の目と目は離れる。
幾つもの悲哀と恩讐、諦観と憎悪を瞳の裡に隠した男。
果てなき憧憬と思慕、一途と信愛に瞳を潤ませた少女。
…男の目に、上目遣いに見つめ上げる少女が映っているのが見えた。
「すいません…変なこと、言って。アクシズに大佐がいるって…、こうして無事な大佐に会えたから。いいんです」
「それで…?」
シャアはその視線を受け止めながら、少女を促す。
「…あの。いま、急に心配になったんです。私の知らない間に、大佐が…」
知らない間に、大佐が。
言ってしまうと、現実になってしまいそうな。
でも。
ほんとうに何処か、遠くへ行ってしまいそうな。
「ここからは何処に行ける筈もない。J、気に病むことはない。…私のことなら、心配はいらない。
私に何かが起こっても、Jが見つけてくれるのだろう?」
男は微笑みながら目線を外し、すっと身を屈めると首筋に近付くとなめらかな首筋、そのちょうど服の襟に隠れるあたりに唇を寄せた。
くちゅ…っ
微かな肉の音が鳴ると、びくん、と少女の躯が震える。
「わったたたたた大佐っわたわたわたしはああああのそののの…」
「…大丈夫。君たちを心配させるような事はなかった…」
ぽん、と軽く肩を叩いて明るく声をかける。
「さて、そろそろトマトが収穫どきなんだ…もう何人か呼んできて、収穫を手伝ってくれないか?」
その熟れたトマトより真っ赤に染まったJは、シャアの顔を見上げることも出来ずに
何か、もごもごと呟きながら走り去る…。

そして、シャアは静かにサングラスをかける。




紅団扇/アンスリューム。真紅に染まるその花は、夏の日差しに美しく輝く花。
その花言葉は“献身的な愛”。

376 名前:19=339 :05/01/15 20:56:57 ID:???
「さて…I。覗き見か?」
照明の届かない曲がり角。その姿を見ることのできない通路へ、シャアは呼びかけた。
「気配は隠していた積もりだが」
「Iがいる気配くらい、分かるさ」
きみたち、と言わずにあえて対象を絞る当たり、シャアのずるさかもしれない。
やれやれ、と首を振りながらIはシャアの前に姿を見せた。
ほっそりとした躯つき。年相応の少女が魅せる僅かな膨らみを帯びた肢体。
柔らかに下る肩。なめらかな曲みを帯びた胸。少年のように引き締まった腰と…
オリジナルのプルと違いを見せつつある、すらっと伸びた脚。
もう10年…いや、5年もすると見事な脚線美を魅せるだろう、そんな脚をパイロットスーツの無骨な繊維に包みながらシャアの前に立つI。
「私も、シャアの助けてくれ、という情けない声を聞いたのだが…」
わたしも、に強くアクセントを込めながら、I。
…小さな嫉妬?
しかしそれを窺わせることなくシャアを見る冷たい視線が、ちらちらと男の全身に配られて…
男に何事もない事を確認し、小さくため息をついたことを知るのはむしろ当人ではなく、目の前の男であった。
「ふむ…Iにも聞こえたのか?私が助けを求めたと」
「あぁ。」
「しかし、私はここにいる」
「そうだな。」
腕を組んで壁に躯を押しつけたIは…まるでそのことを欠片も信じていないように、冷たいそぶりで頭を振る。
度の入っていない、硝子の眼鏡…そろそろ腰のあたりまで伸びた髪。
何かを探るように男を見つめる蒼い瞳。
飛沫く水のように細く揺れる髪は、少女が頭を振るに連れ金糸が拡がるようにさわさわと宙を舞い…音叉が小さく響くように、さらさらと銀色の音を鳴らす。
「Jはあれで納得したようだが、シャア。どうやって私を納得させる積もりだ?」
言外に“ごまかすな”、という響きを込めて言う。
そしてシャアがどのように論を振るおうとも納得するIである筈が無かった。
つまり………
シャアはゆっくりと近付くと、その手に力を込めてIの肩を押さえる。
抗うように僅かに肩を揺すったIだったが、男の大きな手と暖かな感触に力が抜け、男の為すがままにさせてしまう。
「…弾劾ものだぞ、これは」
「言わなければ、どうということはない」
軽い言葉のやりとりをしている間に、シャアによって壁に押しつけられるような姿勢になるI。
見上げると、硝子越しに男の視線が感じられる…
「…っ、ちゃんと、何があったか…せっ、せつめ…」
組んでいた腕がいつの間にか、自分の躯を抱きしめるように身を掴む。
ほっそりした躯に柔らかく身付いた肉が、自分が女であることを意識させ…ますますシャアの視線を強く感じるようで、頬が染まる。
(まるで論理的じゃな−−−−−い!!!)
普段、自分が売りとしている…自分がIである、プルシスターズの9番目…他のプルと違うプルである。そう、自分を知覚させる論理的思考。
それがシャアを意識すると、まるで出鱈目になる………
「わっ、わたしとJが…その、分かって…シャア、呼んでたっ!」
「…私が呼ぶと、Iは来てくれるのだな?」
(ち、違っ…)
違う。何で私と、Jを呼ぶような事態になったの…そう言いかけて、Iは声の微かな揺らぎに気付いた。
サングラスに隠されて、男の瞳はうかがえない…しかし声には何かが響く。
分からない。
その響きが何なのか…
寂寥。恐怖。愛情。諦観。弱音。欲望。希求。絶望。懺悔。救済…
彼女が“教育”で受けてきたどれともつかない、彼女の知識では追いつかないものをそこに含む、シャアの声に…感じる。
(感じる…か)
胸が疼き、心がからからに渇いたように何かを求める。瞳が潤み、頬がシャアを身近に感じるだけで、熱く染まる。
「…I」
わたしは…シャア…わたしは………?
「シャア。私は…」


Iのかすれた声が、小さく途切れた。

377 名前:19=339 :05/01/15 20:59:23 ID:???
「シャア〜、トマトができたんだって〜♪」
「どれだけ人手がいるのか、きちんとJに言っておいてくれ、シャア」
「うーん。今日は新鮮なトマトをたっぷり使ったスパゲティ・アラビアータにしましょうか?」
「あ、いいねーそれ♪」
「それはいいですけど…この前みたいに大皿で出さないでくださいね、C」
「そうですわ。食卓は戦場でなくてよ。D、もっと上品に…」
「タイタンに水を観測できなかったって。アムロが言ってたよ(ショボーン)」
「…(くすくす…相変わらずのタイミングですね、シャア)」
「大佐、みんな収穫に手伝ってくれるそうです♪」
「シャア。全員でやった方が早く終わるのでしょう?」
「♪まっかなトマト♪まっかなおとうさん♪まっかなトマト♪まっかなおとうさん…♪」

「「「「「「「「「「「シャア(大佐)…」」」」」」」」」」」

「…ぬぅっ?!」
そっと腕から身を剥がし、素知らぬ顔でシャアから遠ざかるI。
去り際に、そっと囁く。
「言わなくても、見つかってしまってはやむを得ないな…頑張り過ぎ。」
「シャアーーーっ!!!」
すぐさま、迫り来るプレッシャーの塊。
そして今日も始まる、アクシズの非日常的な日常の光景…
優しく。涙の出そうなほど、平和な。

378 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/15 23:51:05 ID:???
自分は他のスレは見ていないので、他スレネタは好きではないけど、GJ<19=339氏
ちょっとJとIの描写が生々し過ぎるかな・・・、好きだけどw

当初、>>364の風呂ネタかと思ってしまったのは俺だけじゃないはずっ!

379 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 00:11:05 ID:???
むしろネタ元のスレでも書いて下さいよってくらいの出来ですな
GJ!

>>364にも期待

380 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 00:29:23 ID:???
いやーGJ。
あぁ、またJとIと大佐の話が読みたくなっちゃったよ。

風呂とか軽くえっちぃのは、良いものだと思います。

381 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 00:58:25 ID:???
「何じゃこりゃあ!?」

今日も今日とてアクシズの探索を続けるアムロとシャア。
「今日はもう少し深いところまで探索を続けてみよう」
というシャアの提案に従い、甲斐あって旧ジオン軍の格納庫を見つけることができた。

シャア「ここはたしか女性仕官用の格納庫だったはずだ。」
アムロ「女性用って...、格納庫まで男女別れてるのかアクシズは。」
シャア「一年戦争時は、それは随分華やかな光景だったぞ。」
アムロ「随分知っているふうだな。」
シャア「ふふふ、当時は日に三度は足を運んだものさ。」
アムロ「貴様、ララァがいながら!」
シャア「不倫は文化なのだよ!」

何時もと変わらずシャアの顔面も見る影も無いほどに変形させつつ、
アムロは使えるモビルスーツが無いか探索を開始した。
そして一時間も経つか経たないかという時に冒頭のような素っ頓狂な声を上げたのである。

シャア「どうしたアムロ!?」
シャアは急いでアムロの許へ駆け寄った。
アムロの視線の先を見て彼もまた驚嘆の声を上げた。
いや、シャアの驚嘆はアムロの驚嘆とは別種のものだった。
そこにあったもの...それは...
およそ戦場のイメージに似つかわしくないピンクのカラーリング。
胸部には少女趣味丸出しのハートの装飾が施されたザクだったのである。

シャア「おお、これは!」
アムロ「知っているのかシャア!」
シャア「懐かしいな...。これは我が軍の女性エースパイロットが使っていたものだ。」
アムロ「女性のエースパイロットだって?」
シャア「うむ、東洋系の美しい女性で...、名前は確かユミコ=シャク。」
アムロ「何だか外見は天然系だが、中身は計算高そうな女性を想像してしまったよ。」
シャア「色々と謎の多い女性でな。英語番組のレギュラーだとか、怨みの門の番人だとか言われてたな。」
アムロ「怨みの門。」
シャア「何でも死者の願いを聞いてくれる門だとかという話だ。」
アムロ「死者と交感できる?...ニュータイプか!?まさかシャア!!」
シャア「え?お、おいアムロ落ち着け!最近、手が早くなってき...」
アムロ「ララァ以外に何人もの女を毒牙に!!」
シャア「は...話を聞け!」
アムロ「問答無用!女の敵!!プルズの敵!!!天誅ーーーーーー!!!!」
シャア「イ...イズコよ、アムロに報復を〜〜〜〜...げふんっ」

382 名前:381 :05/01/16 01:01:08 ID:???
スカイハイネタとかマイナーネタですんません。
ていうか過去ログあんま見てないんで、被ってたら本当に申し訳ない。
ちなみに初投稿です...。

383 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 01:08:31 ID:???
なぜか1日ザクを思い出した(女性専用だからか)

384 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 01:39:53 ID:???
「女の敵!!」ってすっかりママンが染み付いてますなアムロママン
ちなみにこのスレでもシャアが魔法のハタキを作ってたっけ

385 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 10:16:00 ID:???
>>381
なぜか写真があったぞ、漏れのHDに。懐かしいな。

386 名前:アクシズ一家の非日常的日常 :05/01/16 10:31:09 ID:???
アムロ「何だ、コレ。」
赤「はっ!!そ・・・それは・・・!!」
アムロ「コレが何だか知っているのか?シャア」

カチッ

アムロ「あ。なんかスイッチみたいの押しちゃったよ。」
赤「あ゛ーーーーーッッ!!」

シューーーーーーーーーッ

アムロ「何だ?!この煙・・・まさか・・・ばくだ・・・」

ボン!!ピカッ!!キラキラキラキラキラ・・・・

プルズ「なになにー?どぉしたのー??」

アムロ「ゲフッ・・・げふげふげふッ・・・なんだ・・・いったい
    何がどうなったんだ・・・?・・・って・・・
    なんじゃこりゃーーーーー!!!!」
プルズ「アムロが・・・アムロがアムロママ(本物)に?!」
赤「ソレは・・・それこそは・・・連邦の物量作戦に対抗すべく、
  『とりあえず人民増やしトコかー』という理念の下
  ジオン軍が長年研究に研究を重ね完成させた
  強制おにゃの子変換装置・・・
  そう!それこそが正真正銘のジオン胸囲のメカニズム!!
  『母よアナタは強かった光線』!!!」
プルズ「な・・・なんだってーーーーー(AA省略)」
ママン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シャア・・・」
赤「なんだね!?わ・・・私が作ったんじゃないぞ!
  私のせいではないだろう・・・」
ママン「うるさい黙れやハゲ。
    おまえ、チョッとココ座れ。
    いいから座れ。とりあえず座れ。
    正座じゃゴルァーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

一週間後。どうにかこうにかアムロは元に戻った。らしい。
アムロママン(ガチ)はプルズには好評であったが、
紅白両名はその件に対し黙して語ろうとしない。


387 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 12:42:10 ID:Oui9lpoE
>386
そういう強引に母親作っちまうようなネタは勘弁して欲しい。


388 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 12:50:27 ID:???
ぬるぽ

389 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 14:00:21 ID:???
>>388
ガッ

やはりアムロは男で母親属性が

390 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 14:10:55 ID:???
シャアよりアムロの方が適性があるから保護者として衣食の面倒を見てるだけで、
別に「母」親役でもましてやシャアの女房役やってるつもりも無いと思うんだけどね。

女の子向けに性教育する時に苦し紛れの女装をしたのは二人のダメっぽい発想が笑えたけど、
女体化とかこういう話見ると嫌になる。

391 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 16:31:58 ID:???
本編とは関係ない一発ネタと断っとけば良かったかもね

そういえば昔「アムロが女だったらシャアはアムロへの執着を愛情に昇華できて
その後のシャアの迷走は無かっただろう」って議論があった
一応の和解をみてる現在ではアムロが女性化してもあんまり意味ないな

392 名前:386 :05/01/16 19:26:23 ID:???
ごめん。
「ジオン胸囲のメカニズム」から逆算した
一発ネタだったんだ。
直ぐ戻るからいいかと思ったんだけど。
正直スマンかった。今は反省している。



393 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 20:21:03 ID:???
アムロママには萌え無いが
シャア派で普段甘えたがりな面を出さないプルIやJが
女体化してしまったアムロに無意識に母性を求める行動を取ってしまって
もとに戻ったアムロに照れくささを感じてみるとかなら萌えれるかも知れんと思ってしまった

394 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 22:19:34 ID:???
叩かれているのでなんだが、俺はこの話、悪くないと思ったけどなあ。
確かにあまりにSFだが、一発ネタとして性転換は悪くなかろう。
男で母親役をやってるアムロの歪さも強調できることだし
(本質的にまともな性格のアムロが、一家の母親扱いを受けて無条件に応じるとは思いがたいし)
アムロに性的倒錯など微塵もないが、たまにはいいんでないの。
アムロ的には単なる緊急避難的作業でも、プルズにとっては立派な母親役だよ。

395 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 22:26:00 ID:???
プルズにカーネーションを送られ喜ぶべきか悲むべきか頭を抱えるアムロ、なんて想像してしまった

396 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 22:52:09 ID:???
その悩みをシャアにぶつける(オラオラ)ことで昇華するアムロ

397 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 23:33:11 ID:???
>「ジオン胸囲のメカニズム」
俺は笑ったけどなぁ・・・

398 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 23:42:38 ID:???
>>397
今更気が付いてワラタ

399 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/16 23:58:26 ID:???
だけど、「家事する人=妻・母親」なんて時代ではなく、男親が家で家事をして子供の面倒を見ることも
珍しくないのに、なぜアムロ=ママになっちまったんだろ。
アムロはアムロ、シャアはシャアで、それで保護者の役を果たせばプルたちにとって十分だと思うんだけどね。

400 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 00:11:03 ID:???
シャアが母性を求める人だからじゃないのか

401 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 01:17:38 ID:???
髪型がさざえさんに似てるから。

402 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 01:41:09 ID:???
>>401
アムロ「ああ!? 誰の髪型が鉄腕アトムみてえだと!」

403 名前:386 :05/01/17 02:02:56 ID:???
>>399
ペルソナにララァが憑いてるからだよ。きっと
母属性

404 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 03:02:43 ID:???
>>399
シャアにしろプルズにしろ、本物の母親を知らないから(シャアは多少知ってるけど短期間
だし)じゃないか?
それゆえに、余計純化された「理想の」母親像のイメージがあるんだろう。
本当に母親の手で育てられてる子供なら、逆にアムロをママだとは思わないかもしれない。
宇宙世紀にはいろんな「ママ」がいるだろうし。

405 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 03:28:31 ID:???
地球に引きこもって男と純愛のアムロの母親とか、
愛人と仕事が最優先のカミーユの母親とか、
息子に星飛雄馬のような猛訓練を課すウッソの母親とか、
仕事に打ち込みつつも家族を忘れきれないシーブックの母親とか。

むしろプルズは無邪気に、自分たちを養ってくれる二人の大人に
パパとママを割り振っただけに思える。
その上でいいSFであれば、性転換もいい短編になるだろう。

406 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 06:58:12 ID:???
アムロ女性化…


シャアにとって理想の母親かもしんない

407 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 19:18:43 ID:???
でもアムロにとってシャアは最悪の息子だろうなあ。
妹たちにハァハァする年上の息子…w

やっぱりおかんの鉄拳制裁が待ってるのは確定。

408 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 21:12:46 ID:???
アクシズ押し返すときに
シャアが「お前に母親になって欲しかったのだ!!」とか言ったらアムロはどういう反応してたんだろうねぇ。

409 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 21:15:47 ID:???
黙ってコクピットを握り潰す。

410 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 21:20:48 ID:???
むしろ大気圏に投げ込む

411 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 21:21:40 ID:???
アムロひでぇよw

412 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 21:25:48 ID:???
いや、正しい!!

413 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 21:56:42 ID:???
ア「シャア貴様、ララァはどうした。
  というか、こんなときになんてことを・・・まだ、心の準備が―」

シ「なーんつってな」
ア「この馬鹿っ面がぁ」

414 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 22:09:07 ID:???
やっぱ仲良いんだな。

415 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 22:21:12 ID:???
この二人のケンカに巻き込まれた各組織も気の毒になあw

416 名前:酸いも甘いも1 :05/01/17 23:08:58 ID:???
プルA「ごちそうさまでしたー!」
プルB「デザート!デザート!」
いつもの食卓。
きょうもまた、つましいながらも楽しい夕食を終え
魅惑のプリンタイムに突入しようかという時。

「今日はコレだよ。」
そう言ってアムロが冷蔵庫から取り出したのは
麗しのプリンとは似ても似付かぬモノだった。
プルJ「アムロ、これプリンじゃないよ」
プルK「・・・まさかアムロ、酸素欠乏症に・・・」
アムロ「これはね。トマトだよ。今日はたくさん取れたし、
毎日プリンじゃ飽きるだろうから。変化つけなきゃ。」
プルA「あたし、毎日プリンでも全然飽きないよ?」
プルB「でもトマトは野菜だよ。フルーツじゃないのに本当にデザート?」
プルD「野菜と果物って、何がどう違うんだ?」
プルF「地面に出来るのが野菜。木に生るのが果物よ」
プルG[マジかよ・・・」
アムロ「はーい、はいはい。静粛に。1センチくらいの薄切りにした
トマトに砂糖をかけてあるんだ。甘くて美味しいよ。」
プルL「ホント?」
プルA「じゃぁ、いただきまーす!」
プルたちの手がテーブルに並べられたお皿に伸びようとしたその時。
アムロ「ハイ、チョッと待つよー」
プルJ「なに?どうしたのアムロ」
プルE「おあずけ、ヒドイよー。」
アムロ「そのまま食べたんじゃつまらないだろ?
だから、その中で一枚だけ砂糖の代わりに
塩を(山盛り)振ってあるトマトの皿があるんだ。つまり!
”第一回!アクシズ・チキチキ・どっちのトメィトゥ・ショー!」
プルズ「エーーーーーーッ!!!」
プルG「発音上手ぇな!アムロ!」
シャア「・・・まさに白い悪魔といったところだな」ボソッ
アムロ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
シャア「・・・・・・ゴメンナサイ・・・」
プルH「でも塩なら、普通のサラダ用トマトとあんまり変わらないんじゃないの?」
プルD「だめだ!さっきの説明でもう口の中が甘い味!
甘いのを期待してる口!甘味でスタンバイOKだよ!修正は難しいよ・・・」
アムロ「あはは。じゃあ、いくよ。みんなどれを取るか決めて。
デザートの甘くて美味しいトマトはどれかな?」
プルH&D『・・・・・・鬼・・・!』


417 名前:酸いも甘いも1 :05/01/17 23:09:46 ID:???
プルI「ちょっと待って!お皿が14枚あるって言う事は、
アムロとシャアも参加するのよね?
でも、これを作ったアムロは、どのお皿に塩をしこたま振ったのか
知っているんじゃなくて?」
アムロ「そうだけど・・・。作った後に、シャッフルしちゃったから
もうどのお皿に塩を振ったのかはボクも解らないよ。
心配なら、もういちど混ぜるかい?」
シャア「・・・まて。私も参加するのか?」
アムロ「勿論だよ。・・リタイアしてもいいけど・・・。
なに?引く可能性に怯えてるのか?塩たっぷりトマト」
シャア「バ・・・ッ!バカな事を!君こそ!引くんじゃないかね?
ご自慢の塩たっぷりトマトとやらを!」
アムロ「はーい。じゃ、みんなどれを取るか決めたかい?僕らは最後でいいからね。」
シャア「無視か!」

かくして、12枚の皿はそれぞれの手に渡り、残されたのは二枚。

アムロ「どうする?お前から取るか?
それとも同時に手を伸ばしてかぶったらじゃんけんか?」
シャア「それでいこう」
プルA「じゃ、いくよー?レディー・・・」
プルズ「GO!」


418 名前:酸いも甘いも3 :05/01/17 23:10:50 ID:???
アムロは右の皿を。
シャアは左の皿を。
シャア「恨みっこ無しだな。」
アムロ「二人とも砂糖トマトっていう可能性もあるんだけどな」
プルI「私達の中の誰かって事もあるのよね。」
プルJ「ソレも運だ。恨みっこなし。・・・・(でも大佐が・・・心配です。)」

「いただきまーす!」

プルA「あまーい!」
プルB「おいしー!」
プルJ「トマトじゃないみたいだ」
プルF「意外とさっぱりしてるのね」
プルK「果物みたいね」
プルC「お砂糖、もっとかける」
プルL「私も。お砂糖たっぷりでも美味しいね。」
プルD「よかったー。塩じゃなかった。」
プルE[私も・・・お砂糖」
プルG「うまーい!」
プルH「私のゴーストが囁いたの。このお皿は大丈夫だって。」
プルI「新しい定番デザート誕生ね。」

そして。
口元を押さえて洗面所に駆け込むシャアを尻目に
アムロ「I'm WINNER.」
勝利者の笑みを浮かべたアムロは、満足げに皿のトメィトゥを頬張った。




419 名前:416 :05/01/17 23:13:35 ID:???
今日喰ったトマトが美味かったので。
そのまま食っても、砂糖をかけても
トマトウマー。
邪道のような気もするがウマー。

シャアはここ一番の勝負に弱いような気がするので
こんな事に。

420 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 23:31:41 ID:???
シャア、こんどはホモ扱いか。
まさに五冠王だな。

421 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/17 23:36:25 ID:???
>>416-419
GJ
でもなんとなく、シャアだとはずれ引いても必死でこらえて何ともない風を装いそう(ただし、もちろん皆にバレバレの演技で)

422 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/18 00:11:42 ID:???
トマトウマー♪

GJ!

423 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/18 00:57:03 ID:???
ああ、いいなあ。家族のレクリエーション。
GJ。

424 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/18 13:00:08 ID:???
うちにあるお菓子作りの本に、トマトのシャーベットが載ってたよ。
材料はトマト・砂糖・水・レモン汁のみ。
アムロ、新おやつレシピゲッツ!


425 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/19 03:56:09 ID:???
ああ、そんな事言ってるからオレもトマト
食いたくなっちまったじゃねーか(>_<)

トマトもニンニクと卵で炒めれば中華、
様々なスパイスで似込めばサルサソース、
甘く煮詰めればチャツネみたいなジャム、
わかりやすいイタリアントマトソースなど
バリエーションが多く作れそうでいいな。
アムロママンの腕の見せ所だな。

426 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/19 11:57:05 ID:???
スパムの代わりにトマトが主食に!

427 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/19 12:18:05 ID:???
アムロ「この間のトマトデザートが好評だったからまた作ってみたよ」
そう言って皿を持ってくるアムロ。しかし
L「イヤーーーー!」
突然Lが叫び声を上げる
一同「・・・・・!?」
アムロ「ど、どうしたんだい?」

L「だってトマトって人を食べるんでしょっ!?」

その日Lが図書室で見た映像
ラベルには『ア○ック・ザ・キラー・トマト』と書かれていた

428 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/19 17:27:51 ID:???
キラー・トマトなんて書くと最近懲りずに新シリーズ出した
アレ思い出すので止めて。

ランバ・ラルが草葉の陰で大絶叫してるよ。


429 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/19 17:31:09 ID:???
トマトの延長で
Lがサザビーまで怖がるようになったら、シャアは泣いちゃうんだろうなぁ

430 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/19 18:13:26 ID:???
間違いなく泣いちゃうな。

431 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/19 18:25:27 ID:???
どうせJやIが慰めてくれるんだろうなぁ
と思うと、あまり同情も出来ないが

所で、最近Lの出番が増えてるような気がする

432 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/19 18:53:56 ID:???
反比例してシャアの出番は減ってる気がする。

433 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/19 19:22:46 ID:???
>>432
アムロ&プルズ達と過ごす時間よりも、吊られている時間のほうが長いからだよ。

434 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/20 00:51:33 ID:???
たまには蓑虫以外は無いのだろうか。

435 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/20 12:06:47 ID:???
>>434
ア「じゃあシャクトリムシで」
シ「結局は簀巻きで横にしただけではないのかね!!」

436 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/20 12:09:04 ID:???
じゃあ、逆さ吊りで

437 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/20 12:12:59 ID:???
顔が通常の3倍赤くなっちゃうぞ。

438 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/20 16:48:39 ID:???
ちょっと遅いが>>375-377
シャアとシロッコのキャラを混同していないかね?

439 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/21 02:59:30 ID:???
>>399
一番最初のダメ男スレNo.80で既に
母認定、その後のSS「ママン誕生」
が駄目押しになったような気がする。

440 名前:『12枚の翼』プロローグ  ◆sI/.mJ9nJc :05/01/21 19:20:24 ID:???
(これは、何…わたしは…夢を見ているの…それとも、幻覚…?)
無重力の浮遊感になゆたいながら、プルKは目の前を流れていく光景へぼんやりとした視線を投げかけた。
大きく浮かぶアクシズの地表…
そこは、幾億の恒星たちが届けた光の砂粒で淡く照り輝く真空の野原。
その上を様々な物が流れていく。
真っ赤な猫。
プルLがいつも抱いている「お父さん」が、ロールしながら飛んでいく。
星々の光がその表面でベクトル変換され、キラキラと七色に瞬くのが眩しい。
それが目の前をゆっくりと流れ去っていき…
その向こうには、一匹の虫が浮かんでいた。
薄緑色に輝く昆虫。何本もの手足をひろげ、岩の大地をつかもうとしている。
キリギリス。確かその名前はキリギリス。宇宙空間で歌う昆虫。
機械のような精巧さでそれはリズミカルに手足を振り、慣性を操って離れていった。
プルKの視線は、そのヒョイヒョイといったリズムをあてどもなく追いかける。
すると突然、覆い被さるように黒々とした影が視界の全天を覆った。
黒い世界がゆっくりと、徐々に彼女の全身を塗りつぶしていき…
やがて唐突に、現れた時同様まったくの突然に、色のある世界を返してよこした。
頭上には影の主が浮遊している。巨大な手足。
茶色の毛に覆われた身体にオシャレ気取りのリボンを巻いている。
(タータンチェックというのだっけ)
その柄が、何故か印象に残るリボン。それを腕章のように巻いた巨大な熊。
熊のぬいぐるみ。とてつもなく大きな、ローティーンの少女にはとうてい抱きかかえられないほど巨大な、
テディーベアが宇宙をとんでいく。
まるでそれは夢の世界。寝ぼけてベッドから落ちたら消え去ってしまいそうな、ありえない情景。
でも。
見たことがないものを、夢に見るものなのかしら。熊もキリギリスも、私は見たことなんかない。
そのはずなのに。そもそも…
私はいつ眠ってしまったのだろう。これは現実だろうか、それともそうでない何か?
そもそも…ここはどこ?ここは…私は…
…わたしは…


441 名前:『12枚の翼』1  ◆sI/.mJ9nJc :05/01/21 22:26:16 ID:???
「水耕農場のフィルター交換は83%終了、排水コンプレッサーのOHは55%…と、ん?」
朝の食事終了後。長期継続作業の工程表をチェックしていた赤い人は、あることに気が付いた。
工程表(液晶ペーパー表示式)の下、貼り紙に手書きで追加された、
『プルシスターズのMS自作スレッド』という項目、いくつかのグループ分けされたその達成状況がどれ
も98%前後になっていることだった。
「すっかり忘れていたが、そうか…いよいよ完成させるのか、あの子達は」
「ああ、それか…まぁ忘れていたのはお前だけだがな、俺は随時監督していたから」
「ナニぃ?そ、そうか私だけか…時代に忘れられていたのは…」
朝っぱらから早々と刻の涙モードに入る元総裁と、知らん顔で珈琲をすする元祖ヒッキーメカオタ氏。
張り紙の表示する内容こそ、今アクシズで一番ヤング(注・宇宙世紀以前に流行した死語)な話題だった。
その話題の中心にして発信地、さらに一番の消費者でもある少女達…
12人のプル、金太郎飴なんて言わせない個性を発揮するアクシズ一家が誇るかしまし娘たち。
彼女たちはここ数日、工程表の残り数%を埋め尽くすべく奮闘しているのだった。
A「えっへっへ、わたしの子はあとクリアー塗装すれば完成だよっ」
G「この間まで『何回塗り直しても柚子肌になっちゃうよぅ〜』ってベソかいてたくせに」
E「そこの…トマトジャム…とって…」
D「およ?そういやこないだプレス機使って作ったリボンとかレースみたいな板があったんだけどさぁ。
  何に使うんだアレ」
I「なっ、ななな…なんでもいいだろうなんでもっ!他人のことは気にするなっ。自分こそどうなんだ?
  進捗状況は」
H「お茶………ウマー………」
B「やはり色はもっと、重厚に見える調色にしておくべきだったか…この色チップ、これ見てどう思うJ」
J「うわ臭っ…そんな乾燥してない塗幕を食卓に持ち込むなっ」
E「トマト…ジャム…」
毎朝がこんな感じである。例えるなら、保温機の中の卵が孵化する直前のような『あとちょっとの興奮』が、
彼女たちをとりこにしていた。
自分たちの手で専用の自分だけのMSを組み立てる。選んだパーツを運びハーネスを繋ぎ、ボルトを締め、
スポット溶接を増やす。手間をかければかけるだけ、だんだんとそれらしい形になるのがわかる。
無論一人で1機のMSを組み立てるのは無理だから1チーム3人構成でそれぞれの機体を交互に、順繰りに
組み立てていく方式である。どんなに頑張っても、一日に進められる工程は匍匐前進しかしない。
しかし…作業開始からあれやこれやの半年を経て、ようやく彼女たちはゴールにたどり着こうとしていた

442 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/22 01:30:35 ID:???
リアルタイムキター?連投支援

443 名前:『12枚の翼』2  ◆sI/.mJ9nJc :05/01/22 14:03:56 ID:???
そして一週間後。
「完成式典?」
首だけを振り向かせて、シャアはプルJの伝言をオウム返しに返球した。
その手元は器用にトマトの苗を植え込む作業を続けている。脳の意識野は半分方その処理に追われていて、
単語の意味をあまり解析できていなかったからだ。
「はい大佐。我々の使用する個人専用機体がようやく出そろいましたので、ささやかですがお披露目の様
なものを実施したいと皆が…明後日ですが、大佐もご出席頂けますか?」
「無論だ。正直私だけは蚊帳の外だったからな…楽しみにしていると伝えてくれ」
脳内情報処理能力を指先から言語能力に切り替えたシャアは、一瞬で赤い王子様にチェイングした。
実際は、全員がほぼ完成させていることが工程表から見てとれた数日前から大変に楽しみにしていた赤い人
だったが、過去幾千人もの信奉者に一杯食わせてきたお得意のスカした面で見事なまでに猫を被っていた。
もし伝言にやってきたのがプルFやプルHだったらこうはいかないだろう。
最大の効果が得られる場所に最大の努力を傾注する。それは今も昔も変わらない、彼の信念だった。
「ありがとうございます大佐…早速伝えます」
プルJの瞳に現れた効果を確認し満足を覚えた赤い人は再び、鼻歌交じりで苗の植え込みに没頭するのだった。

その夜。プル`sが(ようやく)寝静まった後に大人二人は寝酒をすすっていた。
つまみはプル達が自分で組み立てた専用MSの話題、そしてスパムの薫製である。
「しかし、えらく時間がかかったものだが…何がそんなに問題だったのだ?」
「原型通り組み立てるだけならそうだけどな。あの子たちは改造…というか改良も、自分でやってみたいと
言ってきたんだ」
「改造…まるで珍走団の乗り回す単車みたいだが…いまさら指摘する事でもないが問題はないのか?エレカ
のモーターを取り替えるのとは訳が違うぞ」
「あの子達には作業に取りかかる前にデータ上で完成予想プランを提出させた。その時点で予想できた問題
は解決してからでなければ実作業はさせなかったし、作業の問題点指摘と工程の作成も面倒を見た。
一から十まで問題点は俺が全て指摘し解決させた。
無論完成後の、メンテナンスマニュアルも個々に作成して準備してある。問題はあったが解決した。
文句があるか?」
「いや…いい。それほどに言うならばないだろう」
機体の改造については実際にはさほど心配はしていなかったシャアだった。
プル達の生命に関わる仕事にアムロが手を抜くはずもない事はわかりきっているからだ。
が、今度はアムロの目に燃える怪しい情熱の炎を見てしまい別の意味で不安になるのを抑えられずにいた。
(まさか…納得するまで魔改造など行っていはしないだろうな…)
父親に似た仕草でフ、フ、フフフフ…とエキセントリックな笑いを漏らすアムロの声は、その夜遅くまで響いた。


444 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/22 19:03:39 ID:???
アクシズには悪いレイも漂ってるようですね

445 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/22 19:34:21 ID:???
CCAのアムロそのままで想像したら、妙にはまってたよ

446 名前:『12枚の翼』3  ◆sI/.mJ9nJc :05/01/23 09:47:27 ID:???
A「じやーん!それでは発表しまーす」
F「最初は私たちから…」
C「み、見て、ください…」
さて、いよいよ完成式典の日がやってきた。プル達はそれぞれに考えたおめかしをしており、アムロとシャア
もとりあえずフォーマルに近い服装を選んでいた。
シ「まるで学芸会か学習発表会のノリだな」
ア「お前でもそんな事をした経験があるというのが驚きだが…」
シ「あるとも、ラル家にいた時分に…覚えているのはマッケン=サンバとかいうアジアの伝統芸能をやった
  ことくらいだが」
ア「あの金色のユカタを着たサムライが踊るという?わけわからん学校だったんだな」
シ「…君の少年時代ほどではないがね」
日常茶飯事となってきた嫌みの応酬だが、今日のシャアには切れがない。それもそのはず…
シャアの眼球は充血し、隈もできている。ここ数日間は夜中いっぱい、プル達のMSについてアムロから散々
に聞かされ続けたためだった。それも異常な愛情をこめて。
どこそこのパーツのフィッティングには苦労したの、OSのカスタマイズはどうだのといった技術的な事柄
ばかりを延々と、鬼気迫る表情(トニーたけざき画)でアムロは語り続けた。
最初はおとなしく拝聴していたシャアが耐えきれずに居眠りすると、鉄拳制裁でたたき起こす有様だった。
おかげで今のシャアは、アクビをかみ殺すのに苦労させられている。
それはともかく…
プルA・C・F達による「ノーマルチーム」の格納庫入り口には、ティッシュの花が飾られていた。
たしかにノリは父兄参観のそれに近い。
ア(学習発表会で実物のMSを展示するなんて、ジュドーでも驚くだろうにな)
かつて一度だけあったことのある元ジャンク屋少年を思い出して、アムロはこっそり笑いをうかべた。
それを横目に…
シ(まただ…またアムロが取り憑かれた顔をしている…)
そろそろ悪霊払いの方法も何か講じておかねばならないかもしれん…シャアは真剣にそう思った。
A「それじゃー、電気つけるよ!」
C「せーの」
F「1、2、3…」
パッ パッ パパパ パパッ
ア「どうだシャア、これがこの子達の努力の成果だ」
シ「ほほう…」
そこに立ち並ぶMSの姿には、たしかに感嘆すべき何かがあった。

447 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 00:46:43 ID:???
ほんとはROMの立場からは何も言えないんだけどさ・・・、

小出し読みにくいよ。前の話忘れちゃう。
書き溜めて、ポンポンっとカキコしてくれないかな。

拘りがあるって言うのなら、スルーしてくれていいんだけれども
特に無いのならば、上記のようにお願いしたいんですけど。

448 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 01:36:53 ID:???
忘れちゃうってか、話続いてる間は他の職人がネタ出しするのが難しくなるから
あんま間をあけないのがマナー

449 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 02:00:14 ID:???
中身のクオリティは高いだけに、まとめて投下して欲しいと思ってしまうな。

職人さん、お願いします。

450 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 02:10:05 ID:???
この流れなら言える…!(答え:言えない)
>>438さん
あれは年末にCCA見ていたせいで、ナナイの相手をしていたシャアが乗り移っていたようです。
お気になるようでしたら(中身も中身ですので)適当に流してください。


ところで「12枚の〜」はプル's専用MSが12機ある…ってことかな?
気になるので自分も連投希望〜

451 名前: ◆sI/.mJ9nJc :05/01/24 06:37:32 ID:???
>連投希望
了承です〜
続きは明後日以降にまとめて投下します〜


452 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 16:14:24 ID:???

               -― ̄ ̄ ` ―--  _          もうだめぽ
          , ´  ......... . .   ,   ~  ̄" ー  _
        _/...........::::::::::::::::: : : :/ ,r:::::::::::.:::::::::.:: :::.........` 、
       , ´ : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::::: : ,ヘ ::::::::::::::::::::::: : ヽ
    ,/:::;;;;;;;| : ::::::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::: ● ::::::::::::::::: : : :,/
   と,-‐ ´ ̄: ::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::r(:::::::::`'::::::::::::::::::::::く
  (´__  : : :;;:::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::`(::::::::: ,ヘ:::::::::::::::::::::: ヽ
       ̄ ̄`ヾ_::::::::::::::::::::::し ::::::::::::::::::::::: : ●::::::::::::::::::::::: : : :_>
          ,_  \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: `' __:::::::::-‐ ´
        (__  ̄~" __ , --‐一~ ̄ ̄ ̄
           ̄ ̄ ̄

453 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 16:16:02 ID:???
何があったんだ、お父さん

454 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 16:54:53 ID:???

 探索作業と食事の準備の間に挟まれた、小休止のような時間帯。
 手近な椅子に腰掛けたアムロの服の端を、くいくい、と引っ張る少女が一人。

「? どうしたの、L」
「あのね……お父さんが、元気無いみたいなの」
「そうなのか? 俺には良く分からないけど」
「うん。なんかね、『最近私の出番がないぞ。赤いランドセルとか背負ってみたいのに……』だって」

 わざわざ声色を変えて説明する彼女に、アムロは思わず眉をひそめる。

(L……もしかして、ぬいぐるみにアクセサリが付いてないのを可哀想だと思ってるのかな)

「分かった。今度、その子のランドセルを作ってみるよ」
「ほんと? ……アムロ、ありがとう」

 不安そうだった表情を、笑顔に変えてお礼を述べるL。
 アムロも安堵の息を吐いてから、微笑んでみせた。
 服の端から手を離し……そっと、彼の小指を握る少女。

「わたしも手伝うから、二人で可愛いランドセルにしよう…ね」
「ああ」

455 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 16:55:14 ID:???
               -― ̄ ̄ ` ―--  _     MS用の洗剤で洗濯されますた
          , ´  ......... . .   ,   ~  ̄" ー  _
        _/...........::::::::::::::::: : : :/ ,r:::::::::::.:::::::::.:: :::.........` 、
       , ´ : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::::: : ,ヘ ::::::::::::::::::::::: : ヽ
    ,/:::;;;;;;;| : ::::::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::: ● ::::::::::::::::: : : :,/
   と,-‐ ´ ̄: ::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::r(:::::::::`'::::::::::::::::::::::く
  (´__  : : :;;:::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::`(::::::::: ,ヘ:::::::::::::::::::::: ヽ
       ̄ ̄`ヾ_::::::::::::::::::::::し ::::::::::::::::::::::: : ●::::::::::::::::::::::: : : :_>
          ,_  \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: `' __:::::::::-‐ ´
        (__  ̄~" __ , --‐一~ ̄ ̄ ̄
           ̄ ̄ ̄

456 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 21:10:23 ID:???
   ||
   ||
 ∧||∧
(  ⌒ ヽ <私を干す時に首吊り状態にするのはやめないか?
 ∪  ノ   Lが見たら泣くぞ、赤い人さんよぅ…
  ∪∪

457 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 21:26:00 ID:???
    ||    | 君は一体、何をやらかしたのかね?  |
    ||    |__ _______________|
    ||    |/    ||
  r'⌒⌒⌒'、     ∧||∧
  (ミ"""メ""ミ)   (  ⌒ ヽ
  ヽ▼д▼ノ    ∪  ノ
   ミ≡≡≡j      ∪∪
   ミ≡≡≡j
   ミ≡≡≡j
    (/(/


458 名前:『12枚の翼』4  ◆sI/.mJ9nJc :05/01/24 21:34:19 ID:???
そこに立ち並ぶMS達は、それぞれドムシリーズが元になっていることが見て取れた。
しかし、無骨で冷たい兵器だった原型を少女達がそれぞれの個性に塗り替えた結果として、各々まるっきり
違った印象を見る者に与えることに成功していた。
A「まず私からねっ」
プルA機はリックドムを元に、その両肩には蝶の羽根のようなウイングバインダーを広げていた。
肩のフレームに接続された4枚の羽根は自由に動き、宇宙での軽快な動きを容易にさせている。
背中には横軸を介してハート型のバックパック(元々はゲルググMのリアスカート)を背負い、これも推力を
強化している。頭部にはイルカのヒレというか羽根飾りのような追加センサーが目立つ。
さらに全身がごく薄いピンク色に染め上げられていた。全面スカートには「A」をデザインしたエンブレム
が輝く。もはやモビル『スーツ』ではなく『ドレス』である。
A「えっへへ〜。この色が一番苦労したんだ。かわいいよねっ!」
C「あ、えと…つぎは、わたし…」
プルC機の外観はあまり手を加えられていなかった。ドムフュンフ(トローペンと同系統の宇宙型)そのまま
である。それに加えて小学生のランドセルのような箱形のコンテナが背中に追加されている程度だ。
とはいえ塗装は新しくされていた。
白を基調に胸部とソール部、モノアイガードと腕の一部、背部コンテナがツートーン調に塗り分けられている。
その色は温かなオレンジ色。ちょうどアムロがカラバ時代に乗っていたZプラスのような色調だった。
ガンダムのそれに近い塗装として、過去の資料から選んだらしい。
左肩に「C」の文字が控えめにテンプレート塗装されているのがささやかな自己主張だろうか。
C「あの、アムロのガンダムに、合うように考えて…みたんだけど…」
たちまちに真っ赤になっていくプルCの顔。
それだけ言うのにも彼女には大変な勇気が必要だったらしく、コクピットに隠れてしまった。
F「あらあら…まぁあれだけ言えれば、Cにしては上出来でしょう」
プルF機はリックドムU。ほぼ原型を保っているが、肩アーマーから羽根のように生えた増設センサーや
両腕の有線探査カメラ、背中にアームで接続されたセンサードーム2基(Fの文字入り)などが特徴的である。
ブルーグレー一色で情報処理用の増設コンピューターも備えた姿はまるで偵察機だった。
F「これまでとこれからを考えれば、情報収集の必要性はますます重要ですから」
シ(もっともらしいが…なにを『情報収集』するつもりなのか…)「ぶおぉっ!?」
A「ねえねえどう?やっぱりわたしの子がいちばんかわいいよね!ね?」ぶわんっ
ア「こっ、こらっ!格納庫の中で動かすのはやめなさーい!!」
シャアの不安はまいあがった突風に吹き飛ばされた。プルAが無重力の格納庫内でくるくると自分の機体を
回転させてみせたせいで、ウイングバインダーが文字通り風を巻き起こしたのだった。
シ(これが…若さか…)
次の瞬間、シャアは飛んできたポリタンクに頭を強打されてものの見事に転倒した。

459 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 21:35:21 ID:???
連投支援

460 名前:『12枚の翼』5  ◆sI/.mJ9nJc :05/01/24 21:37:02 ID:???
D「さあて、今度は俺たちだな。目ン玉かっぽじってよくみやがれってんだ」
プルB・D・Gたち「ボーイッシュチーム」の格納庫に足を踏み入れるや、シャアの不安は倍増した。
しかしそれは、予想していたような武器の塊があったせいではない。
アムロによって『武器の装備は禁止』されたため、むやみやたらな超兵器化は歯止めがかけられていた。
といっても、心配された武器強化うんぬんというのは、最初はたわいない意地の張り合いがエスカレート
した結果として、必要もないし彼女たちの技量的にもできるはずのない無茶なプランを推し進めてしまった
というのが真相のようである。
同じような性格とみられがちな彼女達3人。だが、実際にはひとからげにされたくない乙女のプライドが
それぞれにあって互いに衝突することがあるのだ。
しかしそれとは別に…目の前にそびえ立つ2機のMS、その姿は困ってしまうほどインパクトだった。
B「木星圏の重力は想像以上だと聞いている…それに備えるなら、このくらいの強化は必要だろう?」
そう言う彼女の機体は、一言でいえば推力の鬼だった。リックドムUの機体から脚ユニットを取り去り、
そのあとに降着装置を備えた板状の大型推進ユニットを接続している。
肩アーマーも取り去ってブースターを付け、さらに背中にも推進剤タンクと推進器を内蔵した大型バック
パックを背負っている。胴体や腕など、元のままの部分は銀灰色に塗られていた。
コクピットハッチ上部には「B」をかたどったエンブレムが鎮座する。
シ(…プルBのBは、ブースターのBだったのか…?)
シャアは、およそ少女らしくない、はっきり言って男らしささえ感じるそのセンスにクラクラした。

461 名前:『12枚の翼』6  ◆sI/.mJ9nJc :05/01/24 21:39:06 ID:???
D「おいおい、何年後になるかわかんねえ木星の重力を心配するより、今役立つモンにすべきだろ?これ
ならデブリでもなんでもきやがれってんだ」
一方のプルD機はというと…それは重機そのものだった。
胴体と脚こそドムフュンフそのままだったが、右腕は大型パワーアーム、左腕は削岩ドリルアームに交換され
ていた。巨大ベーゴマのような黒光りするドリルと、コロニーを解体するような万力状アーム。
前スカート裏には細かい作業用に隠し腕を装備し、背中には箱形のコンテナを装着している。
とどめとばかりにその色はカナリアイエローに黒のライン入り。胸にでっかく「D」の字が輝いている。
「明静建設」「安全第一」のヒエログラフが入っていないのが不思議なほどの土建屋ぶりだった。
こちらは男らしさを超えて男臭ささえ発散させていた。
シ「…さ、さすがだな二人とも…この私をこれほど驚かせるとは…見事、といっておくか」
ア「おい、変な感心してどうするシャア…ところで、プルGの機体はどうしたんだ?見えないようだが」
存在感というか威圧感を放つ2機に隠れるようにして、プルG機はひっそり立っていた。
ライトを消した格納庫の暗がりに身を潜めているようでもある。
G「な、なぁふたりとも…あたしのは後回しにしてさぁ…他のやつのほうが凄いからさぁ…そのほうが」
B「女々しいぞ、G」
D「女は度胸だぜ!?さっさと見せたほうが気が楽だって、ホレ」パパッ 
G「ああっ!?みるな、あんまり見るなよぅー!!」


462 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 21:39:14 ID:???
再び連投支援!(ウザイかな?)

463 名前:『12枚の翼』7  ◆sI/.mJ9nJc :05/01/24 21:40:51 ID:???
プルG機はほとんどノーマルのリックドムだった。改造点としては背中にリックディアスのバインダーを
基部ごと装備している部分が違うが、それ以外はオリジナルのままだった。
違うのは…
B「どうしてもこの色がいいと言っていたからな、Gは」
D「この色にはこだわっていたからなぁ〜、Gってば」
G「言ってない言ってない!嘘だガセだ欺瞞だ、あたしを陥れる陰謀だぁ〜!!」
ピンク。全身ピンク。そのドムは目が痛くなるほどの真っピンクにその全身を包んでいた。
各部装甲の裾には花帯やレースのようなラインが入り、肩には丸文字で「G」のマークが踊る。
「花to夢」「Re-ボン」といった少女向けデジタルコミックテイストにあふれる、乙女センスの全開ぶりが
遺憾なく発揮された逸品である。
D「オレたちはいちおう考えるようには言ったんだけどなぁ〜。こんなクラシック少女コミックに感化され
たカラーは正気に返った時に恥ずかしいって」
B「なにが気に入ってヒロインのドレスを模した色にする気になったのだか」
G「いっ、言うなーっ!それ以上言ったら姉妹だろうとただじゃおかねー!アムロの縞パン口に突っ込むぞ!」
D「おっ、やる気かー!?へっへっへ〜、受けて立つぞ?」
無重力で追いかけっこをはじめた3人をよそに、アムロとシャアはそれぞれがオーラを放つマシンたちに
見入っていた。
ちょっと男前すぎるプルBとD。普段抑圧されがちな趣味が爆発するとアブないプルG。
シ「なぁアムロ…彼女たちについては少しばかり…育て方を間違っている気がしないか…」
ア「どうだシャアこの力強さ!明快なコンセプトに基づくシンプルな機能性!育て方?あの子達は俺が教え
たことをきちんと理解しているぞ?何が悪いんだ!?」
シ(これが所詮、男所帯の限界か…ララァ、私を導いてくれ…)
久々にシャアは精神世界のララァに対し、助けを求めて語りかけた。
輝きに包まれたララァは微笑みながら、両手で大きく×をつくるのだった。

464 名前: ◆sI/.mJ9nJc :05/01/24 21:47:51 ID:???
今宵はここまでにいたしとうございます…(切腹)
寸止めスマソ。
とりあえずプル達の組み立てでも無茶にならない程度に改造してみましたが、
ご意見等は謹んでお受けします。
機械弄りがからむとアムロが壊れがちになる…こんなんでいいのかママ!

以下は既出分の仕様一覧。
A:通常のリックドム、肩はウイングバインダーで大型化。背中にハート型のバックパック
  (元はゲルググM用リアスカート)を装着。頭に大きな羽根飾り、色はピンクがかった白
C:ドムフュンフ、色のみアムロ用Z+みたいなツートーン。背中に工具収納コンテナ
F:リックドムUの全身に各種センサーユニットを増設。色は青灰色 
B:リックドムUの胴体を基本に脚を取って板状のブースターを装着、肩アーマーの代わりに
  ブースターポッド装着。背中にも大型のブースターを背負う。色は銀色
D:ドムフュンフの胴体に、右腕は大型パワーアーム、左腕は削岩ドリルアームを装着。
  背中に箱形のコンテナ装着、前面スカート裏に作業用の隠し腕。色は黄色に黒のライン
G:ノーマルのリックドムだがディアス用バインダー装備。色は目が痛いピンク。

465 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 21:56:22 ID:???
寸止めかよっ!

残りは、E、H、I、J、K、Lか。
楽しみな面々が残っていますな。

>>452-457のお父さんネタの流れも面白かったよ!
で、どーしてお父さんは吊られていたのかね?w

466 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 22:43:57 ID:???
>輝きに包まれたララァは微笑みながら、両手で大きく×をつくるのだった。

情景がリアルに思い浮かんで禿げワロタ

467 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 23:15:05 ID:???
最初は、むやみにMSが増えていくのは嫌だったんだが、
読んでいたらすごく良かったです。残りも超期待でし。

>で、どーしてお父さんは吊られていたのかね?w
大佐が嫉妬してやったのか?
で、Lがガン泣きして、みんなに吊るされたのかな。
シャア「すまん。やりすぎたのはわかっている。すまないL。もうおろしてくれ。
    ・・・幻覚なのか?お父さんが見ている。そんな目でみないでくれ・・・」

468 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 23:17:50 ID:???
ワロタ(w
何がと言って
>>育て方?あの子達は俺が教えたことをきちんと理解しているぞ?何が悪いんだ!?
…アムロが悪いレイに…orz
>>輝きに包まれたララァは微笑みながら、両手で大きく×をつくるのだった。
…ララァまで…orz

469 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 23:31:24 ID:???
ララァのくだりで飲んでたカフェオレ吹き出しました…

470 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 23:33:17 ID:???
>465
モチロン、スチーム洗濯ですヨ>お父さん
赤い人が気絶中にLが
L「(さびしくないように…)」
と、隣に吊るしたのです。どっちを思いやってかは不明ですが。
モチロン、ゴーモンとはいえ、無駄に熱量を消費するわけにもいきません。
そのため、今後、アムロのシマパンと共に吊るされるようになります>赤い人

シャア「ええいっ! 生乾きの洗濯物は臭くてかなわん!」


471 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/24 23:43:18 ID:???
流石のララァも匙を投げたかw
ダメだこいつら・・・。
それにしても今アクシズにMSは何機あるんだ?

472 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/25 00:11:50 ID:egZ8yZ65
ララァじゃなくてフルカラー劇場のエルメスさんが思い浮かんでしまった

473 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/25 00:35:51 ID:???
νガンダム
蟹…もといサザビー
百式(大破)
シャア専用ザクタンク(解体済み?)
シャア専用ガンダム(黒歴史?)
で、プルの12機のドムが追加されるわけか
まともに動きそうなのは14機になる

474 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/25 00:43:12 ID:???
羽?
皮肉カナと思ってしまった私は穢れすぎているな・・・

職人さん、GJでし。

475 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/25 00:50:18 ID:???
>>473
プルたちの出番ですら偏りがあるのに、そんなに増やしてどうするとも思うが……
これをネタに面白い話がでるかもしれないしな。微妙なとこだ。

476 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/25 15:23:43 ID:???
楽しみな面々が残っているが
とりわけHが楽しみでならない。

477 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/25 21:03:37 ID:???
ピラミッド枠を外装にとりつけたりしてw ピラミッドパw(ry

478 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/25 22:37:45 ID:axsu0YZp
「明静建設」=アクシズ建設か・・・。やるなぁ!

479 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/25 23:26:26 ID:???
>>478
ID惜しかったね…

480 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/26 12:02:02 ID:???
そうか・・・アクシズはもはや忌まわしき記憶ではないんだな・・・

481 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/26 14:46:06 ID:???
気になってまとめサイトも全部読んでしまった。。。おもろいねここ。
スパムが主食なのはモンティパイソンから来てたのかw

482 名前:『12枚の翼』8 ◆sI/.mJ9nJc :05/01/26 19:01:16 ID:???
ララァにダメ出しを喰らった後、さんざん背後霊を召還した末アポリーにちょっとだけ慰めてもらい、やっと
気をとりなした元総帥。
続いてのエントリーはプルE・H・Kの「電波チーム」である。
まずはプルK機。
意外にも、彼女の選択はリックドムの胴体にハイザックの手足とバックパックを組み合わせただけという、
堅実な組み合わせであった。
色も元々のパーツ塗りそのままなので、黒い胴体に緑の手足。頭に太ゴシックでKの字が記されている。
K「出力対推力比向上を考えれば、末端部パーツの軽量化が有効ですがオリジナルの構造に手を入れるのは
不安があったので。RMS106の構造を流用すれば冗長性がありますし比較的簡単でした」
ぶっきらぼうに説明するプルK。いかにも機体を道具扱いしているようだが実際はきちんと手入れしている。
塗装も、劣化していた塗幕を一度全剥離して(同じ色を)塗り直してあるのだ。
いかにポーカーフェイスで隠そうとも、シャアはそのあたりがわからない程世間知らずではない。
シ「なかなか良い仕事をしている。感心だな」
その言葉にプルKは何も返さなかったが、わずかに顔が紅潮しているのを…姉妹は見逃していなかった。
H「どうしたのかしら、K?…空調設定が高いのかもしれない…」
K「なんのこと?暑くはないけど」
H「そう?そんなこと、聞いてなかったのだけれど」
彼女に心の奥を見透かされている様な気がして、プルKはそっぽを向いた。プルHはクスクス笑っている。

483 名前:『12枚の翼』9 ◆sI/.mJ9nJc :05/01/26 19:03:17 ID:???
シ「さて、次はプルEか。見せてもらおう、生まれ変わったMSの新たな飛翔とやらを!…?」
Kの機がまともな機体だった為に、少し心に余裕が生まれていたシャア。
シ「…クマ?」
しかし次なる衝撃が彼を待ち受けていた。
シ「………クマだな」
照明がともされた時、そこに突っ立っていたのは…ぬいぐるみのテディベアだった。
E「…かわいい?」
プルEの機体はドムフュンフがベースになっていた。しかし、その両腕は何故か…ズゴックのそれだった。
後期型の4本爪タイプのクローアームが両腕ともまるごと装備されている。
ア「あの腕にはビーム砲に替えて溶接用レーザー照射機が内蔵されているからな。宇宙での器材組み立てに
役立つことは請け合いだ」
シ「いや、私が聞きたいのはそんなことではなくてだな…」
機体の全身には、レーザー溶接時に飛び散る高熱の金属片対策として耐熱繊維を混合した防護塗装がなされ
ていた。それ自体は不思議ではないが、その色がちょうどテディベアの毛並みのような光沢ある茶色だった。
さらに頭部には大きく丸い熊耳までついていた。
それだけでは寂しいと思ったのか、手足にはチェック柄のプリントシートがリボンのように巻かれている。
どこからどう見ても、それは全高18mの超巨大テディベアであった。
流石にそれをプリティと評するセンスの持ち合わせは、シャアという男にもなかった。
E「………かわいい?」
シ「あ、ああ……そうだな…かわいい、かな…」
E「…えへ」
プルEは割合心底嬉しそうだったのだが、空白になった頭でただただうなずくしか彼にできることはなかった。

484 名前:『12枚の翼』10 ◆sI/.mJ9nJc :05/01/26 19:05:43 ID:???
H「次は私ですよ、シャア…さぁ、ご覧下さい…」
シ「ふ、ふふ…もはや何を見ても驚かんよアムロ…もう十分という気もするがな…」
ア「なにをブツブツ言っている?さあ見ろ!俺とプルHの自信作だぞ、ライタップ!」
次第に明るくなっていく照明の下、現れた機体…それはかつてリックドムUと呼ばれていた。しかし…
今、その全貌は大きく異なっていた。
両腕の上、肩から側面へと大きく張り出した増加スラスターユニット。
コクピットを覆い隠すように張り出した胸部ユニット、そこに刻まれたスリットには赤いモノアイが輝く。
後ろに背負ったユニットは十字架のようにX字のシルエットを描き、頭部には頭巾のような装甲カバーを
装着。その全身をライムグリーン一色に包んでいる。
全体的な印象としては小型のノイエジールとでも形容すべきか。
プルH「…起動」
その声で、無人のはずの機体はモノアイを光らせて覚醒した。
背中のユニット、実際は折りたたんで装備した4本の補助マニュピレーターを展開し、千手観音のごとくに
そのシルエットを変化させる。そして…
プルH「ゆきなさい」
命令一下ホバーを噴かし、それはシャアめがけて殺到する。シャア本人はあまりの事態に声も出ない。
誰もがショッキングな展開を想像した次の瞬間。

H「ゴミ…肩についてますよ、シャア」

プルH機は背中から伸ばしたアームで器用にシャアの肩からチリを払い、何事もないかのようにまた元の位置
に戻った。
ア「どうだ見たかシャア、サイコミュ操作でこの工作精度!生卵を掴みあげるなんて目じゃない、その気に
なれば、6本の腕であやとりだってお手玉だって金魚すくいだってできるんだぞ!
最初に彼女のプランを聞いた時には実現できるか怪しかったが、これがその成果だ!技術的勝利だ!!
はーはははは!」
H「…ふふふふふ」
シ(あぁ昔、これと似たことがあった…そうあれはアルティシアと巡業に来たサーカスを見に行って、私は…
ピエロにステージに上げられ、何も聞かされないままナイフ投げの的にされ…幼いアルティシアは半狂乱に…
はは、そうだ、そうだった…)
人生最後の瞬間に人は、その過去を走馬燈のように振り返るという。
しばらくの間…シャアの意識はまさにそんな感じだった。


485 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/26 19:39:22 ID:???
              ∠二`-=-''"<~,,_
             ,,=''∩    ∩  =
            ,/           \
  _,,_    __ lイ   ●    ●    'l,
  `ヽ=、\/~ ,//     ( _●_ )     .`lヽ
  ∠ ∩  ∩<  レ ..    |∪|       N
  / __    __ `V"       ヽノ      |'
  彡 ´ (_●_) .`て,,/           (_,人
 (_,,.   ヽノ   ┌'"レ|          ,, /
   'l, i, 、 , i,,/  火 ,;_ .,,  ,. ,, ,/"
    ゙(_/`'"\)    (ニニ!`ヽ'"-'"!ニニ)

486 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/26 19:55:54 ID:???
クマゾーとヌッコロ

487 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/26 20:49:59 ID:???
マッド・アムロが正気に戻るのは何時だろう・・・

488 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/26 20:55:23 ID:???
I、J、Lの乙女達が残っているのだな?

悪いレイの本気モードが見られるな。
H機も本気だったらしいが、この3名の機体も凄まじそうだ・・・。

489 名前: ◆sI/.mJ9nJc :05/01/26 21:24:25 ID:???
力尽きマスタ

今宵もここまでにいたしとうゴライアス…
明日の夜にはラストまで持って行くよ…
待て、しかして希望せよ(パクリ)



490 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/26 22:49:28 ID:???
メダム、メシュー、ボンソワー乙。

491 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/26 23:16:36 ID:oIn0g3O8
日本一短いシャアへの手紙
http://www.37vote.net/anime/1106735265/

492 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/27 00:18:17 ID:???
>>491
ここにも張っておけ
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/x3/1101481811/l50

493 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/27 02:00:04 ID:???
駄目だそのスレ。
笑いすぎて呼吸が止まった。
もうZ見れないよ。。。

494 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/27 10:55:14 ID:???
>>493
過去ログも嫁、抱腹絶倒しすぎて呼吸困難で死ねるぞw

495 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/27 18:01:16 ID:???
>>494
そこまで呼んだら呼吸困難&寝不足になったじゃないか、謝罪と賠償(tbs

496 名前: ◆sI/.mJ9nJc :05/01/27 21:50:56 ID:???
>492 >445
だめだ、爆笑しすぎて横隔膜痛い…

おかげで今日中に完結できねぇ 謝罪と賠償(ry

497 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/27 23:21:48 ID:???
自分は乙あたりから見てたんだけど最近、ようやっと過去スレ見ることができたよー<快男児スレ
…結構、快男児スレ見ていた人いるんだな。

498 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/28 10:31:41 ID:???
>>497
あんな爆笑スレを読まないで旧シャア板にいる奴が哀れになってくるくらいの出来だからな。

460が浮遊する隕石を持ってきて461がその中の鉱物資源を採掘するというネタが頭にフト浮かんだ・・・

499 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/28 18:30:44 ID:???
>>あんな爆笑スレを読まないで旧シャア板にいる奴が哀れになってくるくらいの出来

こういうレスを目にすると、何故か読む気が失せるのは何故だ。

500 名前:499 :05/01/28 18:31:46 ID:???
あぁ文章ミスっちまった。
スルーしといて。

501 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/28 21:49:50 ID:???
クソ・・・怪男児スレの過去ログ見れネェ・・・にくちゃんでも見れネェ・・・

502 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/28 22:32:19 ID:???
>>501
快男児スレの677見ろ
スレ違いだからこのへんで終わらせようぜ

503 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/28 22:40:25 ID:???
>>501
上のほうで天上界の方にうpしてもらった神がいるぞ。
>>498
持ち上げるのはいいが哀れとまで言うな。
興味のない人間にはとことん興味がないんだから。このスレ含めて。

504 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/28 22:46:36 ID:???
>>503
スマソ。
確かに言い過ぎた。

505 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/28 23:09:22 ID:???
おい、どんどんシャアの影が薄くなってきている気がするのは俺の気のせいか?

506 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/28 23:11:09 ID:???
シャアがんがれ! 超がんがれ!  快男児に負けるな・・・

507 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/28 23:16:14 ID:???
むしろ当面のライバルはアムロと思われ
プルズ達が個性を強めてきたのは、シャアにとっても嬉しい事だろうから

508 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/29 01:14:04 ID:???
まあ、素直に職人さん待ちだな。

509 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/29 01:24:10 ID:???
ここはいつの間に快男児スレのシャアを応援するスレになったんですか?

つっても、夢がかなって幸せいっぱいのこっちの総帥と違って
向こうはかなり悲惨だからなあ。

510 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/29 09:57:18 ID:???
ばかー!
「夢がかなって」とかいうから結構前の
『実は一人太陽系外の虚空に漂い去るアクシズに取り残されたシャアの見た夢』
とかいうネタ思い出して思いっきり鬱になったじゃないかー!
一人では鬱にならん!>>509、おまえのほのぼのもつれていく……っ!


511 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/29 18:47:42 ID:???
「あ?アクシズに明かりが点いたり消えたりしている…。あはは…声が聞こえる!誰かいるのかなぁ?
いや、違うな。アクシズはもう無人だもんな」
「あぁ…>>509…」
「えっと、何処へ向かっているんだっけ…そうだ、木星だよ。でもなんで木星に向かっているんだっけ…。
おーい、木星まで連れていって下さいよ。誰かぁ…」
「あぁ…。月光蝶さん。>>509が…。聞こえますか、スレッドのみなさん…」

512 名前:『12枚の翼』11 ◆sI/.mJ9nJc :05/01/29 21:30:36 ID:???
L「最後は…わたしたち」
J「そ、それでは…」
I「……み、見てもかまいません」
ラストに控えるのは、何となく歯切れが悪い凸凹チームの面々。常日頃を考えると妙にしおらしいその仕草
は、いつものシャアなら絶対に見逃すはずがない萌え萌えシチュエーションだったが幸いにも(?)今の彼は
いまだ精神をどこかに飛ばされたまま帰ってきていなかった。
J「だ、大丈夫ですか、大佐?」
I「なにか、目の焦点があってないようだけど…」
ア「ほっておけ、じきに帰ってくるさ」
まずはプルI機から。
彼女の機体はリックドムUの胴体にガルバルディαの手足を装着していた。肩アーマーはドムのままである。
その頭はモノアイ部がバーザムのようなフェイスに換装されているのが特徴的だった。
ちなみにプルJ機も、胴体がリックドムである点を除いて同様の改造が行われていた。
意外にも、そこに技術的冒険とか挑戦とかは見受けられない。
しかし両機の外見は非常に個性的だった。何故かと言えば…
D「おっと、こいつぁ御同輩がいるじゃねーか?よかったなG、趣味が合うヤツがいて」
G「…まだ言うか?…いいかげんしつこいぞD」
プルJ機の全身を包むのは濃い緑色。胸元はクリーム色で逆三角形に塗り分けられ、下腕部も袖状に同様の
塗り分けがあった。さらにその上に黒のストライプが入っている。
脚部はストッキングを連想させる光沢のある黒に塗装されていた。足首は革靴色の明るい茶色。
胸には薄板をプレスしたクリーム色のタイが装着されている。ご丁寧に革鞄風にペイントされたボックスを
下げていた。
要約すると、女学生が着るセーラー服、それもそうとう古風なそれを模した外見なのだった。

513 名前:『12枚の翼』12 ◆sI/.mJ9nJc :05/01/29 21:31:52 ID:???
J「…た、たまには、こういうのもいいんじゃないかと、と言いますか、私たちの年齢で制服と言えばこの
ようなものを着用すべきであり、精神の統制は外見からとも…」
D「誰にいってんだヲイ?シャアならあっち向いてっぞ」
おおよそ言い訳にもなってない言葉をボソボソつぶやき続けるプルJ。その横では…
I「MSが兵器でないというなら、私は…こういうのもありじゃないかと…思うのですが…」
その同類項がもう一人。
プルI機の塗色はピンクがかった濃い紫色で、膝から下は革のブーツを連想させる赤茶色である。
さらにその各部には、やはり薄板プレスで作ったフリルやリボンといった装飾パーツが装着されていた。
こちらのイメージとしては、ゴシックロリータなフリフリドレスであろうか。
G「ちょっとこういうのもいいな…意外と」
A「へ〜、IやJでもこんな服着てみたいとかおもうんだ〜」
J「あ、あの、大佐…」
I「ご感想、などは…」
シ「ああ、いいんじゃないかね…そう、これは兵器ではないのだからな…これは生きるための道具であるが、
同時に君達を彩る服にもなる…そういうモビルスーツというものも、あっていいと…私は思う」
少しだけ遠い目をしてシャアは、そう語った。彼にはできなかった生き方を、託すように。
J「あ…ありがとうございます、あの、私は…」
I「大変光栄だと。彼女はそう言いたいそうです」
何かを言いかけたプルJ、それを強引に断ち切ったプルI。
一人は恨めしげに姉妹をにらみ、もう一人はそこから視線をそらして表情を隠している。
それぞれに、シャアのその言葉は確かに届いていた。どういう影響があったかは、多少違うようだが。
しかしそれに気づくほど、シャアは気が利いた粋人でもなかった。

514 名前:『12枚の翼』13 ◆sI/.mJ9nJc :05/01/29 21:33:02 ID:???
シ(これでいいと…言ってくれるな、ララァ…ん?)くぃくぃ
ア「おいおい、まだ一人忘れてるぞ?」
L「わたしで最後…」
すっかり忘れられていた少女が、ちょっと涙目でシャアの袖を引っ張っていた。
その手の「お父さん」も、ガンをたれている。
{どういうつもりだ?赤い人…そんなことで赤を着る資格があると思っているのかね?}
シ「ああっ、す、すまんプルL…文字通り君がトリだ、期待して見せてもらおうじゃないか…
 だからお父さんを押しつけるのはやめてくれ」
その機体は格納庫の隅にぽつねんと立っていた。
シルエットで見る限りではさして不審な点は見あたらない。しかし、それは…
奇妙なオーラを放っていた。なにが怪しいわけではないが何かが怪しい。
その全貌が、今明らかになろうとしていた…
シ「…これは…」
その機体はドムフュンフだった。両腕はマラサイの物、スパイクなしの丸アーマーを両肩に装備している。
頭はズサのユニットを接続部(『襟』の部分)ごと交換している。
しかし、怪しさの出所はそんな部分ではない。
シ「…この機体は…」
どことなく猫の目に見えるモノアイスリット、頭の上部に装備されたふたつのユニット。それは…
L「みみ…」
そう…ネコ耳。技術的には何らかのセンサーなのだろうが、MSに付けられたそれは絶対に「萌え」なんか
ではない異様なオーラを散布していた。しまくっていた。
そしてその全身を包むカラーは深いレッド。どこかでみたような赤、なんだかよくわからないクリムゾン。
L「お父さんと、おなじ…」
そう。シャア他の目の前に立っているのは、プルLが抱いている「お父さん」がなにかの間違いで巨大化し
たかのごとき、怪しさ全開のMSだった。

515 名前:『12枚の翼』14 ◆sI/.mJ9nJc :05/01/29 21:34:46 ID:???
{どうした赤い人、何を驚く…わたしは何度でもよみがえる、どうしてかはしらないが}
まるでそう語りかけてくるような、妙な威圧感をもってそれはそこに立っていた。
シ「こ、このプレッシャーは確かに、それと同じだが…でも何故」
ア「宇宙空間での作業は過酷だ…生命維持やデブリ衝突の危険だけじゃない、人の心の弱い部分、ふとした
時に露わになる孤独に対しても耐えなくてはならない」
アムロの言うのはいわば精神安定に関する対策だ。人は群れる生物である。孤独が人の心に忍び込んだ時、
それはたやすく人を死に追いやる。
ましてや宇宙での作業は不安と隣り合わせだ。ほんのささいな事故、無線連絡装備の故障…そんな地面のある
場所ではなんでもないような原因でも、人の心は影響され破壊されてしまう脆いものなのだ。
大人でもそんな影響があるのに、この機体を使うのはまだローティーンの少女なのである。
ア「この子にそれをやらせるのなら、せめて守ってやる方策はこちらでしておかなきゃな。頼りにする物、心の
支えになる物に守ってもらう…それが、この機体のコンセプトだ」
シ「あ、ああ…それはわかる。わかるのだが…」
足下から頭まで、真っ赤な機体を見上げるシャア。
動力を切り微動だにしていないにも関わらず、その機体がまとっている雰囲気というか気配は確かに…
「お父さん」のそれと同じ物だった。
シ(なにも怪しげな雰囲気まで再現しないでもいいだろうに…)
L「お父さんと、いつもいっしょ…わたしがアムロに、頼んだの」
コクピットにはご丁寧にも、プルL用のリニアシートと並んで「お父さん」専用のシート(?)が取り付けられ
ていた。
シ(まさかこれ、無人でというか意志を持って動いたりしないだろうな…)
アムロもそこまではしないだろうとは思いつつシャアはその考えを振り払った。馬鹿馬鹿しいとは思ったのだが。
怖くて聞けなかったのだった。

516 名前:『12枚の翼』15 ◆sI/.mJ9nJc :05/01/29 21:35:53 ID:???
ア「さて、全員分の発表が終わった。
みんなよく頑張ったな、いろいろと不慣れな作業も多かっただろうが、全員がここまでそれぞれの力を合わせて
やりとげた事を俺は、褒めたい。みんな…よく頑張った。
ご褒美といってはなんだが…みんなにプレゼントがある」
プルたち全員の目が集まったところで、アムロは用意してあったコンテナを開けた。
D「おおっ、スゲー!新品じゃねーか」
A「あっ、これ…それぞれに刺繍もしてある」
K「いままでアムロがこっそりと進めていたものとは…これだったのですね」
G「なんだよそれ、全然しらなかったぞ…教えてくれたってよかっただろ」
そこにつまっていた物は、保護用ビニールを被った新品のMS用シートだった。プル達全員、12人分全部
そろっており、それぞれ個人のアルファベットが刺繍されていた。
ア「こんなものしか用意してはやれなかったが、やっぱり身体で接触する部分は他人の匂いがするとイヤな
ものだからな。ちょうど自動縫製機械が修理できたので、シートを新調してみた。
いちおうそれぞれに、各人の体にあわせて調整してある。試してみてくれ」
大騒ぎでビニールを引きはがし、工具を奪い合うようにして自分の機体へそれを装着しだす少女達の歓声に
アムロは満足した。
B「ところで、シャアからは何かないのか?」
J「こ、こら!」
シ「ふ、まぁこれほどたいした贈り物ではないがね…みんな、今日の夕食用デザートは新作だ。
完熟トマトのびっくりプディング…どんなものかは後のお楽しみだよ」
格納庫に響くアムロに対する賛辞に負けない欠食児童の雄叫びに、シャアもまたささやかな満足を覚えた。
ア「おい、あれは…俺が制作したものだぞ!何故きさまがご機嫌取りに使う!!」
シ「原料の栽培とプラン立案は私だ!少しは私にもいい顔をさせろ」
ア「そんな義理があるかよ!!」
またぞろはじまった醜い大人の応酬が歓声にまぎれて目立たなかったのは…せめてもの幸いと言えるだろう。
H「うふふ」

517 名前:『12枚の翼』16 ◆sI/.mJ9nJc :05/01/29 21:38:10 ID:???
シ「…ところで…どうして彼女たちにMSをいじらせることに君が、同意する訳をまだ、聞いてなかったな…」
その夜…ひさびさにへべれけになるまで杯を重ねた大人二人は、コップが空になる頃になってようやくその
話題をとりあげた。
ア「それはお前だってわかっているだろうに…どのみち彼女たちには重作業も担当させなきゃならない時が
来るんだ、そのために…できるだけ慣れさせておかなきゃならない」
シ「わかっていてできるだけ、それをさせないように努力していたのは君の方だったはずだ
…何故かとはどうして…それをくつがえす気になったか、それを今聞きたい」
暑い息を天井に向けて吐き出し…アムロは言葉を探すように、ぽつぽつと語った。
ア「性格かな、厳しくしているつもりでもどうしても…彼女たちには甘いのがアムロ・レイって男だ。
どうせ甘やかすのなら彼女たちが学習できるように、そういう風にすべきだと思ったのさ…
甘やかしておいていきなり真空の厳しさに突き放すのでは、あの子達を見捨てた大人と同じだ。
そうはなりたくなかった」
「…同感だな」
それっきり口をつぐんで、アムロは血管を巡ってくる酔いに身を任せた。
シャアもまた何も言わずに、自室へと戻っていく。
シ(われわれの、できなかった生き方、か…ララァ、まだ私は助けがいりそうな男のままだ…)
思い出の中のララァは、微笑みを浮かべながら何かを告げようとしたかもしれない。
しかし今のシャアには、それがなにかはわからなかった。
ただ黙って眠りにつく。
12人の少女達の静かな安息をのせ…アクシズもまたただ黙って、宇宙を進んでいった。


518 名前: ◆sI/.mJ9nJc :05/01/29 21:44:55 ID:???
どうにかここまでオワタ…切れ切れの長文スマソ
あと1回、エピローグで終了します。
以下は残り6機の仕様一覧。

E:ノーマルのドムフュンフだが何故か両腕がズゴック(レーザー溶接装置内蔵)。頭に熊耳。
  色はテディベア色で全身に耐熱繊維をコーティング。そのせいでもふもふに見える。
  所々にチェックの飾り帯入り。
H:リックドムU?ベースで唯一サイコミュ対応コクピットを装備。
  正体不明の頭部、ハイゴッグの両腕(有線誘導内蔵)に大型化したハンマハンマ状肩アーマー、
  胸部増加ユニットにモノアイ装備、背中には4本の折りたたみ式補助マニュピレーター。
  色は薄い黄緑で全体の印象は小型ノイエジール。 
  この機体のみサイコミュ対応コクピット装備。
K:リックドムの胴体に手足・バックパックはハイザック(肩アーマーはドムのまま)。
  色は元パーツのままなので胴が黒で手足が緑。
I:リックドムUを基本にガルバルディaの手足。肩はドムのままだが顔ははバーザム風。
  ピンクがかった紫色でフリルやリボンを模した飾り板があちこちについている。
  全体的にドレス風。
J:リックドムを基本にガルバルディaの手足。濃いグリーンにクリーム色のライン、黒の
  ストライプというリ○アンのようなセーラー服風。胸元にタイ飾り付き。
  脚は全部黒で足首のみ茶革色。革鞄を模したツールボックス装備。
L:機体はドムフュンフ、頭のみ猫耳付きズサ。耳はいわゆる「襟」の部分に取り付けられている。
  腕部はマラサイで両肩はスパイクのない丸アーマー。
  色は全身「おとうさん」色の赤。「おとうさん」専用シート付き。

コクピットは全機360°モニターのリニアシートに換装。  

519 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/29 21:55:00 ID:???


大作になってますね。
後一息、頑張って下さい。

520 名前:月光蝶 :05/01/29 22:03:37 ID:???
>>511
>「あぁ…。月光蝶さん。>>509が…。聞こえますか、スレッドのみなさん…」

「あ〜?きこえんな〜〜」((C)獄長ウ○グル)

プルI:「ほう?月光蝶よ、前回の更新がSSなしだった件と言い・・
     責任の所在について、浄化槽の裏で良く話し合う必要があるようだな」
プルH:「それが宇宙の声ですね。私にも聞こえます」
プルB:(もっとアムロと私の出番を・・・)
プルA:(いつチョコパフェが食べられるのかなあ・・・)
プルE:(くま・・・)
プルL:(おとうさん・・・)

アクシズは今日も賑やかだった。

521 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/29 22:25:49 ID:???
乙 ('A`)>
まだまだあるんすか。
最後までガンガって下さい。

522 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/30 00:54:17 ID:???
まとめサイトの37歳スレ/2無削除版ログ>>222以降ってないんですか?


523 名前:月光蝶 :05/01/30 03:02:44 ID:???
>>522
UPミスだったみたい。
(ファイルはあったけど、FTPした時になんかあったらしい)

更新しときました。ども。

524 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/30 12:43:59 ID:???
('A`)>
乙辛っす、月光蝶殿

525 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/30 12:55:34 ID:???
職人さん、大作乙でした。
Iの口調が微妙に違和感ありますが、ささいなことですし。

526 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/30 13:45:54 ID:???
お疲れです。月光蝶さま。
職人さま。残りもがんばってください。

527 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/30 22:19:08 ID:???
職人さんGJ!
Iの口調には自分も違和感を感じたが緊張のあまり妙な言葉遣いになってるとかで
いいんじゃないかな

528 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/30 22:45:11 ID:???
Iのじつは、緊張する場面には弱いという設定も面白いかもね。


529 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/31 02:29:42 ID:???
I、緊張するとJみたいな口調になるんだな。

そして、お父さん、何か色々おめでとう。

530 名前:「12枚の翼」 エピローグ ◆sI/.mJ9nJc :05/01/31 21:05:35 ID:???
…Pipipipi Pipipipi Pipipipipipipi……
無重力に心を漂わせていたプルKは、計器の電子音に意識を引き戻された。

K「いけない、私…なにをぼんやりしてたんだろう…」
最近ちょっと、オーバーワーク気味なのかもしれない…もっともそれは自分一人に限ったことではないけれど。
自分専用のマシンを手にしてから誰もが積極的に作業をこなしている。
今、目の前を通り過ぎていったのはプルE。彼女の機体…「クマゴロー(仮称)」は、両手からほとばしり出る
レーザーで黙々と構造材を溶接し続けている。
彼女は溶接が大好き。やらせておけば2時間でも3時間でも続けている。
何がそんなに気に入ったのかわからないけれど、姉妹の中で一番溶接作業が上手なのは確か。
おっかなびっくりといった足取りで、両手にパイプや建材を抱えて運んでいるのはプルL機。
以前の彼女なら、宇宙での作業を積極的になるなんてことはなかった。
その様子は任せて安心とはとても言えないけれど、縮こまって誰かの影に隠れているよりはよほど建設的で
前向きな態度だと私は思う。
ただシャアの言葉ではないけど…時々あの赤い機体が、自分の意志で動いている様な気がするのは…
…きっと何かの事実誤認。アムロが補助AIか何か、こっそり搭載しておいたんだわ。
そうに違いない。そうでなかったら私まで夜中、個人的用事に行けなくなってしまうもの。
気を取り直して…
…背中から生えた4本の腕で器用にケーブルを取り回し、配線しているのはプルH機。
その姿は何度見ても不思議。機体色もあいまって、アーカイヴにあった地球の昆虫をまざまざと連想させる。
キリギリスとか、昆虫ではないがクモが巣を張っている様子によく似ている。
その複雑な動作は、機体の操作系にサイコミュを利用している恩恵。
彼女…プルHは私たち姉妹の中でも、自分に与えられた能力を一番積極的に活用していた。
自分を表現するために。
姿形が同じ私たち、12人のプル。
だからこそ少しでも、違ってみられたいという欲求はみんな持っている。
彼女はそれを、NT能力の発揮という分野で表現することを選んだ。
それがいいことなのかわるいことなのか、判断を下せるだけの経験を私は蓄積していない。
ただ、その決断にためらわなかった、あるいは他の姉妹達にためらいを見せなかった彼女の意志を少しだけ、
うらやましいと思うだけ。
うらやんでもしかたがない事はわかっているつもり。
私はプルK。彼女とは違う、誰とも違う個人だという証明を、自分の方法論で立てなくちゃ。
そのためには、今やらなくてはならない事を確実に実行しなくては。
ほんの少しスラスターを噴かして、私は心を現実に切り替えた。
オリジナルより多少軽くなった機体は、思った通り軽やかに動く。そのことが楽しい。
ほんのわずかな違いだけれど、今はそれでもいい…変えていく時間はあるはずだから。

            〜「12枚の翼」Fin 〜 

531 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/01/31 23:24:46 ID:???
長編お疲れさま〜♪

532 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/01 12:22:11 ID:???
sI/.mJ9nJc さん大好きですよ、お疲れ様でした!
「こんなに赤いのに……シャアは良い機体だという」
シャア「お父さん!?」

あの耳は宇宙に漂ってる思念を勝手に拾って
大変な事になるものだと信じてやみませんw

533 名前:私も鏡の向こうから、貴方に手を振ったの 1/5 :05/02/03 01:18:28 ID:???
「L。何をしてるんだい?」
展望室を通りがかったアムロはLが1人、椅子にふかっと座り込み、机に向かっているのに気付いた。
…アクシズから見える外の光景は、あまりにも寂しい。それはただひたすらに暗く、寒々とした宙だけが見える…という理由から、だけではない。
夜の窓辺から街角を眺め、灯りの下、一つ一つに人々の営みを想像することも。
昼日の健やかな陽射しに布団を当て、柔らかな綿の温もりに頬をほころばせることも。
夕暮れに滲む紫雲。朝陽に白く輝く山嶺。風に打ち鳴る緑葉。雨に震える紫陽花の花…
無い。
ただそこにあるのは、限りなく周囲を満たす満天の星空。
太陽すら遠く、月も無く。人工の天体…コロニーの輝きを見ることも出来ない漂流者。
そこは人の思いを差し挟むような、情緒性とも無縁の場所。
…だから彼が少女に声をかけたのも、もしかしたらLが気になったから声をかけたのでなく、もの哀しさ…うら寂しさ。人恋しさが招いたことだからかも、しれなかった。
「…?うん、アムロ」
振り返った少女は笑みを浮かべる。まだあどけなさすら感じられる、その微笑み。
しかし振り返った少女の瞳はつい先ほどまで泣いていたかのように冷たく濡れ、目尻は微かに震えていた…
胸元に抱いた“おとうさん”をぎゅ、と抱きしめて顔に押し付けたLはてへへ、と恥ずかしそうに小首を傾げる。
「あのね。おてがみをかいてたの。それで…ちょっと」
確かに少女の手元には草色の便せんが添えられ、ペンがほっそりした指の先に転がっていた。
「手紙…?」
アムロは訝しげな生返事を返した。…彼がそう感じるのも、無理は無い。
このアクシズから…手紙?
しかしその疑問よりも、アムロにはLが小さく泣いていた、そのことの方が気がかりだった。
「今日は寒いね。Lも、寒くないかい?」
優しく声をかけながら、アムロもまたLの隣に腰掛ける。
アクシズの内部には人工重力発生装置もあり、また空調も整えられていてある程度は、快適に暮らせるようになっている…
居住区域は衣服のままで快適に(それこそ縞パン一丁でも!)過ごせるようになっているので何処にいても寒い、ということはない。
だからアムロが言う“寒さ”はまた、違った意味を指しており…
だからLは、そっとアムロを見上げた。
見上げた少女は、ただ見つめる。
高い空のように吸い込みそうな…深い湖のように呑み込まれそうな…温かな視線に込められた気持ち。
包み込むような優しい“感じ”が、Lに“感じ”られる。
だからL…、12姉妹の中でもっとも末の少女は、素直にアムロに話した。
「…あのね。Lはなんにもできないこなの」


534 名前:私も鏡の向こうから、貴方に手を振ったの 2/5 :05/02/03 01:20:06 ID:???
口を挟まずに、アムロはただLが話すに任せる。
「Lはνガンダムに乗ってアムロをてつだってあげること、できないの。
ちがうもびるすーつに乗って、アムロのせなかを護ることもできないの。
それに…おひめさまじゃないから、アムロに守ってもらえないの」
ただ優しく見守る、アムロ。
「Bちゃんのようにアムロをてつだえないし、Cちゃんみたいにおさいほうできないの。
Eちゃんはうたがうまいし、Iちゃんはあたまがいいし。ほかのみんなだって…
でもね、Lにはなんにもないの。」
話しながら、少女のなにかが堰を切ったように溢れてくる…
拭った筈の涙がふたたび滲み出てくる。小刻みに震える躯が、なにかに耐えるように強張る。
思い切り強く、Lの手がおとうさんを抱きしめて…ふかっ、と人形が腕の中に埋もれた。
「へんだね。みんなにはなにかあるのに。でもLにはないの」
小さく躯を丸める。栗色の髪が揺れ…震える睫毛が伏せられる。
…怖いことや寂しいこと。人一倍、そうした負の感情に弱い少女…
だがそれは全て周りから与えられるプレッシャーで、それはいずれ克服できる筈だった。
いつか、もっと少女が強くなったとき。美しく微笑むようになれたときに。
「Lって、ちっともみんなのやくにたってないの…ね、アムロ」
しかしこれは違う。
何が発端か分からないが、この人一倍、感受性の強い少女は怯えている。
自分自身を責める、自らのプレッシャーに。
手を出して頭を撫でようと思う…しかし、自分を責めるLを慰めたところで自分が“役立たず”という気持ちでいっぱいの彼女を、どう納得させることができようか?
おそらく自分…アムロの好意に感謝しつつ、それでも自分が庇護される、なにもできない存在だ、という謂われのない根拠に埋もれ、哀しみに沈んだままだろう。
目の前に座る小さな少女…自分を呟くL…既にその声はかすれるほど小さく、押呻が言葉の端々に散りばめられつつあった。
囁くように呟く、一言。
「ただのガラス玉だもん…」
青い瞳にたまった涙が、丸い頬を零れるように転がっていく。
まるでガラス玉のように。


535 名前:私も鏡の向こうから、貴方に手を振ったの 3/5 :05/02/03 01:22:27 ID:???
少女が、続けて言った。
「それにLはおねしょだってするし、1人だとさみしくて寝れないし…」
「それは僕も同じだよ」
不意に告げられたアムロの言葉に、Lはきょとん、と視線を跳ね上げてアムロを見た。
涙が止まる。
「僕だって、1人じゃ寂しくて寝れないときもあるさ。」
「でも…アムロが、そんな…そんなことないよ。だってアムロだもん」
「そんなことはないよ。誰だって、寂しいときや哀しいときはあるんだ」
ちくっ、と胸を刺す想い出が脳裏をよぎる…
白い鳥のようだった、想い出の中のあの少女。
それを無視してLの頭にぽん、と手をのせて。くしゃくしゃっと頭を撫でてから
ゆっくりと頬に指を当て、瞳から今にも零れ落ちそうな涙を拭う。
「Lは優しいね。」
「…?」
「あのね、L」
手のひらで少女の小さなほっぺたを、包むように押し当てた。
温かな少女の体温が熱のように、男の手を染める。
「Lはよくみんなのことを見ているよ?すごくみんなのことを誉めるじゃないか。
それって、他の人のことをよく知っていないと出来ないことだよ」
「でもわたしは…」
「自信を持って…!って、Lもよく分からないだろうけどさ。
でもL、君たちはもう僕や…シャアにとって、とっても大事な存在なんだ」
「だいじ…わたしが、アムロの…?」
「そうだよ。L、僕もね、夜が寂しいときがあるんだ。でも、そんなときはいつもLが来てくれてるんだ」
ぱぁっと明るく微笑む少女…でもまだ、僅かに湿り気の残る声で言う。
「ほんと…わたしといっしょだとさみしくないの、アムロ?」
「あぁ、ほんとうさ。それに2人で寝ると布団も暖かいだろう?」
(…そのかわり、背中が冷たいけどな…)
夜。寂しくなったLが布団に潜り込んでくると…シングルサイズのベッドと布団はいかに相手が少女とは言え、2人を同衾させるには少々狭く…
結果。Lに布団の過半を提供したアムロはLを向かい合ってお腹をガードしつつ、背中は冷たい夜気に晒す選択をしていた。
しかしLには、その姿勢は違った感慨をもたらす。
(そうだ…いっつもアムロ、ねてるときにわたしのこと。見てくれてる…♪)
少女の可憐な面差しが他のプルたちの誰よりも可愛らしい、幼い笑みに満たされる。
アムロはそれに答えるように、微笑んだ。
「L。そうだ…今晩は僕のベッドで一緒に寝ないか?」
「…アムロの、ベッドで…」
「今日はなんだか寒いからね。まぁいつもみたいに…」
ぽー、とアムロの言葉を聞くL。
「…じゃ、L。僕はまだやることがあるから」
少女の顔から暗い陰が消え去ったことを確認したアムロは椅子から立ち上がった。
その裾が引っ張られる。
「L?」
うぅん、と首を横に振ったLは少ししかめっ面に近い微笑みを魅せて、言った。
「ぎゅ、ってして…アムロ」
あまりに幼いお願いに、アムロは苦笑すると床に膝を付けてLと目線を合わせ、少女の小さな肩を抱く。
胸元におとうさんを抱きしめた少女を自分の胸元に抱きしめ、髪を撫でた。


536 名前:私も鏡の向こうから、貴方に手を振ったの 4/5 :05/02/03 01:23:42 ID:???
「じゃ…、L。あまり遅くならない内に寝なさい?」
Lの涙が止まったことを確認したアムロは、優しく微笑むと手を振って観測室を後にした。
小さく音をたてて、ドアがしまる…
視界からアムロが消えるまで、彼を見送った少女は年頃の、少女めいた微笑みを浮かべると瞳をほころばせる。
「おっきいな、アムロ…」
暖かな手が包んだ自分の躯を思う。
まだまだ子供な自分。なにも誇れるものがない自分。
でも。
それでもいいのかもしれない…もしかしたら。
だって、アムロは“大事な人”だって、言ってくれたから。
いてほしい、大事な人なんだ、ってお願いされるのはとても嬉しい…
ゆっくりと少女は、手紙に向かった。拙く筆先を走らせながら、それでも一生懸命に。
『みなさん、はじめまして。 こっちの世界はすごくにぎやかで、人がいっぱいいますね…』
書き終わると、Lはそれをおとうさんの手に持たせた。
いつかおとうさんに耳を押し当てたら聞こえた、自分と…他のプル姉妹とも違う、少女の声が“聞こえた”、あの不思議な感覚。
「きっとおとうさんが聞かせてくれてるんだよね…ね、おとうさん?」
おとうさんはいつもみたいに黙って、わたしを見つめ返すだけ。
でもきっと、おとうさんが向こうに届けてくれるんだ。
“みんな”への手紙。
話したら友達になれそうな、あの子たちへ。
アムロと仲良くしている鏡の向こうの女の子たち…
でも。わたしはアムロに
「ぎゅ、って…抱きしめてもらったもん」
小さな優越感に小さな微笑み、小さなガッツポーズ。
Lは、アムロの後を追って部屋を後にする…小さな歌声を、後に残しながら。
星の瞬く展望台を、後に。


537 名前:私も鏡の向こうから、貴方に手を振ったの 5/5 :05/02/03 01:24:51 ID:???
アクシズの昼夜を分かたぬ時間の揺らぎの中。
視界を埋める星々の瞬きに囲まれて。
青く滲んだ宙は、眠るような闇の中。白く光る星は瞳を瞑ると消えてしまいそう…
そんな儚げな燐光に霞みつつ。
歌声は小さく、囁く。



私はダイヤじゃない。
ちっぽけなガラス玉で
砂漠の砂の一粒で
海に溶ける雨の一滴で…

けれど、私は胸を張って
あなたに会いに行く!


538 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/03 03:17:17 ID:???
〜アクシズ内、モビルスーツデッキ〜

A「あれぇ〜おっかしぃなぁ〜」
K「どうしました」
D「あれか、便所で―」
A「うるさーい。黙ってて!!」
D「いや、まだほとんど何も言ってないし、便所ってだけでそれはひどいと思う」
A「とにかく、昨日みんなで作業したあと、どこに機体置いたか覚えてる?」
K「ええ、まぁ・・・明らかにおかしいですね。」
D「本当だ。昨日は両サイドに並んでいたのに、みんな片側に集まってる」
A「それにあんなにぎゅうぎゅうに並んで、動かせないんじゃないかな」
K「誰がやったのかしら?」
A「アムロに怒られちゃうよ〜。アムロ機械関係だとちょっと怖いし」

と、Lがデッキにやってきた。

K「あら、L。あれを見てください」
L「あ・・・おっきなお父さん。うれしそう・・・」
D「う、うれしそう?」
L「あのね、昨日お父さんから降りるとき言っていたの、みんな一緒じゃないと寂しいって。」
A「しゃ、しゃべったの?」
L「でもね、私は、みんな一緒の部屋だから大丈夫だと思っていたの・・・」
D「それで」
L「でも本当は、もっともっとみんなの近くにいたかったの、だから・・・」
K「それで、あなたが動かしたんですか」
L「私じゃないの。きっとお父さんたちがさびしいから集まったの・・・。よかったね。お父さん」

A「ほ、本当かな?勝手に動いたの?」
D「Lのは不思議な動きするときあるもんなぁ」
K「アムロならわかるかもしれませんね」
D「そうだよ。きっとアムロがなんか、ドッキリなメカのっけたんだよ」
A「そんなことするかな。でも、一応聞いてみようよ」
K「そうですね。アムロのところにいきましょう」

539 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/03 03:19:20 ID:???
アムロを連れて戻ってくるAたち、

ア「俺が見た限りでは、変わってないように見えるけど?」
D「あ、あれ。戻ってる・・・」
A「アムロほんとだよ。さっきまではぎゅうぎゅうにならんでたのに。」
K「夢、幻覚・・・疲れてるのでしょうか?」
ア「本当かい?そんなに疲れるまで働かなくても大丈夫だよ。そこは俺と、シャアがカヴァーするからさ。
  休んできたらどうだい?」
A「う、うん。おかしーなぁ」

通路で

K「お茶でも飲んで休みましょうか?」
A「うん。考えても・・・多分わからないし。うん。そうしよう」
D「あきらめ早いなぁ。そんなんだと、考えなしって思われ―」
A「うるさーい!!もう考えないの!!Dは気になるならずっとあそこにいればいいの!!
 その間のDのプリンは私が食べてあげるから。よろしく」
D「ひ、ひどい・・・」
K「ふふっ」
D「K笑い事じゃないぞ、プリン、プリンはな(プリンの素晴らしさをずっと語る)」

また、モビルスーツデッキへ

ア「なにか、動いた形跡はある気がするな。フフフ・・・。気になる。ここは徹底的にいくか。
  何か新しい発見があるはずだ。フフフ・・・。やるぞ、やってやる。まずは・・・」
シ「騒ぎを聞いて、やって来たが・・・。あのアムロには近寄れん。恐ろしい。
  独り言をぶつぶつと―って私も独り言だったな。フッ」
ア「ん、シャアか?」
シ「しまった!!見つかったか!」

こうして、アクシズの一日は過ぎていく。

540 名前:538 :05/02/03 03:30:04 ID:???
のわー。
すみません。
よく確認せずにやっちゃいました。
すばらしい職人さんの作品に対しての”余韻”みたいなものが台無しですね。
職人さま、乙です。すばらしいです。Lがんばれ。

541 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/03 03:34:09 ID:???
>>533-537
“みんな”への手紙は、無事に向こうへ届いたみたいですね。
いつか、彼女の想いがアムロに響く日が来る事を願ってます。

542 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/03 03:42:41 ID:???
つか、漏れ的に続きか?! 後日談か!?
 て、くらいにハマっててオモロかったんだがw
別口の作品だったのか…どっちもGJ。

 本編でシリアスに、短編でお馬鹿系ってノリなラノベを思い出したよ。

543 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/03 09:51:00 ID:???
確かに続きっぽいなw
>>533氏、>>538氏、GJ!

やっぱりL機は・・・((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
オドーザーン(ドズル声で)

544 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/03 15:02:50 ID:???
お二方GJ!

続きじゃなかったのか(;゚Д゚)

545 名前: ◆sI/.mJ9nJc :05/02/03 18:20:38 ID:???
>533 >538両氏

GJです。
最初は完全に続きの作品だと思ってました。
自分の提唱したネタが他の書き手によってさらなる発展へと繋がるのは嬉しいものです。
プルL機は、12機のラスボス(?)として設定しただけに勝手に動き出して困ります。
他の機体まで感染(笑)させているとは思ってもいませんでしたが。
少女達の守護霊みたいなものと思えば…


















▼∀▼)< I`ll be back.

546 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/04 18:15:25 ID:???
そして時は動き出す…
        /  ,/ / /   _,..-''
       / / ///  〃 ,r'',.-'" //     /
  ,.ィ <´  〈,/〃/-//-'"/ / ,/__,,..-/
  } } ,〉 //" ,r'´ノ ,r'′//-''"二´‐'''~___ノ
  ,) Y ノ // ,r''´‐''"  -='"―-、彡"r'" ̄´
 ,イ  リ ノ り ,=、、-ニ_~― ~''-=二 ∠"´
 ヾ,ヽ 、, , ノノ {.トヾー-~ニ_-二 ― 二ニ==-‐''"
  ゝ  ミィイィ彡`ユ.|`\ヽ丶、‐ __ヽ'''三二,,,_
 〈 `ヾべ_{▲   'ゥ)  `8-、 ヽ‐ 、ヽ`''-_=-
  ゝ_ノ⌒ヘ~"   _”\    ヽ!\ヽ、'''ー-"ニ.._
 〈 (._   |∠ィ ,.λ  /  __ハ_j!      \
  `‐''^   ,. -‐`ヾ__/ヽ. >,、く       \
       r;>-=<´ 〈 ノ_,.            ヽ \
      (l》L -―''''"~´            ヽ  ` 、
      /                `、   `、  lヽ
    /   MS-09F            ヽ.   l  ||
    !  Plle-L CUSTAM       `、   !  !|
    `、             、     |   } V,/
      ヽ             |    /  / 〃
        \           ヘ_,. -''"   / ,.イ′
        \             ヽ     l / /
         l           |      |′,'

547 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/06 20:31:15 ID:???
保守L

548 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/06 21:27:52 ID:???
保守C

549 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/06 21:52:04 ID:???
保守B

550 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/06 21:57:24 ID:???
保守J

551 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/06 22:02:12 ID:???
保守I

552 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/06 22:27:06 ID:???
これだけ見てたなら誰か何か書き込めよ!



あ、俺もか。

553 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/06 22:35:27 ID:???
せっかくだから俺はこの書き込みをするぜ!

そんな訳で今更…なんですが。
>>537で書いた詩、昔に南極で見たイラストでブレンパワードのキャラたちが歌っていた歌詞なんです。
何という曲名なのか、お分かりになる方、いらっしゃいますか?

気に入ったので速攻右クリックしたものの、今日に至るまで謎のまま…

554 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/06 22:43:27 ID:???
>>553
ググってみた結果、聖剣伝説LOMエンディングテーマ「Song of MANA」ではなかろうか

555 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/06 22:56:01 ID:???
サンクス!

…そうか。ブレンの歌じゃなかったのか…
お陰で、幾ら探しても見つからないわけだorz

556 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/07 20:38:07 ID:???
>>547-551
保守H

とか続けてみたかったな

557 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/08 00:07:43 ID:???
て言うか、>>552ってGかしら?

558 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/08 00:38:43 ID:???
プルズ達が並んで点呼してたみたいですな
何で>>547-551の順番だったのかが謎だけど

559 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/08 20:47:29 ID:???
2月14日は色々と大変そうなプル、上位五人。

560 名前:そして新たなる世代へ・・・ 1 :05/02/10 04:10:53 ID:???
朝日が、何時になく眩しい。そんなことを考えながら金髪の老人は眠りから目を覚ました。
「暖かいな・・・」
ずっと昔に、同じような感覚を感じたことがあったな、ということを思い出す。
最も、その時はベッドではなくMS、サザビーのコックピットであったが・・・(コンコン・・)
「お父様、入りますよ?」(カチャリ・・)
聞きなれた声と共に、ドアの開く音が聞こえる。其処から現れたのは、美しい色の髪をした女性である。
「久しぶりだね、ジェーン・・元気そうで何よりだよ・・・」
「お父様こそ、相変わらずお元気そうですね・・・」
正直、今の自分に「元気」という言葉は当てはまらない気がした、が彼女の笑顔を見てるとどうでも良くなる。
「ジェーンも、歳を取ったようだね・・・」
「いきなり何を言い出すのかと思ったら、お父様ったら・・・」
「・・・アムロに挨拶してきたのか?」
「・・・はい・・・」
「そうか・・・」
「もう一年も経ってしまいましたね・・・刻が過ぎるのは、早いものです。」
「そうだな・・・」
かつて「一年戦争」と呼ばれる戦争の最中に敵として出会い
それ以来あらゆる状況で自分の人生に関係してきた男、アムロ・レイ。初めは憎むべき敵として
その次は共に戦う仲間として、そして最後は再び敵として・・・
「最期くらい、見届けるべきだったな・・・」
その男はちょうど一年前の今日、この世を去った。十二人の娘達に見送られながら・・・
ジェーンが言うには、とても穏やかな最期だったとのことだ・・・
「・・・順番が、逆だろうに・・・」
「・・・お父様」
「それより、今日はその事だけを言いに来たのではないのだろう・・?」
「えぇ・・・実は・・(カチャリ)」
「母さん?此処にいたの?」
「・・!!ジェーン、この子はまさか・・・」
「ええ・・・私の娘ですよ・・・」
脳裏にアクシズでの漂流生活の記憶が蘇ってくる。十二人の娘達の世話に忙殺されていた、あの頃の記憶が・・・
「??母さん、この人は??」
「シェリル、この人はね・・・・あなたのお爺さんよ。」
「え・・・??」

561 名前:そして新たなる世代へ・・・ 2 :05/02/10 04:34:41 ID:???
「・・・お爺さん??」
「そうよ・・」
「でも、私のお爺さんはもうずっと前に亡くなったって母さんが・・・」
「ごめんなさい、シェリル・・・私は、あなたに嘘をついていたの。
今からとても大事な話をするから、落ち着いて聞いてね・・・」
それから私とジェ―ンは、全てを話した。私の正体、ジェーンとの関係、アムロ・レイの事・・
正直、私は怖かった。世間ではネオ・ジオンのシャア・アズナブルと言えば、アクシズを地球に堕とそうとした悪人
である、というのが普通だったからだ。そのシャアが、血のつながりが無いにも関わらず、自分の祖父であるなど言われたら、どんな顔をするのだろうか・・
恐らく、憎悪の眼差しで見られるであろう・・・私はそれが恐ろしかった。
しかし、その心配は徒労に終わった。彼女は私を受け入れてくれたのだ。
「えと・・・その、なんて呼べばいいんだろう・・・「シャアお爺ちゃん」じゃチョッと変だし・・・」
「普通に、「お爺ちゃん」と呼んでくれればいいよ・・・(この歳で「シャア」と呼ばれるのはな・・・)」



562 名前:そして新たなる世代へ・・・ 3 :05/02/10 05:23:30 ID:???
それから暫くの間、三人で一緒に暮らすことになった。
シェリルは私の昔話に余程興味があるらしく、ひっきりなしに新しい話を求めてくる。
私としても、その時間は非常に心が休まる時間となった。こんな時間はそう長くは続かないということは、薄々気が付いていたが・・・


・・・・ん・・体が、重いな・・・遂に私の番と言うことか。
「ジェーン、ちょっと話がある・・・すまないがシェリル、ちょっと二人きりにさせてくれないか・・?」
「え?あ、ハイ・・」
何時もと違う雰囲気に少々違和感を感じつつ、シェリルは部屋を出て行った。
「ジェーン・・・一つだけ聞きたい。お前は・・・幸せだったか・・・?」
「・・・お父様!!」
「聞かせてくれ・・・あの頃、アクシズでアムロ達と漂流していた頃から今の今まで、お前は・・・」
「そんなこと・・・あなたはどうなんです?」
「私は・・・幸せだった。あの時に至るまではそうでもなかったがな・・・それよりも」
「・・幸せでしたよ・・・お父様がいたのだから当然じゃありませんか・・・不幸せだったなんて感じたことは一度もありませんよ・・」
「そう・・か・・・」
「お父様!?」
「大丈夫だよ・・・ちょっと疲れただけさ・・・こう見えても「赤い彗星」だからな・・」
「っんもう!お父様ったら!!ビックリするじゃないですか!!」
「悪かったよ。それより何か飲み物を持ってきてくれないか?少し喉が渇いた。」
「ハイハイ。ちょっと待ってて下さいね。お父様の好きな真っ赤なトマトジュースを持ってきますから・・(カチャ)」
私はおもむろに、ベットの側にある物入れに手を伸ばすが、思うように手が動かない。
(認めたくないものだな、若さゆえの過ちというものを・・・)
「フ・・・やはり・・・若い方がいいな・・・」
そんな独り言をいいながら、やっとの事で物入れから一枚の写真を取り出す。
そこには、アクシズの残骸から見つけたカメラでとったアムロと私と娘達が写っていた・・・
「アムロ・・・そっちへ行ったら、お前は何て言うかな・・(情けない奴!!)そうだな・・・
私は・・確か・・に情け・・・(トスッ・・・)」
彼の手から、写真が滑り落ちた・・・
「(カチャ・・)お父様、トマトジュースを持って・・・(カチャン!!」
ジェーンは、物言わぬ彼にゆっくり近付く・・・そして耳元で2、3言ささやいた。
「(ありがとう、お父様。向こうでもアムロお父さんと仲良くね・・・)」
ジェーンの頬を伝う一筋の涙、ドアの入り口ではシェリルが蹲って泣いている・・・
「さ よ う な ら、お爺ちゃん・・・」
今此処に、一人の男が人生の終焉を迎えた・・・・




「この子、本当によく眠るわね・・・・」
「ああ、赤ん坊は寝るのが仕事だからな。」
「それはそうだけど・・・それよりこの子の名前は決まったの?」
「一晩寝ずに考えたよ・・・シーブック、シーブック・アノーでどうだ?」
「シーブックねぇ・・・あなたが考えた割には、いい名前じゃない。」
「悪かったな・・・」
「フフ・・・」

時代は新たなる世代へと受け継がれていく・・・永遠に・・・

563 名前:560〜562を書いた者です・・・ :05/02/10 05:31:24 ID:???
変な文ですみません。月光蝶氏のサイトにある「老いる過去/育つ未来」の続編的な
物を書こうと意識したんですが、ちょっと強引すぎた気もします。
こんな文でもサイトに載せてもらえたら光栄です。


564 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/10 05:57:24 ID:???
(つД`)

よかったね。よかったねシャア 。

565 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/10 11:35:56 ID:???
あれ?シーブックの両親の名前はモニカとレズリーだったよね?
最後のコンテンツのつながりがちょっとわからない。不明でスマソ。

566 名前:560〜562を書いた者です・・・ :05/02/10 12:15:59 ID:???
最後の部分は、ほぼ同時刻のとあるコロニーでの一面である、と思っていただけたらいいかと。

567 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/10 19:22:17 ID:???
すいません 突っ込んではいけない気がしますけどシーブック誕生時はシャアは存命していた場合50いってないです。・・・・・
世代的にはシャアが長生きしたとしてウッソが良いと思います・・・・(その場合はシャア81歳で死去)

568 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/10 19:33:32 ID:???
シーブックの母親は世代的にカミーユなどと同じくらいのはずだしね。

569 名前:560〜562を書いた者です・・・ :05/02/10 19:37:32 ID:???
ああう・・・年齢計算間違えたか・・・修正する気力も無くなっちまったotz
誰か物好きな人いたら適当に修正ヨロ・・・

570 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/10 21:36:28 ID:???
>>567
いやいや、批評あってこそ、このスレの健全さが保たれるのだ。

571 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/10 22:49:27 ID:???
確かに細かい年齢とかは間違ってたかもしれないけど
職人さんGJ!!!

シャアやアムロが老後をおだやかに過ごすのっていいなあ・・・

572 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 01:15:52 ID:???
今アムロには誰がどのくらい近づいているんだっけ?

573 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 01:54:41 ID:???
>>572
えーと、某幼女スレへの誤爆ですか?

574 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 02:18:38 ID:???
違います
3X歳にもなって結婚してないシャアは駄目オトコ系列のスレである何歳になっても結婚して無いシャアは駄目オトコ
への書き込みで間違いないです

575 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 07:11:43 ID:???
今のところ、保護者と被保護者の壁も越えてないしなぁ。
B、C、Lの三人が特にアムロに懐いてて。
後は、A、E、H辺りにも、その傾向が見受けられる。
その他のプルズは、大体似たり寄ったりといった所かな。

当事者の片方は、相手を娘代わりのようにしか思ってないみたいだし。
プル達が恋心を意識し始める一方で、アムロは相変わらず自分の内面を見せてない。
シャアと、J、Iの二人の方が、互いの距離は縮まってそうだな。

576 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 07:29:39 ID:???
朝、起きて。
Bと一緒にνの調整を行い、
Aがリクエストしたデザートを皆に振舞って、
Cと並んで服の裁縫をし、
自室で物静かなEと二人、のんびり過ごして、
風呂を覗こうとするシャアの相手をし、
Lにせがまれて、一緒のベッドで寝てあげる。

忙しいけれど、プル達の存在に癒されている、充実したアムロの日常。

577 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 12:46:06 ID:???
穢れた大人の目(wで見ると一緒に寝ているL最強だけど、
個人的には仲良く裁縫のC相手が好きだな…
でもアムロは「お裁縫」って感じじゃなくてオラオラと量産してそうだな。
そうじゃないと計14人分作ってられないだろうし。

578 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 14:46:13 ID:???
量産品は前に出てきた裁縫ロボが行い
量産品にそれぞれの名前の刺繍なんかを入れるのがアムロの仕事かな

579 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 18:57:21 ID:???
アムロが内面を見せていないと言うのがちょっと出たので書くがFGやCCAでもアムロはまったく自分の本心を明かしていない。
ララァにも指摘されたが人を愛せない、人を信用しきれないタイプの人間だと俺は思ってる。
逆にシャアは行動と口に出して自分の本心を表してるからこのアクシズ内では1番安定している気がする。
シャアは自分を縛っていた責任感や使命感じみたモノから開放されれば普通に生活できると思うが(ここでは既に開放されてる)
アムロは表面的にはシャアやプル達の世話をしながらも内面では相変わらず心を閉ざしてしている気がする。
アムロが本気で人と結ばれるとしたらやっぱりララァクラスのNTしかいないと思ってる。ベルチルではFGのアムロの性格
を無視しているので難しい展開だとは思うな。シャアの方は呪縛から開放されてるしどこへ行っても幸せになれる気がする。

580 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 20:34:10 ID:???
>>シャアは自分を縛っていた責任感や使命感じみたモノから開放されれば普通に生活できると思うが

開放してしまったら幼女趣味が全開になって普通の生活どころではないんじゃ…

揚げ足スマソ

581 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 20:42:45 ID:???
>結ばれるとしたらやっぱりララァクラスのNTしかいないと思ってる。

それはあれか。
プルHに期待せよ、という事か。

582 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 20:49:43 ID:???
先生
プルEとプルLのアムロへの接し方が可愛いです

583 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 20:54:54 ID:???
>>580
俺と全く同じ事考えてやがるw

584 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 21:02:58 ID:???
>>579
自分はベルトーチカ派
ララァは精神的な双子みたいな存在で家庭を築くような関係にはなりえない

1stの頃のアムロはなんだかんだいって自分の気持ちには正直だったし
NTへの覚醒に伴い一時周囲と距離ができていたが結局は仲間の元に帰った

アムロが心を閉ざすのはやはり7年間の軟禁の影響が大きいと思う
もう無意識の自衛手段として染み付いているのではないかと
それを考えると6年かけてアムロの心を開いたベルは強い

585 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 21:19:03 ID:???
シャアは幼女好きが定説と化しているが手を出す気はないのでは行動だけ観察すると
シャア=幼女好きはありえるが只の鑑賞趣味の気がする。幸福とかとは別問題だがな。

586 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 21:31:21 ID:???
>>585
たぶんそういう意味では、自分が一緒にすごしてたころの妹を重ねてる
んだろうな。

587 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 21:40:35 ID:???
>>584
で結論出てるっぽいけど、一応。

なんつうか、アムロは自身を過小評価、ないしは無意識に卑下してる部分があるんじゃないかね。
少年時代、本人はそれと意識していた訳じゃないのに、
ララァという、アムロにとってのNTの理想形みたいな少女から、
「貴方は人を愛していない」と指摘されてしまった。
しかもその後、心を通い合わせた彼女を、自らの手で殺してしまう羽目になる。
この事が原因で、
「自分は心から誰かを愛する事など出来ない。仮に愛せたとしても、相手を幸せに出来ない」
というトラウマを深層心理に抱え込んでしまったんじゃなかろうか。
成長期に、周りから様々な意味で過大評価され、7年間まともに他者と交流出来なかった事も合わせて、
トラウマは癒されなかったし、人間不信、自己嫌悪は募る一方だったと思う。
アムロがMSの操縦においては、戦闘マシーンのような立ち振る舞いを見せ、
兵士として戦う事に充足感を覚えてしまうような描写があるのは、
そういった寂しさが戦場では邪魔になる(=意識せずに済む)という側面があったからなのかも知れない。

しかし、だからこそ、今のアクシズの生活はアムロにとって至福でしょう。
いつかEが言ってたように、本当に他人を思いやり、優しくする事を、彼は体得しつつあるように思える。
シャア同様、少しずつ、過去の呪縛からも解き放たれてきたようだしね。

何より、BやCのような恋する少女の想いをもってすれば、
不幸な過去を持つ男を幸せにしてあげるくらい、訳ないですって。

588 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 22:04:49 ID:???
鑑賞される方としてはたまったもんじゃないがな。ロリコンの常套句だ。
>>579
FGってなに?と思うわけだがそれはともかく、
584氏の言うとおり、自分の執事すら信用できない徹底した篭の鳥生活が
アムロの内面をゆがめたものと思われ。
自分に全く敵意を向けていないNT13人と、他のOTのいない外宇宙を旅すると言うのは
ある意味OTの悪意にさらされ続けていた彼にとって偶然ながら最良のケア足りうるのかもな。
個人的に、アムロは本来あまり積極的でない性格のようなので、メンタルケアの果てに元の性格に戻った場合の最良の配偶者は
そういう人間の尻を引っぱたける、年上の、やや優越した関係の女性かも。
プルというのはあくまで娘の立場みたいだし。というわけで金髪さんを希望してみる。彼女も兄貴と同じように引っ張る性格っぽいし。

589 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/11 22:56:51 ID:???
>>588 FGはファーストガンダムの略だろ。人によってはそういう略し方する人いるぞ。

590 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 00:55:46 ID:???
ちょっと悲しいけど、やっぱりプル幾人かの気持ちは伝わったとしても結ばれないんだろうね。
アムロにしても、シャアにしてもそうだろうし。
でも、親子としての溢れんばかりの愛情は見ていたい。とても幸せなのが伝わってくるよ。


591 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 01:14:28 ID:???
まあ アムロもシャアも本人たちの性格考えると強い女性(肉体的ではなく精神的に)でないとうまくいきそう
にないから年の近い女性に限定されると思うからプル達と結ばれるのは難しいかな。

592 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 03:18:06 ID:???
アムロは引っ張ってくれる年上好み、シャアは抱擁してくれる年下好みで
見事に正反対なんだな。

593 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 03:32:55 ID:???
>抱擁してくれる年下
レア過ぎる……

594 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 03:45:55 ID:???
アムロって黒い(桃色?)の軟禁生活時代除いて描写あっただけでも
ファースト、小説版ファースト、Z、CCA、ハイストとかなり多くの女性と絡んでるな

595 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 06:22:29 ID:???
アムロは基本的に女子供に好かれるタイプだよな。
反面、男、と言うよりは少年的要素の多い相手からは反発を食らうケースが多い様な。
カミーユ、Zカツ、1stハヤト、同初期のブライトとか。
…でも(MSでの)実力で黙らせているのは貫禄というべきか。

596 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 10:36:40 ID:???
>595
あと「いい親父キャラ」といわれるタイプの年上の男もおおむねアムロには好意的だったな。
リュウとかラルとかウッディ大尉とかモスク・ハン博士とか。
何もアムロに好意的だったからいいキャラ扱いされてるわけじゃない。

597 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 11:13:09 ID:???
>>593
ナナイ

598 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 11:30:40 ID:???
>588
 お義兄ちゃんと
  呼んでも構わんのだぞ♪

   r'⌒⌒⌒'、 r'⌒⌒ヽ
   (ミ"""メ""ミ)( rνyy'ソ
   ヽ▼∀▼ノ ヾ;゚Д゚ノ (もれなくこれがついてくる……)
      ¥  つ/  ]¶[


599 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 11:36:40 ID:???
>>598
大丈夫。これまでと変わらない、義兄さんを蓑にする生活が続くだけだから(w

600 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 13:00:43 ID:???
アムロは、完成した大人から見ればただの弱い子供(性格がね)だけど
強さにあこがれるような年齢から見たら、凄く鬱陶しいヤツだったんじゃない?
下手に実力があるだけに…


601 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 13:30:52 ID:???
「そんなに強いのに、何泣き言ってんだよ!」という所か、
年下から見ると

602 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 13:47:13 ID:???
しかも自分達の命がかかってるわけだしな。
超強力な兵器があって、そのパイロットがそれ持って脱走とかありえないしw

603 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 16:33:15 ID:???
確かに、脱走したアムロにぶちぎれないほうがおかしい。
木馬のみんなは、苦労したんだね。よく許したな。刺されても文句言えないよ。

しかし、成長したなアムロは。
大佐は必死さが現れるようになったから、人間としてすごく良いが。

604 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 19:57:32 ID:???
>>590,591
アムロはともかく、シャアはパラレルエンドでJと結ばれてたようですが。

605 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 20:04:10 ID:???
パラレルですから。
ある意味何でもあり。

つー訳で、色々障害多いけど、頑張れプルズ。

606 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/12 20:31:49 ID:???
色々あるから楽しいスレなんだよ。
自分が考えた未来もあり、でも他の人が考えたネタも面白いし。

>>588
なんかそう言われると戦後、金髪さんが独り身のまま隠遁生活を送っているのって
アムロを待っているからのように思えてきた…

607 名前:sage :05/02/13 01:28:54 ID:TDpBM9w7
たしかに

608 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 01:40:16 ID:???
>>603
まあ実際に刺したらガンダムのパイロットがいなくなる
それにフラウやセイラさんやリュウあたりの人はかばうだろう
セイラさんも命令違反結構してるしハヤトやカイも脱走しようとしたりしてるしアムロだけってわけでもないしな

609 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 02:01:42 ID:???
むちゃくちゃな人たちの集まりだったわけだ。
ZZよりはましとしても、ブライトさんはがんばったね。

610 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 02:34:20 ID:???
なるほど、その辺の事柄への理解が醸成されてきたからこその快男jうわ何を止めてたqあwせdrftgyふじこlp;@:

611 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 02:35:42 ID:???
>>583
同感。ベルトーチカはもっと見直されてもいいと思う。
ベルチルでのアムロとベルの関係は好きなんだけど。

612 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 10:37:33 ID:???
無茶苦茶な人の集まりじゃなくて、無茶苦茶な情況に放りこまれた普通の若者達の話だろ
だからテンパってんじゃん

その中で異能を発揮したのがアムロで、その異能が戦争でしか役立たないと見なされたのが戦後の悲劇

613 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 14:35:59 ID:???
いわれてみりゃそうだ。みんな素人だもんね。
後の作品見てから、初代を見た俺はアムロや、
カイたちが無茶苦茶な人たちに見えるのかも。

614 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 16:24:23 ID:???
考えてみれば素人集団で戦艦運用してたんだから無茶苦茶どころの騒ぎじゃないなぁ。
このスレ住人がまとめて自衛隊のこんごう級に放り込まれたようなもんだ。
いや、年齢層を考えたらもっと酷い。
例え自動化が進んでて、動かすだけならなんとかなっても精神の方はまず持たんな。

615 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 17:20:17 ID:???
アムロ以外でも、セイラ、ミライ、カイはNTの素質があったし、
ミライなんてララァとアムロが邂逅したのを感じ取って
ララァに取り込まれるな見たいなこと言ってたし、
Zでアムロがララァを殺したことで鬱になったのを知っているところを見ると
かなり優れたNTかもしれん。

616 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 17:38:27 ID:???
>>614
しかも周りに友軍はいない。
続々と強敵に狙われる。
正直、頭おかしくなっても誰も疑問に思わんぞ、その環境。

617 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 18:45:59 ID:???
3ヶ月くらいの期間であれだけのことが起きるのだからな

618 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 18:50:41 ID:???
ブライトお父さんが家族(乗組員)が死なないように必死で頑張っていたんだよ
戦場と宇宙空間の違いはあっても大黒柱が折れなければ何とかなるものだ
アムロもいずれプルズのほっぺたを叩いたりして教育するのだろう
自分が本当の父親にはされなかった事を
ブライトさんが発狂してたらホワイトベースは地に落ちてたし
アクシズではアムロ・シャアが発狂しないからみんな希望を繋げられる


ブライトさんが教えてくれたのは諦めない事・協力する事・左舷の弾幕を厚くする事だ!

619 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 19:38:57 ID:???
うむ、シャアと縁があったらシャア癒されそうだとひそかに思っていたミライさんの夫にふさわしい

620 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 20:26:53 ID:???
ミライさんはシャアの好みど真ん中
お袋さんで、NTで、賢くて、男を支えてくれるタイプ
ブライトは娘だけじゃなくて妻も守らんとな

621 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 20:29:41 ID:???
正直、精神力だけならブライトがガンダム史上最強だな。
あの状況で責任者なんぞやったら並の軍人じゃ胃が三回転する。
しかもブライト自身だって新兵同然だったし。

622 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 20:33:23 ID:???
そんなブライトが過労で倒れるエピソードなぞ、しっかりあるのが心憎いw

623 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 20:58:11 ID:???
設定では19だっけ?>ブライト
あの世代で「上司にしたい人」ランクトップだろうなw

624 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 21:00:33 ID:???
うーん全面的に否定する訳じゃないけど、俺は1stのブライトを
オヤジさんとして持ち上げすぎるのはどうかなーと思う。
19歳のブライトは、アムロを殴った場面も含めて
テンバったり、肩に力はいりすぎて空回ったりする、年相応の若造だったよ。
ミライさんやリュウさん、フラウやセイラさんがフォローしてた面も多い。
むしろ1stでの経験がブライトを頼れる大黒柱に育てたんじゃないか?

プルズが慕ってくれるからこそ、駄目男達でも「親」になれるみたいにさ。

625 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 21:38:37 ID:???
このアクシズにブライトもいたら、ずいぶん違った展開になってただろうな。

お父さん=ブライト
お母さん=アムロ
お兄さん?=シャア

む、なんかシャアが美味しい。

626 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 21:41:04 ID:???
お兄さんが一番おっs…じゃなくて年上だな。

627 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 22:32:49 ID:???
まあ、地球にある意味ではなんのしがらみもないダメ二人と違って
ブライトには面倒を見る多くの部下、優しい妻に可愛い娘に立派なテロリストに育ちつつある息子と
たくさんのしがらみに縛られているのが哀れ。

628 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/13 23:39:43 ID:???
アクシズにブライトがいてもアムロはお母さんなんだな(w

629 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/14 00:37:20 ID:???
ミライさんがいたら叔母さんだな・・・
ミライさんと二人で献立考えたり裁縫すんの。
チェーミンはちと年上なお姉さん。

んで、テロリストな長男は地球でテンパってる(w

630 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/14 00:54:50 ID:???
ブライトがいるとシャアの肩の荷が降りて悪巧みし始めそう。
アーガマじゃ上辺だけの付き合いっぽかったが、
「この」アクシズのような状況だったらどうなってたろうな。

631 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/14 01:14:50 ID:???
ブライト「アムロ、プル達の飯足らんぞ!何やってんの!」
アムロ「スパム料理は伊達じゃない!」
シャア「サボテンの花が…(遠い目)」
プル'S「(また始まった…)」

632 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/14 01:48:00 ID:???
アクシズにブライトがいるのも悪くは無いな、
しかしこのブライトが快男児だったらどうだろう

633 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/14 02:09:42 ID:???
ダイターンでアクシズを運んでくれるよ
道に迷いそうだけど

634 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/14 04:31:10 ID:???
        ,r‐―‐-、
      /      \
    /   ,ィ       ヽ
    i'   _.j_,j,rj_j,:、_ 、 l
    iト、._j'ji !! ァ-、 !j !;l! トヽ,   
    ( .`t.!!/ _!.ヽ='イi ,'  )     通常の三倍の首の長さ!
    ヽヽ,j   ,--、  j r ィ〜     
     )ヽヽ. ゙=' /l  )      恩田、何しやがる!
     ゙t j `ー‐'  」  i
     ゙t  l     」
        l     」
        l     l
        l     l
 __  ,;-‐'''''^ 、    ,`''ー-、__  .     ロクロ首・バジーナ

635 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/14 21:42:36 ID:???
A「2/14ってなんか特別の日だったっけ?」
F「地球圏では、好きな相手にチョコを送る習慣のある日付ですよ」
G「えっチョコ?!そんな素敵な日があるだなんて〜♪(じゅるり)」
B「違う!その日は女の子が貰う日じゃなくて女の子が好きな男の人に渡す日だっ」
I「詳しいな、B」
B「あぁ。誰かさんが読み終わった本の、栞が挟まっていた箇所を斜め読みしただけだが(ちら)」
J「わっ、わたしじゃないぞ!!!」
H「(雉も鳴かずば撃たれまい…まさにことわざ通りですね、J)」
D「フーン(ニヤニヤ」
J「な…、違う、わたしはそういう本を見たことは」
一同「(ニヤニヤ)」
C「…ともかく。物資窮迫なアクシズでは、プレゼントしてあげたくても無いのが実状です。
そもそも…(きちんとチョコがいっぱいあれば…いろんなモノ、作ってあげられるのに)」
K「それもなんだか寂しい限り、ですわね」
E「でも現実には、私たちがアムロから貰っているような毎日ですから。しょうがないですね…ところでLは?」
F「あら。」
D「さっきまで…いたと思ったけど?」
A「なんか話の途中で出ていったみたいだよ」
J「…みんな。さっきの本の話だが私はそんな本、見たことはないぞ?
それにLは自分のおやつをここ最近、少しづつ残していたようだったが…」


L「やっぱり今日でよかったんだね、おとうさん。みねばちゃんが教えてくれたから
調べたんだけど。あ、アムロ?あのね………」

636 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/14 21:57:24 ID:???
おとうさんGJ

637 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/14 22:05:39 ID:???
お父さん グッジョブ!

638 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/14 23:47:19 ID:???
でも、世界の大多数でバレンタインとチョコレートは関係ないし、
日本に縁があっても決して日本生まれじゃないアムロと、完全に日本とは関係ないシャアの管理するもののなかに
関連した文献は内容におもうけど。
「世界の片隅でこういう珍習慣が」なんて雑誌の記事にはなるだろうけど。

639 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/15 00:31:30 ID:???
気にするな!トミノも日本人だ

640 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/15 00:33:11 ID:???
チョコじゃなくても男女関係なく好きな人にプレゼントする習慣はある

641 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/15 00:36:46 ID:???
アメリカではバレンタインにお菓子を贈る習慣はある。チョコも選択肢の一つ。

642 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/15 13:20:59 ID:???
ヲイヲイ、皆さん、「みねばちゃん」の存在を忘れていますよ?

彼女、確か生きているんジャマイカ?

643 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/15 15:32:12 ID:???
『お父さん』を通じて、プルLが夢の中で会ったのですよ。
そして、お互いの世界について、楽しくお話したり。
夢のお約束として、目覚めると細かい内容は忘れてしまうんだけど、
何とかバレンタインの事だけは忘れずにいた、と。

644 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/15 16:56:21 ID:???
>>642
思わず「みねばちゃん」ではなく「みねばちゃんねる」と読んでしまった・・・

ミネバ様に関する事だけの掲示板とか、スカパーでミネバ様成長の記録が
放映されるとか・・・(*´Д`)ハァハァ

645 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/15 17:08:25 ID:???
それだと「シャア専用板」の内容は…

646 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/15 23:25:31 ID:???
そして新〜板が出来たときのように隔離されて「みねば板」と呼ばれるようになるのか…。


647 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/15 23:56:36 ID:NRm/e7Z8
その場合、

ヾ▼∀▼ノ「アムロ。私も『みねば板』に移るから、後は宜しく頼むぞ」

ヾ #゚ー゚ノ「…本気で、自分の名前の板を見捨てるつもりなのか?」

648 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/16 00:06:22 ID:???
>>646
(;´Д`)ハァハァ ど、何処にあるんだ?!教えてくれ!!!!

649 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/16 00:18:10 ID:???
ヾ▼∀▼ノ「そして私は・・・みねば板に召されるであろう!!ハァハァ」

650 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/16 00:35:55 ID:???
   !ピキーン
ヾ ゚ー゚ノ 今、ララァが言った! じゃあアムロ板に名前変えちゃいなさいよって!

651 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/16 00:37:40 ID:???
某スレのミネバなら、自分の名前の板ほっぽりだして「アムロ板」に駆け込みそうだ。

652 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/16 00:51:36 ID:???
そうなると赤い人も追いかけてアムロ板に行きそうだな
そしてその隙にみねば板はハマーン板となる

653 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/16 01:01:17 ID:???
>>646-652
お前ら皆板違い!


654 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/16 01:16:18 ID:???
電波受信して漫才してるアムロとシャアを、
12人のプルが寂しそうに見つめてますよ。

655 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/16 11:47:42 ID:???
そういえば、前に出てきたプルズのMSはどうなった?
怪現象は収まったのか?

656 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/16 18:07:37 ID:???
アムロとシャアが仲良く夫婦やってる時点で怪奇現象なので、収まるはずありません

657 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/16 18:37:16 ID:Dz/Ds2u9
このスレのアムロとシャアを「夫婦」と認識してるのが怪奇現象

658 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/16 18:41:48 ID:???
アクシズが一つの家族なのは間違いないだろうが。
アムロが娘の多い父親で、シャアは年の離れた駄目兄貴って感じ。

659 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/16 21:08:18 ID:???
>>658
シングルファザーと駄目兄貴の子育ての図か。

660 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/16 21:16:48 ID:???
その駄目兄貴に心を寄せているプルJって健気だな・・・

661 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/16 22:31:49 ID:???
>>660
十二人もいれば、一人くらいブラコンがいても不思議ではないがな。

662 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/16 22:41:55 ID:???
アムロパパに懐くプルL…って、そのまんまか。

663 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/17 01:02:09 ID:???
俺、シャアはアムロの兄貴という意味かと思ってたよ。

何もしない駄目兄貴なんだが、哀れに思い追い出すこともできない・・・アムロ
しかし、兄弟げんかでは圧勝、自分の娘たちを守るため戦い続ける・・・みたいな感じで。

しかし、その兄貴が好きな自分の娘ができたりでさあ大変。

664 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/17 02:24:57 ID:???
しっかり者で、毎日が大変なアムロを支えてくれそうなJやIに限って、
駄目兄貴に心奪われてしまう訳ですな。

裁縫や料理を覚え始めてきたCは、一家の小さなお母さん代わりになれるかも…

665 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/17 20:07:56 ID:???
ヾ;▼д▼ノ (『おじさん』呼ばわりされる恐怖再び、か…)

プルI (私が『おじさま』と呼んでみたら、シャアはどんな反応を見せるか…興味深いな)

 だが実際に呼ぼうとすると、何故か羞恥心を覚え、いつも通り名前で呼んでしまうI。
 そして、瞳を輝かせる少女も二人。

プルC (小さなお母さん…つまり、私はアムロのお嫁さん?)
プルL (アムロパパ…いいかも)

666 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/17 20:32:04 ID:???
思春期で、ついついアムロにそっけない態度を取ってしまうプルB
思春期になっても、変わらずおじさまに夢中なプルJ

667 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/17 23:01:27 ID:???
>俺、シャアはアムロの兄貴という意味かと思ってたよ。
こういう意味だよね。

まさか、シャアがプルたちと年の離れた兄弟って意味じゃないよね。
シャアがアムロをママとかパパとか呼ぶのはさすがに、まずいね。

668 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/18 12:19:41 ID:pmQxrxUJ
そこで>>408に戻るわけだな

669 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/18 12:26:04 ID:???
>>667
総帥なら素で言いそうだけどな・・・

670 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/18 14:20:10 ID:???
アムロパパに一番迷惑かけてる駄目兄貴、ってのは間違いないと思われ。

671 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/18 15:53:59 ID:???
でもアクシズの頼れるアムロママなんだろ?

672 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/18 21:28:34 ID:???
アムロ「僕は……あの人(ミライ)に……勝ちたい!」

673 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/18 23:32:59 ID:???
しかしアムロってシャアより母親と早く別れてるんだよな
その後再会しても結局分かり合えず終わったんだし
ある意味一番母親に対して夢みてない男だろうに
そんな彼がお母さんしてるなんて不思議だ

674 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/19 00:28:26 ID:???
アムロがお母さんしている、というより
せ ざ る を 得 な い 状 況
になってるからだろうね〜
もう1人の大人が、それはそれは“息抜く努力”ばかりしておいでだから。
アムロが孤軍奮闘して生き抜く努力をしている、と…

で。そんなアムロを見てCが徐々に小さなママ化しつつあるのかな。
なんだかそんな印象がする。

675 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/19 00:46:11 ID:???
大佐も目に見えない所では頑張ってるんだが
目に見えるところだと一番手がかかるからなw

676 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/19 03:52:23 ID:???
>>675
人はそれを日陰者という。

677 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/19 12:24:16 ID:???
いや、日陰者て意味違うだろ
ある意味アムロもシャアも世間じゃ日の下を歩けない日陰者だけどさw

678 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/19 15:25:08 ID:???
昼行灯だろ>シャア

679 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/19 19:30:57 ID:???
誰も縁の下の力持ちとは言ってくれないのかw

680 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/19 19:38:35 ID:???
今パッとスレタイみたら
「何歳になっても結婚しないシャアは駄目オカマ」
に見えた
おや?後ろからプルJがライフルを構えるのにも似た音が聞こえ(ry


681 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/19 21:00:37 ID:???
シャアはやるときはやる男、つまりはやるときにならないとやらない男だから
常時頑張ってる縁の下の力持ちというには少し違う

682 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/19 21:58:20 ID:???
さしずめ縁の下の蓑虫ってとこかな

683 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/19 22:19:07 ID:???
縁の下じゃなくて軒の下って感じだな

684 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/19 22:38:35 ID:VtvxMSmg
どっかで
どうでもいい時には本当に役に立たない奴だ
という言葉を見たのを思い出した
この後には肝心な時には役に立つと続くわけだが

685 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/20 00:16:53 ID:???
肝心な時に役に立つのはアムロもだからな。

ゆえに赤い人は名誉挽回する間もなく・・・
いや、ちょくちょく挽回はしてるんだが・・・

686 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/20 00:29:55 ID:???
汚名挽回

687 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/20 02:23:35 ID:???
汚名を挽回してどーするw

688 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/20 02:29:27 ID:???
ジェリドの迷言になんてことを!

689 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/20 04:36:56 ID:???
>>687はΖ見直せ!

690 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/20 09:27:38 ID:???
汚名挽回はティターンズの流行なんだよ。

691 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/20 11:04:31 ID:???
アイシールド21で、「汚名を挽回してどうする」と言われたモン太が混乱して「名誉返上!」と叫ぶネタがあったなあ。
や、スレ違いすみません。

692 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/20 17:26:52 ID:???
農作業はガンガっているみたいだけどな。

693 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/20 23:13:49 ID:???
>>692
大佐はトマトを育てるのが楽しいからな

694 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/21 00:17:58 ID:???
>>693
幼女を育てるのもな

695 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/21 01:08:17 ID:???
ヾ ▼∀▼ノ「アムロ、私はこの年になって文学の面白さに気づいたぞ」

ヾ ゚ー゚ノ「ふーん。面白い本でもあったのか?後で俺にも貸してくれ」

ヾ ▼∀▼ノつ□「読み終わったのがあるから貸してやろう」

ヾ;´Д`ノ「……源氏物語(王子様の母を捜して幼女育成な一生の物語)かよ」

696 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/21 01:20:32 ID:???
>>695
ロリコンの元となったあの本よりマシですぞw

697 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/21 01:29:32 ID:???
>696
本命の幼女のためにその母親と偽装結婚する男の話ですか?

698 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/21 02:18:02 ID:???
でもシャアの3冠を考えるとやはり源氏物語がよくあう気がする。育ったらポイってわけでもなさそうだしな。
アムロはそうならないことを祈る・・・・

699 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/21 12:17:20 ID:???
アムロはロリコンじゃないからなぁ
女に対する価値観はかなり健全なので保護者の域を出ないだろう

700 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/21 15:24:29 ID:???
源氏物語は、プルK辺りがこっそり読んでるかと思った。
彼女からあらすじを聞いたIやCが、複雑な表情浮かべたり。

「ロ○ータ」なんて読んだら、シャアはトラウマになっちゃいそうだけどね。
どっちかというと、「不思議の国のア○ス」とかの方を好んで読んでそう。

701 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/21 15:35:01 ID:???
ヾ▼∀▼ノ 〜♪

(図書館で「赤ずきん」を見つけて、ご機嫌な駄目オトコ)

702 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/21 18:27:02 ID:???
>>701
・・・・・いや、それは流石に・・・

703 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/21 22:42:11 ID:???
何故赤ずきん?

704 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/22 00:52:23 ID:???
>>703
主人公だよ、主人公

705 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/22 00:56:00 ID:???
>704
……赤ずきん=シャアとしたら嫌過ぎる。

706 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/22 01:09:42 ID:???
猟師アムロに(わざと)間違えられて最後に撃たれそうなお話ですね

707 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/22 01:36:38 ID:???
>>705
そして狼は、赤ずきんを食べた・・・。

708 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/22 01:41:21 ID:???
赤ずきんのおばあさんは誰だ

709 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/22 01:59:05 ID:???
まともに配役を考えると
おばあさんがアムロで、猟師がシャア
赤頭巾はプルズの誰かだろう

710 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/22 02:00:41 ID:???
狼と赤頭巾はプルズのだれか、でした

711 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/22 02:06:07 ID:???
どっちかというと、狼がシャアで猟師がアムロなイメージだった。
人数考えると、白雪姫とかの方が無難ではあるけど、そうすると誰が姫様役やるか、だよねぇ。

712 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/22 02:08:44 ID:???
このスレの公式に当てはめると、
赤ずきん=プルCかL
おばあさん=プルHかK
おおかみ=シャア
狩人=アムロ
だろうけど。ありきたり過ぎ。

713 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/22 09:51:44 ID:???
そこで赤ずきんをアムロにと言ってみる

714 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/22 09:55:20 ID:???
正義を守る白頭巾

715 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/22 19:22:21 ID:???
白頭巾を襲うつもりだったのに、何故か懐いてしまう狼のプルB

716 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/22 19:28:19 ID:???
出番がなくなり落ち込む狩人のシャア

717 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/22 22:19:02 ID:???
そうして白頭巾と狼とお母さんとおばあさんはいつまでも仲良く暮らしましたとさ


つ「逆襲のシャア」

718 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/23 00:10:40 ID:???
>>707
人狼?

719 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/23 02:07:07 ID:???
黒いプロテクターを着込み、MG42機関銃で狼を撃退するアムロおばあさん


そしておばあさんは、狼を撃った・・・

ミンチより酷ぇや・・・

720 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/23 02:50:43 ID:???
>>713-717
萌えた後、ワラタ

721 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/23 21:34:47 ID:???
やっぱ赤ずきんなんだから大佐は譲らないと思われ

赤ずきん:シャア
おばあさん:アムロ
おおかみ:プルI
狩人:プルJ

狩人vsおおかみの赤ずきん争奪ガチバトル勃発

722 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/26 00:13:36 ID:???
そこでおばあさんがお菓子&お茶で仲裁する、と。
万事めでたしめでたし。

723 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/26 00:48:59 ID:???
ついでに赤ずきんは吊るされると

724 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/26 12:33:32 ID:???
吊るされる赤ずきんって・・・

725 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/26 23:42:05 ID:???
どちらかというと仮面だから・・・

726 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/27 00:40:42 ID:???
女神様の泉に落ちたシャア
アムロに女神様が差し出したのは…

727 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/27 00:55:49 ID:???
      ______       ______
     r' ,v^v^v^v^v^il    /          ヽ
     l / jニニコ iニニ!.   /  シ  き  ぼ   l
    i~^'  fエ:エi  fエエ)Fi  !   ャ  れ  く    l
    ヽr      >   V  !   ア  い  は   l
     l   !ー―‐r  l <.   イ  な       l
 __,.r-‐人   `ー―'  ノ_ ヽ  アン        /
ノ   ! !  ゙ー‐-- ̄--‐'"ハ ~^i \_       _ノ
 ヽ ! ヽ、_     _.ノ  i  \    ̄ ̄ ̄ ̄
ヾV /              ! /.入


728 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/27 01:00:19 ID:???
女神様はピンク色の髪をしていました。
女神様「お前が落としたのは、この、金のMSに乗るシャアか?赤いMSに乗るシャアか?」
アムロ「…? 金色のMSにも赤いMSにも乗ってましたが、落ちたのは赤いトラクターのシャアです」
女神様「俗物め。お前にはシャアは返してやらん」
女神様はそれっきり姿を現しませんでしたとさ。

729 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/27 18:04:47 ID:???
今朝。おとうさんをぎゅ、と抱きかかえて寝惚け眼を擦っていたLが
食堂に入ってきたシャアを見るなり、スパムを投げつけていた。
「…なんだかへんな夢をみたの。」


それだけ

730 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/27 21:30:08 ID:???
B「おとなしいLが食べ物を投げるなんて…何があったんだ?」
D「シャアが、寝てるLに悪戯したとか」
A「寝顔見られて、夢の中でうなされちゃったんじゃない?」
E「……でも、昨日はL、アムロの部屋に泊まったはずじゃなかったかしら」

L「ごめんね、シャア。お顔汚しちゃった…」

 眠気が覚めたプルLは、涙目になりながらタオルでスパムの汚れを拭いていた。

731 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/02/28 00:17:07 ID:???
>……でも、昨日はL、アムロの部屋に泊まったはずじゃなかったかしら
シャア「ちょっと詳しく聞こうか」

732 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/01 02:41:26 ID:???
アムロ「ん?あぁ、Lを寝かしつけた後、小型エネルギー炉の制御装置を調整してたからよく覚えてないな」

733 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/02 01:06:17 ID:???
一緒に寝てあげなかったのか、アムロ。

734 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/02 03:35:14 ID:???
L「一緒に布団に入ってってお願いしたのにアムロ意地悪…
  今度からアムロにはお願いしない…シャアに頼むもん」

I&J「駄目だ!!」

ヾ▼д▼;ノ……

735 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/02 05:04:03 ID:???

 拗ねた表情のLに、そっと近づき、静かな声で話しかけるE。

「本当に、もうアムロの部屋には泊まりに行かないの…?」
「うん」
「これからは、一緒に寝て欲しいって頼まないの…?」
「……うん」
「じゃあ…今夜は、私が泊まりに行こうかな…」
「……」

「やっぱり、やだ」

 小さく呟いてから立ち上がり、とたとたと足音を立てて駆け出したL。
 彼女の背中を見送り、Eはほんの少しだけ、口元を綻ばせた。

736 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/02 06:06:32 ID:???
E(ああ…LかわいいよL)


すまん、ただの思い付きだ。今は藩政している。

737 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/02 22:27:51 ID:???
Eはレズに走るのか
いいねえ

738 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/02 22:44:58 ID:???
よくないだろ流石に

739 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/02 23:33:04 ID:???
何処が良いんだよ。

740 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/02 23:56:10 ID:???
漏れ的にもうちっとEGK辺りに頑張ってほしいと応援したい。
時々どんなプルか忘れてしまう…orz

741 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/03 02:42:33 ID:???
メインのSSがあったり。
>>735でお姉さん的な一面を見せてるではないですか。

742 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/03 10:49:16 ID:???
>736

呼びましたか? /l :::://ノl.:::::ヽ::::ヘ::::::ヽヽ:.\ヽ:::..ヾ \:::..ー _:::::::- / 
       ,ソ'/.l ::::/,:::::i.:::::ヽ:\:::ヽ:::::ヘ.',:::::::\ヽ::\,ヽ、::::::::::::ー /         
     / / ,::l.i,:::l:::::::ヘ.:::ヽ\::.ヽ,\::::ll:::ヽ..::::..ヽ::ヽ,' i.\::::::::ヽ/  
    '゛  l /::::.',',l::ll::::::::l\\ヽ:::::::::ヽ::.|.:::::、:::::ヽ:::::::l::l::..ヽ:::::::、l   
      /::::,::::ハソ;i!:::::::i'|__ヾ、ヽヾ、:::::\|、_;;_y,::::,、:::::l::|ヽ::::::::::::|
      /ンl::::::::lヘ' ;::|.'Y'l::::ヽ、\::::.ミヾ\,ハ::::::::)ヽ:::::|:::.i::::::::::|  
     // |::i::::::l:::::\! l!, 'ー'゜゛  ヽ:::ヌ゛ 'ヽ ゛''" ノ; ll:::::::.l:::<   
    /   l:l:::::lハ::::::::ヽ ゛ー '    ゛ ー  ` '' ~  .l'i::::::::::::::::|   
   _ .ー'/ ̄l ll:::l l', '::::入\             / |l::::::::::::::|   
    /,  N ハ::l'l ゛l',::::lヽ、    ,                l:!,!::::.l ヽl   
   / l    l ',l ', 、 ',::lヽ    ヽ ー          lソ |:lヘ |ll   
.   |      ヽ ', ヽ. 'il', `、.  ヽ ._____,.ノ    // li    l   
              ',.   | il \            / ./  !    ::入
       、     'i    l l:::ヽ        /''  l|      //ヽ  
   \   ヽ | _,, --、    l 'i::ヽ,ヽ、  _ , '''  ,r'~ ̄゛' ー <_/l  ヽ_____
     _ヽ -ー'"~、  ヽ, \ lヽヾ, .l   ̄     / /~ ̄    ~ '' ー- ...,,__     
    ̄        \   i、 ゛' 、 \ル............ / /               ̄ ー
            ヽ   ヽ   ヽ ゛ ̄  "

743 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/03 21:05:16 ID:???
死人はすっこんでろ

744 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/03 22:02:32 ID:???
死人だからアクシズに迷い出たんじゃないかい?

745 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/03 23:17:23 ID:???
アクシズってそういう場所だったんか?
心霊スポット?

746 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/03 23:48:09 ID:???
アムロとシャアの二人は、色々な霊呼び込んじゃいそうな気がする。

747 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/04 01:12:12 ID:???
>>745
ネオジオンPart1&2にそれ以前のジオンの開拓者達。
更にはアクシズ落下で燃え尽きていった幾多のパイロット。
アクシズ突撃で崩壊したコロニーやゼダンの門。
アムロ及びシャアに付いているNT及び過去の女性陣の御英霊。
ダブリンや5thルナで死んでいった多くの人々・・・

少なくとも、心霊の方々には決して不足はしないな。
お盆はさぞや盛大だろう。角度とか。
これに百物語が付けば実質的に無敵。ブースターとか。

748 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/04 21:17:57 ID:???
…チョット前にそんなネタフリしたよーな気が…

749 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/04 21:22:45 ID:???
>733
アムロ「…っ、と、言い方が悪かったかな。ずっと一緒にはいたよ。エネルギー炉の制御装置
   といっても、基盤を効率的なものに変えようと四苦八苦してただけさ。
   そういえば、Lが寝言で『オトウサン…シャァ…踊ってる…タノシソウ…ウメボシフンドシ…』とか
   なんとか呟きながら笑っていたな。よっぽど楽しい夢でも見ていたのだろう。」

750 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/05 00:52:53 ID:???

               -― ̄ ̄ ` ―--  _          踊り疲れたよ・・・
          , ´  ......... . .   ,   ~  ̄" ー  _
        _/...........::::::::::::::::: : : :/ ,r:::::::::::.:::::::::.:: :::.........` 、
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751 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/06 13:58:06 ID:???
>>749
アムロ・・・いつ寝てるんだ
小人さんに手伝ってもらってたりはしないよな?

752 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/06 14:29:14 ID:???
アムロは朝寝てるんだよ

753 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/06 14:51:45 ID:???
朝ごはんの支度とかCが手伝ってくれるから、最近は少しだけ寝坊出来るようになったのかも。

754 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/06 15:42:45 ID:???
総帥は畑仕事をガンガってるんだろうな。

755 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/06 18:37:24 ID:???
早朝とか深夜とか
プル達が寝てる間にきちんと働く駄目オトコ

756 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/06 18:43:19 ID:???
夜のパパはいい汗かいてる〜♪
夜のパパは男だぜ〜♪

微妙に怪しい。

757 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/06 18:57:40 ID:???
赤い人はプル達の為にわざと駄目オトコを演じている…
…と今でも信じてます。

758 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/06 20:02:02 ID:???
駄目オトコを演じるからアムロに殴られる・・・。
総帥はまさか・・・

759 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/06 21:02:53 ID:???
きみに殴られたとき…気持ちよかったんだ…(うる覚え)
か?

760 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/06 22:44:32 ID:???
シャアが毎日真面目に働いてるかは微妙だな
自分はシャアは雄ライオンみたいなもんだと思ってる
力が強くて瞬発力があるから群れのピンチには大活躍
でも持久力が無いから普段の仕事は雌ライオンに任せてゴロゴロってな

761 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/07 00:21:14 ID:???
「・・・(>>760)というわけだ。わかったかね?アムロ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「いざとなればきちんとやる男なのだよ、私は。その代わり君には普段苦労をかけ・・・」
「それを言うのはその口か?!その口なのか?! エゴだよ、それは!」

762 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/07 01:17:14 ID:???
そういえば雛祭りがスルーされてるな。
まあ宇宙世紀にお雛様も糞も無いが。

>>761
流石は駄目男w

763 名前:修羅逝姫 :05/03/07 11:58:55 ID:???
シャア(お后)「こんな幼女イイな♪できたらいいナ♪
      あんな幼女♪ こんな幼女いっぱーい い・る・け・ど〜♪」
アムロ(白雪姫)「・・・下品な歌をやめろ!このキ●ガイ!!」
お后「ンまッ!アム・・白雪姫ったらお母様に向かってなんて口の利き方!」
白雪姫「残念ながらお前のような変態を母だと思った事はない。」
お后「ンまッ!!まだ幼い蕾を愛でる幸せ・・・
   そんな愛に満ち満ちた趣味を持つ私を変態だな

   パンッ

白雪姫「次は当てるからな。」
お后「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハイ。
   ところで白雪姫。アナタ、ご存じないかしら?
   最近、この城の中で幼女を見たという噂があるのよ・・・?」
白雪姫「知った事か。だいたい、お前がいるのにこの城の中に幼女など
    置いておける訳がないだろう。
    中坊にエロ本わたすよりデンジャラスだよ。失礼する。」
その夜
白雪姫の部屋を訪ねる城仕えの狩人。
白雪姫「やぁ。来たね。もうその服を脱いでもいいよ。
    誰も見てやしないから。」
そういわれて、だぶついた服と目深に被ったフードを取り去る狩人。
プルA「プハーー!」
プルB「くるしかったー!」
なんと狩人は、幼い女の子二人が肩車で変装していたのでした。
白雪姫「ごめんね。もっと早くにいい里親を探せると思ったんだけど・・・」
プルA「ううん。気にしないで!白雪姫が拾ってくれなければあたし達
   魔法使いの実験材料にされるところだったんだもの!」
プルB「そうだよ!それに、変装も結構楽しいよ!」
白雪姫「そうかい。ねぇ、訊くけど、この城の中をその変装なしに
    歩き回ったりしてないよね…?」
プルB「プルズは約束守るイイ子だよ?ねぇ?」
プルA「そうだよ。この城の中にいるときは、部屋の中以外では
    絶対変装してるよ。白雪姫と約束だもん。」
白雪姫「そうかい。ごめんね。だったらいいんだ。(チッ!后の幼女センサーは
    バケモノか・・・)」
プルA「どうしたの?白雪姫」
白雪姫「・・・第一種戦闘警報だ!この城をでるぞ!」
プルズ「えーーーーーッ!!」
白雪姫「もうこんな城でキ●ガイの手綱握るのはゴメンだ!
    二人とも一緒においで!明日の朝早くに森を抜けて
    アナハイム公国へ逃げるよ!」

なんか、白雪姫がどうたらというレスがあったので
作ってみたり。このあとお后は魔法の鏡(プルJ)に向かって
この国で一番可愛い幼女は誰かを聞きます。
鏡は森に住む小人のプルズだと答えますが、そこには
アナハム公国へ行くはずのアムロとプルABがいて。
そんな話。


764 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/07 15:03:55 ID:???
GJ!

そして、まだ出演してないプル達が寂しそうに見てますよ職人さん。

765 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/07 17:47:44 ID:???
>>763
GJ!
童話を上手く融合させましたなw

766 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/09 01:40:52 ID:7iIwhCbS
そろそろあまり日の当たらないプルを掘り下げてみたいな。
JやI以外とシャアの絡みとか。

767 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/09 04:23:40 ID:???
日の当たらないプルズ同士で話を生み出していった方が良さそう。

768 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/09 04:42:51 ID:???
そだね。
恋愛ごっこのネタは楽しいが全員が赤白の派閥に別れるのは
さすがに食傷するだろうね。頼りになるママと楽しい駄目親父
両方好きなのが他のプルズの基本スタンス、これは変えないで欲しい。
もちろんこれが漏れの自己中であることは認識しているがorz

769 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/09 10:39:18 ID:???
>768
同意。
プルズの話はもっと書きたいんだが、
未だにテンプレ見ながら頭捻らないと
性格とか、喋り方とか把握し切れないし
書くからにはみんな出したいし、一言でもいいから
喋らせたいっていうのもあって全体的な
話の内容とか流れをコントロールするのに時間がかかるよ。
楽しい作業でもあるけどな。

770 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/09 21:52:07 ID:???
ではまず口調から掘り下げてみようか。
廊下でばったりシャアやアムロに会ったときの挨拶って
それぞれどう違うもんだろう。

771 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/09 22:57:58 ID:???
確かに気になるな・・・。
どんな話をするんだ?

772 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/09 23:11:50 ID:???
Lが、昨日見た夢の話とか。
Eは……何となく、今日の天気の話とかしそうだなぁ、と思ったけど、アクシズだからあり得ないね。

773 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/09 23:20:15 ID:???
すまん、俺はシャアとアムロが廊下でバッタリ出会った時の会話の方が気になった。

774 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/09 23:24:35 ID:???
口に出さずにNT能力で伝えようとするのだが、まったく通じず愕然とするシャア

775 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/09 23:28:03 ID:???
口で話せよw

776 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/10 01:00:44 ID:???
G「おいーっす!」
アムロ(チョーサン?)

K「あら?アムロ。えぇ、ご機嫌いかがかしら?」
アムロ(Kにはミライさんが入っているのか・・・)

E「・・・私は三人目だから・・・」
アムロ(いや、確かにG、K、Eで、三番目だけど!?)

>>740のリクエストにお答えして・・・ゴメン。どうにもならない。orz

777 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/10 07:05:07 ID:???
>>776
アムロのEへのツッコミにワロタ。そーゆーことには敏感だからNT能力で察知して顔をクシャッとか歪めて
走り去りそうだなハズかしさなのか泣きそうなのかは分からんが>E

778 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/10 21:04:34 ID:???
>>776
タイミング的にGが仕込んだネタかもしらん。

G「OKッ!(親指をグッと立てて)
 今ので掴みはバッチリだッ!」
E「・・・・・あんなネタどこから仕入れてくるの?」

779 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/11 01:04:25 ID:???
F「アラ…そういえば、私達が普段使っている知識って…
 時代的にかなり偏っているみたいだけど?何故かしら?」
A「えっ?そうなの?」
F「えぇ、少し調べてみたんだけど、主に前時代のデータで構成されてる情報ばかりよ。
 私達が本来の社会に戻ることを考えたら少し問題があるのではなくて?」

ア「あぁ、それはまぁ…あの騒動でアクシズのほとんどのメイン施設がダメになっちゃった
  からね…どうしてもその辺の補助を必要としない生き方を模索するには
 丁度良いと思ったからさ。世界がネットで繋がる直前の時代だからね。
 それぞれの技術が独立して扱える分、別の選択肢にスグに切りかえられる。」

 それに、ある程度シッカリしていれば、社会に復帰するにも問題ないさ。
 ちゃんと普通の授業だってしているだろう?基本的なことはいつの時代も変わらないさ」

H(・・・ア「まぁ、殆どの電算機が死んで誰ともつかない部屋の片隅から引っ張り出して
  来た旧時代のパソコンデータのパッチワークだからな。ついつい、熱をいれて実用化できる
  までさせちゃったけど…結果がよければそれでいいか。」(←本音)
  …ね。ヤッパリ、アムロの部屋のお掃除は私達のためにもやった方がよさそうね)

780 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/12 01:31:26 ID:???
あれだね、みんな12歳とは思えないほどしっかりしてるよな。

もう俺の脳内では、プルズ16歳ぐらいです。
大佐はゆるさんだろうけど。すごくかわいい・・・

781 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/12 11:23:31 ID:???
なにせこんな漂流生活なのに大人2人+自分×12しか、いないからねー。
(しかも約1名を除いて、内数で大人×1に修正されている可能性大だし)
1人1人が
「しっかりしなきゃ」
「しっかりしなければ、な」
「しっかりしよう…たいへんだもんね、アムロ」
「ちょっとは、しっかりしよっと。」
「しっかり、いたしましょう」
「しっかりしなくてはいけませんわね」
「しっかりしなきゃなー」
「…しっかりしませんと、ね」
「あの男の分まで、しっかりしないといけないな」
「大佐…」
「しっかりしましょう、みんな」
「みんな、がんばってしっかりしよね♪」
とか思ってるだろうし。

眠りについたのが10歳くらいで漂流生活は1〜3年かかってるから13、4歳くらいまで成長してるんだよね。
手本となる大人があの2人だし、多少は大人びた少女になるような気がする。

782 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/12 14:57:16 ID:???
Jは大佐ばっかりだな。

783 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/12 15:06:39 ID:???
それがJのアイデンティティとも言えるがな

784 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/12 15:30:57 ID:???
>>780
原作のプルからして、やるときゃやる娘だったからね。
才能が備わってるのは自覚してたし、多分に状況から強いられた部分も大きいけど。
プルツーは言わずもがな。

ゆえに、甘えられる時は年齢以上に子供っぽくなるんだろーな。

785 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/12 19:58:19 ID:???
>>781
大丈夫、その大人の一人は立派な反面教(ry

786 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/12 20:48:30 ID:???
今日は二人の命日…

ヾ;▼Д▼ノヾ;゚Д゚ノ「だから生きてるってば!」

ハイ、お約束。

787 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/12 20:57:17 ID:???
大佐の影って薄い薄いとは思っていたが・・・もうやばいな。

788 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/12 21:09:39 ID:???
薄いんじゃなくて書いても書いてもアムロの手柄にされ…うわ何をするやめくぁwせdrftgyふじこlp;@:「」

789 名前:スターダスト・オーシャン :05/03/12 21:57:25 ID:???
アムロ『・・・いきなり実質13人の子持ちになるとは
    さすがに思わなかったなぁ・・・』
プルJ「アムロ、どうかしたの?」
アムロ「いや。人生ってわかんないもんだなぁと思ってね」
プルJ「アムロのように万丈まみれな人生をおくっても
    なお解らない事があるの?」
アムロ「まぁ、君たちもすごいけどねぇ・・・。
    だからね、プルJ。
    人生は大事にするんだよ。君はまだ若くて、この先きっと
    色々楽しい事や、嬉しい事がたくさんあるんだ。
    だから、はやまるんじゃないよ。」
プルJ「?うん。でもきっと、この先どんなに嬉しい事があっても、
    楽しい事があっても、きっとみんなで分け合っていきます。
    たとえ・・・離れる事があっても・・・必ず報告して・・
    やっぱり離れるのはイやかなぁ・・・。みんなで幸せになりたい・・・。」
アムロ「そうだね。それもいいね。だから、はやまるんじゃないよ。
    幸せになるには、よく考える事も必要だ」


プルA「シャア、今日はアクシズの外に吊るされてる・・・」
プルF「あらあら。一人宇宙遊泳ですか」
プルG「プチ宇宙流しだろう。」

シャア「・・・こんな・・こんな日にこんな吊るし方をするとは
    アムロめ!何と言うデリカシーのかけらもないとは
    あいつの事を言お願いですから引き上げてください 
    助けてください!助けてください!!」

プルH「ヨ〜・ラヴ・フォレ〜バァ〜ひぃ〜とみぃ〜をとぉ〜じてぇ〜〜♪」
プルC「Hちゃん、どうしたの?」
プルH「・・・いや。なんとなく。こう歌わなければならないような気がして・・・」

790 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/12 22:18:50 ID:???
>789
>プルJ「アムロのように万丈まみれな人生をおくっても

アムロ(万丈?快男児の方かと思ったじゃないか)


791 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/12 22:42:26 ID:???
問 何故アムロが「快男児」の事を知ってるのか?

答 プルLと一緒のベッドに眠った時に、夢の中で出てきた。

792 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/12 23:19:25 ID:???
シャア「……」ぷら〜ん
今日も今日とて何をやらかしたのか吊るされている我らが総帥
シャア「……(どうしたものか…)」
慣れた事とはいえ、吊るされているのはやはり苦なもの、
どうやって降りようかと思案していると意外な人物が
プルK「今日は何をされたんですか?シャア」
シャア「Kか、アムロに言われもない理由で吊るされているだけだ」

蓑虫は苦笑いしながら
シャア「よければ降りるのを手伝ってくれると嬉しいのだが?」
プルK「どうしようかしら?アムロのことですからちゃんとした理由もあるはずですし、
何よりそれによって私の利益になるのですか?」
クスクスと笑いながら結ばれている紐を解くK、やや面食らった大佐
シャア「……」
プルK「あら、私が助けるのではご不満ですか?それとも以外だったですか?」
シャア「あ…いや、ありがとうK、助けられたな。何か御礼をしないといけないが…」
プルK「フフ、では私の話し相手になってもらいます。丁度暇ですし」
シャア「それ位で良いのか?無茶な要求をされるよりはありがたいが…」
プルK「無茶な要求?ちょっと興味ありますね、どんなことを想像してたんですか」
笑いながらシャアの対面に座り込み、同じように座るよう促す

シャア「気に障ったなら謝る、そうだな…AやC,Gあたりには以前チョコパフェを要求されたな
無理だといったら降ろしてくれなかった、Iは見物して楽しんでいたな、いくら頼んでも降ろしてくれないのだよあの子は…」
プルK「Aは分かりやすいですね、無理だと分かってても頼むのがAらしいですけど」
シャア「困ったものだ…BやD、Eは降ろしてくれたためしがないな…
Lは私の身を案じてはくれるが、やはり降ろしてくれた事はないな」
プルK「元はといえばシャア、貴方が悪い事をしたお仕置きなのですから」
シャア「それもそうだが…降ろしてくれても良いと思わないかね?私だってトマトの栽培や赤ピーマンの栽培…話がそれたな
Hはよく分からんよ正直、すぐ降ろしてくれる事もあれば降ろさずに楽しんでいる時もある。
Kは今回以外ではBやDと同じく降ろしてくれなかったな」
プルK「今日はたまたまですよ、いつもならお仕置きなのですから」
クスクスと微笑みながらKが続ける
プルK「Jはどうなんですか?いつもシャアにべったりなようですけど?」
シャア「Jは…やはり無茶な要求をしてくるな…すぐ降ろしてはくれるがね」

793 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/12 23:19:59 ID:???
プルK「あら、意外ですね」
シャア「最近になってからだがね、色々と私が吊るされかねない要求をしてくるようになってきた。慕われるのは嬉しい事だが
私も父親という役割がある。どうもアムロはそれを理解してくれてないが」
プルK「自覚あったんですね」
シャア「もちろんだとも、少々羽目をはずしすぎたりする事も有るが君たちのよき父親になる努力は惜しんでない」
プルK「じゃぁその「お父さん」にひとつ頼んでも良いですか?」
シャア「何かね?出来る範囲なら嬉しいのだが」
プルK「んーー、実はですね。私少しJが羨ましいんですよ。ですから、シャアはそのまま座ってて良いので
私も後ろから抱っこしてくれませんか?」
やや赤面しつつKがシャアの目の前まで四つんばいで近づく
シャア「それは父親としてかな?」
プルK「Jにはどっちの感情で抱っこしてあげてるのですか?」

よいしょっと、プルKは胡坐をかいているシャアの膝に座る
シャア「これで良いかな?」
腕をプルKの胴に回し、軽く力を込める
プルK「……暖かいですねシャア、何か眠くなりそうです」
シャア「Lにもたまにして上げてるが、同じことを言われるよ」
プルK「………」
顎を上げてシャアを見つめるK
シャア「どうしたのかね?座り心地が悪かったかな」
もぞもぞと足を動かすシャア
プルK「いいえ、大丈夫ですよ。少しJやIの気持ちが分かるような気がします…
ん……ふぁ…」
シャア「眠たくなってしまったかな?」
プルK「はい……すいません、寝ちゃいます……ん…」
プルKの頭をなでるシャア、すやすやと腕の中で寝息を立てるK
胸の中の温かい気持ちが気持ちよくシャアはそのままKが起きるまでよき父親になれるよう色々これからの事を考えた

794 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/12 23:22:59 ID:???
;▼Д▼ノ
(それにしても、JはともかくIとの関係まで知っているとは中々の洞察力というか末恐ろしいというか

795 名前:10年後の手紙 :05/03/12 23:45:52 ID:???

親愛なる『白』へ。

体の方は達者でしょうか。
年齢的にも余り無理はしないで欲しいと思ってしまうのは
余計なお世話というものなのでしょうか。
貴方は放っておくと何処までも無茶をする人だから、少し心配です。

私ももう二児の母、結婚式で涙ぐむ貴方と『赤』、
冷やかす姉妹たちと目を丸くした夫・・・・全てがまるで昨日のことのよう。
そう、『あの生活』すらも懐かしく思う今日この頃です。

たった二人の子どもを相手にするだけでもこちらは嫌と言うほど振り回されてしまうのに、
あなたたちは私たち12人を守り、慈しみ、愛してくれました。
それはどんなにか大変だったことでしょう。
私も親となったことで、あなた達二人は凄い人だったんだな、と改めて感じています。

私を受け止めてくれる夫や子ども、守るべきものが、今は私の手の中にある。
それはとても幸せなこと。
私は子どもや夫からどれだけの幸せをもらったことでしょう。
いつか、「君たちにはたくさんのことを教えて貰った」と言っていましたね。
あの頃は子どもだったからよく解らなかったけれど、今なら解る気がします。

私は、私たちは、この世界に望まれて生まれた存在ではなかったかもしれない。
それでも、それでも、私は思います。
この世界に生まれてきてよかった、と。
生まれることを許されなかった姉妹達や、戦争で亡くなった方々のことを思うと
胸が痛みますが、それでも私は精一杯生きていきたいと心から思います。

最後になりますが、姉妹達や『赤』に宜しくお伝え下さい。
また、いつでも遊びに来てくださいね。


貴方の娘より、感謝と愛を込めて。

PS.春辺りに、家族がまた一人増えることになりそうです。
   次は男の子だったら良いな・・・・・


796 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/13 01:27:46 ID:???
最近、4月からのジェネシスねたに盛り上がってこちらに顔を出してなかったら、レスが盛り上がってる…
GJ!!

自分もまたなにか投下したいな…

797 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/13 02:14:42 ID:???
37歳スレ序盤の「いつか来るかもしれない日」の後日談かな、と想像したり。

つД▼ノつД`ノ「親冥利に尽きるではないか」

798 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/13 07:41:21 ID:???
>>794
「関係」とか言うとどこか意味深に聞こえますなぁ。
あ、またどこかでプレッシャーが増大…

799 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/14 18:55:59 ID:???
今気付いたけど今日はホワイトデーだ

800 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/14 22:08:41 ID:???
某スレ見て気付いたけど今日はホワイトデーだ

801 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/14 22:48:39 ID:???
アムロの事だから、Lだけじゃなくてプル達全員にお菓子を振舞うんだろな…

802 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/14 23:14:47 ID:???
シャアはすっかり忘れててもんどりうって悩むんだろうな

803 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/15 00:14:03 ID:???
プルE「…ねぇB。アムロから貰ったクッキー、包装も解かずにいつまで抱えてるの?」
プルB「うるさいな。今夜の内には食べるさ」

アムロ「っと、構わないけれど、眠る前に甘いものを食べちゃ駄目だよ。食べたら、ちゃんと歯を磨いて」

プルB「あっ…あぁ。分かったよ、アムロ」
プルE「……」(じぃ〜)
プルB「な、何だよぉ」
プルE「別に……ちょっと、昔と反応が違うと思っただけよ」

804 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/15 00:15:53 ID:???
赤い人は妙なところにだけマメだから失念することはないと思うが。
むしろ仕事に没頭しがちなアムロのほうが怪しい。
イベント自体は覚えてても日の経つこと自体を忘れたり。

805 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/15 00:16:33 ID:???
そもそも赤い人は「お返し」する必要がないような(禁句?)

806 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/15 00:25:16 ID:???
赤い人は前から考えているので気の利いた物
白い人は直前に思い出したので機転の利いた物
そんな気がする。
話書くの難しそうだけど(汗

807 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/15 01:35:19 ID:???
っと言う間にホワイトデーが過ぎ去って行った・・・
そこには幸せそうな顔で眠るプルたちと、お菓子とプレゼントで無理をした分、夜鍋をする二人の男の姿があった・・・

808 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/17 21:02:13 ID:???
かーさんの夜鍋には子供達が感謝の意を表してくれる。

とーさんの夜鍋は・・・華麗にスルーされそうだ。

809 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/17 22:04:41 ID:???
かーさんの夜鍋って美味しそうだな。
とーさんのは闇鍋っぽい。

意味はわかってるんだけど、このスレで鍋って字面見てるとどうも頭が食の方面に…

810 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/17 22:25:13 ID:???
無闇やたらに赤い食材を入れたがってアムロに怒られる総帥

811 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/17 23:21:38 ID:???
>>810
トマトとか、パプリカとか、ニンジンとか…

アムロ「なんだ、ミネストローネじゃないか」

812 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/17 23:41:35 ID:???
赤い食材が他にないか探していたら、こんな記事を見つけた。

>食べ物には橙や赤など暖色系の色がたくさんありますが、
>暖色系の色は私たちの自律神経を刺激して消化作用を活発化させます。
>これにより「おなかが空いた」という空腹感を覚えることにつながります。

  赤い食材放り込む
→プルズ必要以上に腹減る
→赤い食材減りまくり
→赤い人の畑仕事増える
→収穫はやっぱり赤い食材がメイン
→・・・以下無限ループ

アクシズ内で総帥は、社会復帰の為の職業訓練を受けているみたいだな。
農業プラントで働いていける。(彼は経営者側に回りそうだけど)

813 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/18 15:16:20 ID:???

ヾ ゚ー゚ノ「豆乳鍋か」
ヾ ▼∀▼ノ「それともキムチ鍋か」

ヾ ゚ー゚ノヾ ▼∀▼ノ「今夜のご注文は、DOTCH?」

814 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/18 16:20:16 ID:???
豆乳鍋・・・?

俺は
つキムチ鍋

815 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/18 19:50:32 ID:???
作ったのがそれぞれ別れているなら、料理人の腕で白い人有利だけど…

A「豆乳鍋って、美味しいのかな?」
J「キムチ鍋は、食べたら体が暖まりそうだな。うん」
L「辛いの苦手だから…アムロの方」
B「私も、辛いのは駄目だから…」
H「あら。初耳よ、B」
E「白い鍋……パン入れてみたい」
I「シャアの鍋の方が、野菜が多くて栄養価は高いだろうな」

816 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/18 20:25:28 ID:???
白いお鍋はチーズフォンデュにしてはいかがかな?

817 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/18 22:28:47 ID:???
乳鍋=飛鳥鍋という訳で、チゲ鍋と混ぜると
チャゲ&飛鳥鍋という洒落を思い出した

818 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/18 23:05:18 ID:???
C「私も…アムロ」
D「たまには辛いのもいいな」
F「私もキムチ鍋にしようかしら、寒いのは嫌ですし」
G「お、俺は辛いの駄目なんだ…」
K「私はキムチにしときます、これで6対6で丁度良いです」
シャア側についたKを見たHが
H「私はまだ決めてないけど?」
K「シャアの方が良かったですか?」
H「…いいえ、アムロの方が美味しそうだしこちらにするわ」
K「そうですか、なら問題はないですね」
H「………」
K「………」
L「何か………怖い」

819 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/18 23:25:54 ID:???
豆乳鍋はヘルシーで女の子におすすめ
個人的には大好きだーうまうま
キムチ鍋もうまいけど

820 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/18 23:28:24 ID:???
むう、Gは辛いのダメなのか
男言葉でも味覚は女の子っぽい…かわいいじゃないか

821 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/18 23:34:05 ID:???
>>816
チーズあんのかな?だから豆乳にしたんだろうと思うんだが。

822 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/19 00:42:47 ID:???
と言うか・・・よく豆乳なんてピンポイントなモノがあったな。
そーいや牛乳ってあったけ?
脱脂粉乳ONLYだったよな?

823 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/19 01:00:59 ID:???
大豆ならタンパク質が摂取できるし、作ってても良さそうなもんだな…

824 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/19 01:38:12 ID:???
豆乳鍋は野菜が美味しくなるぞ・・・

825 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/19 03:34:10 ID:???
長期の航海においてモヤシは完全食品だ。

826 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/19 07:54:08 ID:???
むしろキムチがあることの方がビックリソムニダ
漬けたのか総帥…

827 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/19 21:32:03 ID:???
総帥は赤い食材確保の為なら何でもやります。

828 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/19 22:01:44 ID:???
何でもどころか普通では考えられないこともやります

829 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/19 22:03:51 ID:???
総帥に不可能は無い

830 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/19 22:08:36 ID:???
地球に買出しに行ったり、木星まで買い物に行ったり

831 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/19 22:50:50 ID:???
漂流してねぇ!!w

832 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/19 22:59:18 ID:???
最近は冥界で魔王をやっていたり

833 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/19 23:52:41 ID:???
でもアムロの尻にひかれてるんだな

834 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/20 00:13:18 ID:???
>833
「尻にしかれる」、だろう。
アムロの尻にひかれるシャアは違うスレでやってるからそっち行っとくれ。

835 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/20 06:33:59 ID:???
そんなスレがあるのかw

836 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/20 06:35:14 ID:???
アムロとシャアのスレは沢山あるからねぇ
一つくらい、そういう所もあるでしょう

837 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/20 15:37:17 ID:???
「尻に〜」のくだりで
 …あぁ、いつものマウントポジションか…などとすぐさま連想した漏れは
…ぇと、勝ち組なのか毒されすぎなのか?w

838 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/20 16:27:49 ID:???
834を読んでも間違いに気付かなかった俺は江戸っ子になれるな

839 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/20 17:41:53 ID:???
まとめサイトの【アクシズあるある大辞典】読んで思ったのだけど…
プルGだけじゃなく、プルDも辛いものが苦手だっていう話はあったっけ?

840 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/20 18:51:12 ID:???
ホントだ。書き間違いじゃね?

841 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/20 19:03:13 ID:???
>>828
誰も〜考え付かないこ〜とを〜 す〜るのが〜大好き〜

842 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/20 19:40:05 ID:???
そんなシモブクレの饅頭なんて総帥じゃないやい。
・・・。

・天性の道化
・才能は人一倍あるのにそれを無駄に費やしがち
・悪趣味な服装
・女性関係は不幸

どっかで見た性格だな・・・

843 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/21 00:21:02 ID:???
同じ顔のタマネギ部隊みたいなのに突っ込み担当もいる…。

844 名前:通常の名無しさんの3倍 :05/03/21 00:45:49 ID:???
どっかのハゲの事指してるなら微妙に違うな。ハゲは1人では何もできないだけだし。
ハゲのモデルは総帥らしいがな。

845 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/21(月) 07:45:58 ID:???
>>844
や、それじゃなくて
クックロビン音頭とか知らない?

アムロの中の人はタマネギ部隊だったぞ 殿下はミライさんダガナー

846 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/21(月) 12:25:02 ID:???
微妙にジェネレーションギャップな会話ですナw

そういや、ララァと大佐は娼館で出会ったんだっけなぁ…あの頃からかそっちのケがあったのは…

847 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/21(月) 13:00:56 ID:???
>>845
そーだったんだー。

ちょっと前(だいぶ前?)にBOX出たし、見たいなぁ。

スレ違いスマソ。ちょっと大佐を釣ってくる。

848 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/21(月) 13:04:41 ID:???
>>846
もしかして十代専門のアレな娼館だったんかなぁ

849 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/21(月) 13:52:27 ID:???
>>848
いちお、高級官僚VIP御用達専用だったよーだが…出会った頃の年齢やら外見やら考えると…
ララァってビジュアル的にはまだ…なカンジだよなぁ…

850 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/21(月) 17:19:12 ID:???
「密会」ではララァはインドの娼館で育って、シャアが客として来たけれど何もせず帰って、
娼館を抜け出したララァ(生活に不満があったわけではないが、エンジンかけっ放しのスクーターが
あって、衝動的にそういう行動に出てしまった、とかいう話だったと思う)が娼館の用心棒に
追っかけられてると、さらにシャアも金塊入りトランクを抱えて赤いザクで探しに来た。
で、金塊でララァを身請けして宇宙へ。1年戦争のいつごろの話かはわからない。

851 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/21(月) 22:18:46 ID:???
>何もせず帰って、
うろ覚えだが、ラノベではニュータイプの共振に酔ったとかゆってたよーな…
その頃少佐って荒れててムシャクシャして行ったんだっけ?>娼館
んで、ララァとの出会いがキッカケで真っ当(?)な野望の道へ復帰したとかなんとか…

アニメではなんかイキナシ、NTだからってパイロットにスカウトした印象が強いなぁ。

852 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/22(火) 20:18:48 ID:???
タマネギと聞いたら何故かアッザムを思い出した。

853 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/23(水) 04:13:27 ID:???
アッザムと聞いたら何故かピンクの栗を思い出した。

アッザム+ゲルググ、な。

854 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/23(水) 13:24:48 ID:???
朝から晩までバタバタ いたづら成功ケタケタ
大事なときには蓑虫

事件が起これば変身! 飛んでけサザビー発進!
すべって転んで失神!

誰も考えつかないことを するのが大好き

855 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/23(水) 18:52:26 ID:???
フイタ
懐かしすぎるw

856 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/23(水) 20:00:51 ID:???
>>854はクワトロにすると歌詞にピッタリだぞ

857 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/24(木) 12:25:44 ID:???
>>856
朝から晩までバタバタ いたづら成功ケタケタ
大事なときには蓑虫
カケキクケコカコ クワトロ!

事件が起これば変身! 飛んでけサザビー発進!
サウナで蒸されて失神!
カケキクケコカコ クワトロ!

誰も考えつかないことを するのが大好き
めちゃトロに 大したもんだぜ クワトロ!

858 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/24(木) 20:52:57 ID:???
パパンがパン!だ〜れっがつっるしった、クックロビn
    ||
  r'⌒⌒⌒'、
  (ミ"""メ""ミ)
  ヽ▼A▼;ノ<・・・聞くまでもないだろう?
   ミ≡≡≡j   
   ミ≡≡≡j
   ミ≡≡≡j
    (/(/


    r'⌒⌒^'、
   ( rνyy'ソ
    ヾ  -_-ノ=3
   ⊂ ]  つ

859 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/24(木) 20:54:21 ID:???
アムロも諦め半分の表情になってますね

860 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/24(木) 21:16:04 ID:???
いや、すでに全面的に諦めてるんじゃないか?

861 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/25(金) 00:49:03 ID:???
まだ諦めていない人がいたら、それは“アクシズの奇跡”として語り継がれることでしょう。

862 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/25(金) 16:00:43 ID:???
Jはどうなんだ?

863 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/25(金) 18:52:14 ID:???
彼女は諦めていないものと思われます。

864 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/25(金) 21:16:44 ID:???
Jは恋は盲目型で、大佐の欠点が目に入らない、入っても気になら無いだけじゃないかな。
諦めていないというのはむしろIの方かも。

865 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/25(金) 21:31:39 ID:???
Iが一番諦めてる気が・・・

866 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/25(金) 21:55:20 ID:???
Iはむしろ、シャアのそういう部分も含めて好きになってくれてる気がする。

867 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/25(金) 23:13:55 ID:???
Iはシャアの悪い所をちゃんと認識していながら好きなんだもんな。

868 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/25(金) 23:30:14 ID:???
不意に勃発したプル達の間でのアムロとシャアの評価。
その雲泥の差っぷり聞くに耐えないホドひどいものだった。危機感を感じたJ,
J「いけない、このままでは私の(I「…ぉぃ」)大佐の威厳が…

次号より「Jの細腕奮戦記-少佐は私が更生させます!-」が始まります。お楽しみに。
I「あの男に威厳なぞ最初からなかったような気がするが…」
J「(聞いてない)わたし、ガンバリますっ!」

なんてのが頭に思い浮かんだw
しっかし、プル達から見ればシャアって最初っからダメ男だったんな。
確か3時間睡眠で有名な英雄ナポレオンも女房から見れば
「家に帰って来ても寝てるダケのグータラ亭主」だったとか思われてたらしーから、
それだけシャアがプル達に心を許している証拠?

869 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/26(土) 00:02:19 ID:???
シャアのピークは1stだからな
あの頃はアムロでさえもシャアに怯えていた
今では見る影もないが

870 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/26(土) 00:35:02 ID:???
           l|     ト、
         l |     ヽヽ.
        l |、 -‐lヽ-ヽヽ.
        ,イ 」_  | ヽ._ヽヽ
      / └-...二|  ヽ/.゙l
      l    ,. -ー\,,/. 、  l シャアの本体
     |   /____';_..ン、 |
    /、./´<二> , 、<二ン ト!
  / /|  ,----─'  `ー--、.| \
 <-‐''" !/          '  /
  `''‐ .,,_              /
       ̄`ー-------‐‐‐''"


871 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/26(土) 03:37:16 ID:???
あ・・・・・なるほどぉ(激しく納得)

872 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/26(土) 11:15:49 ID:H8QOUwf8
 ヽ▼A▼;ノ私は抜け殻かね?

 ヾ ゚一゚ノ 安心しろ、抜け殻以下だ。

873 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/26(土) 11:16:50 ID:???
ageちったよ。吊って来る。

874 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/27(日) 00:38:40 ID:???
…とゆーことは…キシリアも?

875 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/27(日) 00:42:10 ID:???
1stのビデオ途中まで見せたらプル達もシャアを見直すんじゃないか
でも最後まで見せたらダメだぞ
アムロの株がまた上がるだけだから

876 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/27(日) 00:57:56 ID:???
Zは駄目かな?

877 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/27(日) 02:26:59 ID:???
シャアが最終的に、知らぬとはいえプルズを殺す決定を下すくだりが読み取れるので多分ダメ。
あと、漂流生活ならば、行き着く先への希望が必要だが
地球と木星に巣食うアホの子たちの姿を見せると、プルは自殺でもしかねんぞ。前途への希望を失って。

878 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/27(日) 18:50:32 ID:???
全てのプルがそうなるとは思わんなぁ。あれだけ性格が違うンダもの。むしろ
第2のシャア(カコイイVer)になりかねんのもいそうだな。

879 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/27(日) 23:47:40 ID:???
>877
ヾ `Д´ノヾ ▼Д▼ノ < うちの娘たちは伊達じゃない!

ヾ ゚ぺノ < 自殺などさせるものか!させるものかよ!!
ヾ ▼д▼ノ < 過ちならば今度こそ止めてみせる!!





880 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/28(月) 17:04:02 ID:???
何かアムロの口調がドズルみたい

881 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/28(月) 22:17:28 ID:???
>880
うつっちゃったんだゆ

882 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/28(月) 23:36:30 ID:???
逆シャアを見せてみよう

883 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/29(火) 16:31:48 ID:???
あんな痴話ゲンカを?

884 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/29(火) 17:41:17 ID:???
やはり一年、グリプス、ネオジオンのそれぞれから格好よかったところだけ抜粋して、
「シャア・アズナブルの活躍録」とか
「アムロ・レイ奮戦記」とか捏造……いや、編集して作るしかあるまい。

885 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/29(火) 19:02:36 ID:???
CCA時代は見せられないシャア
Ζ時代は見て欲しくないアムロ

886 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/29(火) 20:06:09 ID:???
しかしなぁ、例えばネオジオン残党がプル達を見つけ出して戦闘を強要したら
酷いと思うのに、なんでアムロだと誰も酷いと思わないんだろ

887 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/29(火) 21:32:53 ID:???
いや、戦闘に駆り出したら酷いと思うぞ。
そんなことはさせんけど。2人とも

888 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/29(火) 22:26:26 ID:???
ダカール辺りは良いんじゃないかな?
シャア・アムロ両方に。

889 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/30(水) 02:43:42 ID:???
>>888
それは駆出すとは言わない。
自発的にやるだろ、「私が一番うまく大佐を守れるんだーーーー!!」とか。

890 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/30(水) 08:42:40 ID:???
まず最初は二人に止められおとなしく見ているが、二人がピンチになったりすると居ても立ってもいられなくなり・・・て感じになるんじゃないかな?

891 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/30(水) 09:10:46 ID:???
いや、戦闘に駆り出すとかじゃなくて見せるのに良いんじゃないかと思ってな。
アムロにもシャアにも見せ場はあるし。
>>888>>885へのレスということで。

892 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/30(水) 15:03:45 ID:???
歴代ガンダムDVD見せるならってコンセプトとしてはダカールは妥当だな
Z以外は敵対してるし
ダカールの二人はまさにガンダム界の黄金コンビだ
シャアをアムロが支えシャアもそれに応えてすこぶるカコイイ
プル達も二人(主にシャア)を見直すことだろう

893 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/30(水) 17:28:37 ID:???
キリマンジャロは?

894 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/30(水) 17:30:54 ID:???
あそこはカミーユが主役だし
強化人間の悲しい結末を描いてるからダメ

895 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/30(水) 17:59:36 ID:???
何よりダカールはシャアが格好良い

896 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/30(水) 18:01:09 ID:???
って>>892ですでに言われてたな、スマソ

897 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/31(木) 00:06:30 ID:???
逆に見られると一番ヤバイのってなんだろう?

898 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/31(木) 00:21:03 ID:???
アムロ=シャイアン時代の異性関係
シャア=言わずと知れたCCAでの暴挙

ってとこかと。

899 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/31(木) 00:22:18 ID:???
アムロの一番格好いい場面はシャアの一番ヤバイ場面の可能性高し
後は両者ともお子様お断りの女性関係とか

900 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/31(木) 00:29:25 ID:???
やっぱヤバイのはその辺かな。

どうでもいいが「赤い彗星の肖像」はJがタイトル見たら真っ先に飛びつきそうだなぁ。

901 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/31(木) 00:41:53 ID:???
でもタイトルの割りに影の薄い赤い彗星。

902 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/31(木) 01:11:52 ID:???
大佐にとって最悪なのはやはり、連邦軍が捕まってあんなこ…


ごめん、俺が悪かったorz

903 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/31(木) 03:26:54 ID:???
今やってるガンダムエースのシャア編は、普通にかっこいいぞ。
あと、はにゃーんが出てくるやつも。

ガンダムエースなら、みんな苦しまずにすみそうかな?

904 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/03/31(木) 06:37:32 ID:???
>>903
IJを除くプルs「これ誰?」
H(クスクス・・・)
I(堕ちたくは無いものだな)

905 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/01(金) 11:32:24 ID:???
アムロやシャア、プルたちは長い長い航海の末、ついに木星圏にたどり着いた。
そこにたどり着くには辛いことや悲しいことも沢山あった、
だが最後まで旅を続けられたのはそれと同じくらい楽しいことがあったからである。
地球圏につく頃にはシャアにはアクシズ落しの根源など色々あったので姿をくらましたが、
最後に会った時には清々しい顔をしていた、
もう、恨みも、思想もどうでもよいという顔だった。
日のあたる場所にはもう出れないだろうけれど幸せに暮らして欲しい、
一同はそう願っていた。
それから時が流れた。

いくらサイコフレームの輝きで人が共鳴したとしてもそれはごく一部の話、
アースノイドとスペースノイドの確執は益々悪化していった。
憎しみが殺戮を呼び、殺戮が憎しみを呼ぶ、
その悪循環で再び諍いは大きくなっていった。

そして遂に戦争になった、
スペースノイドの長である人物はシャア・アズナブルであった、
地球を恐怖のどん底に追いやった人物である、
アースノイドに対しての威圧は凄まじいものである、
だがシャアがトップであるにもかかわらず、
シャア本人が喋っている所はメディアにはあまり流れなかった。

906 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/01(金) 11:33:56 ID:???
アースノイドには過去の英雄であるアムロ・レイがほぼ長のような扱いだった。
他に軍のお偉いさんは沢山居るが伝説のエースが居ることで兵士の士気を上げようというのだろう、
彼もトップに近い立場にあるにもかかわらずあまりメディアには流れなかった。

二人がメディアに出てこないのは二人とももう戦いはうんざりだった、
アムロともかくシャアも一時的にとはいえ家庭を持ってみて空しくなっていた、
争いが悲しい子供たちを作ることも身にしみて分かったのだ。
水面下ではシャアもアムロも和平の道を探すために動いていた、
だが努力も空しくそれはことごとく潰された。
彼らを嘲笑うかのように戦火は益々酷いものになっていった。

そしてもう後戻りは出来なくなっていた、
数え切れないほどの屍を築き戦局は膠着状態が続きお互い疲弊したまま最後を迎えていた、
そう、二人の直接対決という形で。

二人は多くの屍の中で対峙していた、
こうやって対峙するのは始めてではないがこんなに空しい事は初めてだった。
「アムロ…」
「何も言うな、シャア…、
 どうしようもなかったんだ…」
「すまない…」
項垂れるように呟くとお互い武器を構えた、
戦いは手加減など全く無く熾烈を極めたものだった、
だがお互い手持ちの武器が尽きサーベルを抜いた、
「シャア…」
「何だ、アムロ」
「勝った方がプルたちに謝りに行くんだぞ」
「それは…、辛いな…」
「ははは…」
お互い切り付け合い、ビームの粒子が飛び散る、
先程の多彩な武器を使用しての戦いよりはるかに長い時間が流れた。

907 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/01(金) 11:34:54 ID:???
決着はあっけないものだった、
アムロは流れてきた残骸に一瞬視界をふさがれた、
普段ならそんなものに気をとられたりはしないが長い戦いで疲労していたのだろう、
その隙を見逃すシャアではなくアムロの機体にサーベルを突き立てた、
サーベルはコックピットに深々と突き刺さっていた、
シャアの勝利だった。
昔から散々苦しめられてきた相手だった、
機体を変えてみても大切な人を失っても勝てなかった相手である、
ハンデを無くすため技術提供をしてみた事もあった、
でも惨敗だった。
だが今回は相手の方が明らかに機体の性能は上だった、
文句の無い勝利である、
自分の人生の半分近くを苦しませてくれた相手に勝った、
それなのにこの喪失感は何なのだろうか?
そんな事を考えるシャアを尻目に戦争はスペースノイドの勝利で終結した。

しばらく時が流れシャアは地球のとある場所にいた、
アムロとの最後の約束を守るためにプルたちの住む場所に向かっていた。
貧相な町だった、しかしこれでもここはその国ではかなりの都会『だった』場所であった、
戦火の爪痕は消えることは無かった。
自分がやったのだ、彼の頭の中はその言葉で埋め尽くされた。
シャアはやり切れなさそうに視線をそらしたその瞬間腹に衝撃が走った、
手を当てて見ると赤く濡れていた、
ゆっくりと崩れ落ちながら前を見る、
そこには最初に会った頃のプルと同じくらいの少女が硝煙の立ち昇る銃を持っていた、
少女は何かを言っているみたいだがそれは分からなかった、
だが自分へ対する憎しみを語っているのだろう。
ああ、もう私は悲しい子を出さないと別れの日に誓ったはずなのにそれはかなわなかった、
意識が遠のく中シャアは小さく呟いた、
「すまない、約束は守れそうに無い」

908 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/01(金) 21:49:01 ID:???
え〜と・・・・・・・誤爆じゃ、ない?

表現の自由云々はムツカシイから何も言わんけど、ここの住人に拒否されるのは覚悟済みだよね?
まさか「これもまた一つのエンディングだよなぁ」と受け入れられるとは思ってないよな?
以前にもキャラ死亡ネタで荒れかけたのを知らないとは言わんよな?

909 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/01(金) 22:24:40 ID:???
俺の中ではアムロはともかく(無いだろうが)シャアがまた戦うとは思えない、っつーことで。

910 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/01(金) 22:25:25 ID:???
>>908
>>907のメル欄見る限り、誤爆じゃないでしょ。

つか、声や状況が目に浮かばないんだよね。
良いSSって、シャアやアムロやその他登場人物の台詞が
その声優さんの声で頭の中に鳴り響く。

それは作者の彼らへの愛が感じられるからなのか知らんが
鳴り響かない作品は、全く記憶にも残らない。
今回の作品もそれ。完全スルー。

ところで、だいぶスレも後半になってきました。
大作マダーチンチンしていいですか?

911 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/01(金) 23:03:00 ID:???
ここは「最後くらいハッピーエンドになって欲しい」という想いから生まれたスレだから、やっぱりバッドエンドは好まれないだろう

912 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/01(金) 23:09:40 ID:???
バッドエンドなら逆シャアでいいわな。

913 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/01(金) 23:22:26 ID:???
とりあえず流れに反して俺は作者にGJ
多少は許容する心を持とう

>>910
だったら自分でその大作を投下してくれ

914 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/01(金) 23:38:05 ID:???
> だったら自分でその大作を投下してくれ
> だったら自分でその大作を投下してくれ
> だったら自分でその大作を投下してくれ
> だったら自分でその大作を投下してくれ
> だったら自分でその大作を投下してくれ

915 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/01(金) 23:43:44 ID:???
>>905-907
ヾ ▼∀▼ノ まあ嘘だが

916 名前:sage :UC-0040/04/01(金) 23:44:17 ID:H5g8dYSg
まあこのスレ自体がアナザーワールドな訳だから、少しくらい・・・

ごめんやっぱプルズの顔がちらつきます・・・

917 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/01(金) 23:45:44 ID:???
>>915
嘘がお好きですな、総帥。

918 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/02(土) 00:00:58 ID:???
ヾ ▼∀▼ノ「うむ。四月一日だからな」

919 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/02(土) 00:31:44 ID:???
大佐の笑い顔を見て一気に和みました

920 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/02(土) 00:31:48 ID:???
マターリマターリ



921 名前:老いる過去、育つ未来 A・T 1/3 :UC-0040/04/02(土) 00:59:15 ID:???
 オレンジ色の髪をした若い女性が椅子に腰を掛け、目立つようになったお腹をやさしくなでている。
 彼女の前では女医が経過を説明していた。
「全く順調です。赤ちゃんも貴女も健康そのものよ」
 その言葉に彼女は目を細め、
「そうか、それはよかった。」
「ではまた次の検診で」
「はい、ありがとうございました」
 彼女は椅子から立ち上がり、部屋を後にする。
「でも油断は禁物よ。何かあったらすぐに連絡しなさい」
 それに対して彼女は手を振ることで答えた。

 自分の部屋に戻ると、彼女の良人が待ち構えていた。
「おかえり、I」
「ああ、ただいま。シャア」
 そう、やはりというか案の定というか、Iの子の父親はこの男、シャア・アズナブルである。
「その体で無茶をしてはならんぞ。一言言えば、付き添ったものを」
 勝手知ったるIの部屋で、甲斐甲斐しくお茶の用意などをしながらシャアは心配そうに言う。それを鼻で笑いながら
「まだそんな時期じゃないよ。自分のことは自分で出来る」
「しかし、何かあってからでは遅いだろう。そうなる前にだな…」
 シャアはカップを差し出し、Iの隣に腰を掛けながらクドクドと語り続ける。 途中でキンキン声になったような気もしたが気のせいということにしておく。
「そんなに心配しなくても、さっきの検診でも全く順調って言われた。今からそんなにあわてていて、本当に親になれるのか?」
「ふ、む。なんとういうか、気分がどうも落ち着かんのだよ。自分の子供が、愛する人の中にいるというのが…」
 言ってから、自分に弟か妹が出来ると聞いたときはこんな気持ちだったかもしれないと思い直した。アルティシアは今何をしているだろうか?
「シャア?」
 いぶかしむようにIがたずねる。
「あ、ああ、なんでもない」
 取り直すようにそう言うと、慈しむようにIの肩に手を回す。

922 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/02(土) 00:59:51 ID:???
「男の子か、女の子か、私に似ているのか、Iに似ているのか、考えるだけでも楽しみで楽しみで仕方ない」
「ふっ、気が早いな。まだしばらく先のことだぞ」
 しかし、そう答えるIの表情も期待と幸せと、愛に満ちている。
 すっと、シャアがIのお腹にやさしく手を当て、
「早く出てきて、私にその可愛い姿を見せておくれ…」
 と、愛しい妻と、さらに愛しい我が子を手のひらに感じようとする。しかし、Iも、
「ふん、それはダメだな。この子は出産予定日まで私のお腹の中でしっかり育てるんだから」
 と、ふざけたように切り返す。シャアは笑い
「そうだな、早産では困るからな。…しっかり大きくなってから出て来るんだよ」
 再び、Iのお腹に話しかける。その様子にこらえきれない、という感じでIが笑いだす。
「ふふふふふっ。シャア、全然似合っていないぞ」
 シャアは少し照れた様子でお腹から手を離し、
「そ、そうか。しかし、誰だって子供が出来ればこんな風になるだろう」
 その様子にIはやさしく微笑む。
「私もうれしくて、幸せで、なんだかずーっと夢の世界にいるみたいだ」
 本当に、夢を見るかのような表情で話すIにシャアが軽くキスする。
「そうだな私達には唯でさえ世界一愛する人が多いのに、さらに増えるんだ。こんなに幸せなことはこの世に無いだろう。本当に夢のようなことだ。…愛してるよI」
 Iが夢心地な表情でシャアの頬に手をかける。
「だったら…、もっとキスして…」
「ああ…」
 そして再び二人は唇を重ねた。
「ねえI、一寸こっちに…」
 扉を開けて入ってきたプルAが二人のらぶらぶしーんを前に何とも微妙な顔で固まる。
 描写していなかったのでお気付きで無いと思うが、ここは木星往還船「ジュピトリス4」の船内である。もちろん、アクシズ一家がそろって木星に到着した復路である。
 二人は入ってきたプルAを完全に無視し、「世界は二人の為にある」といった薔薇色の空間を展開してすべての情報をシャットアウトしている。
 まだ特定の相手のいないプルAには、二人の間に割ってはいるのにすさまじい覚悟を要した。
「ねー! ジュピトリスの人が何か今後の話するみたいだから集まってだって!」

923 名前:老いる過去、育つ未来 A・T 3/3 :UC-0040/04/02(土) 01:01:35 ID:???
 Aに案内された部屋にはすでに家族全員がそろっていた。
「あ、大佐」
 シャアの顔を見てソファーに腰を掛けていたプルJが顔を輝かせる。立ち上がろうとしたJを、シャアがやさしく押しとどめ、「わざわざ立たなくて良いよ」と、座らせたままでキスをする。
 常識的にこれまでの情報から考えるとIが激怒してもおかしくないのだが、しかし、彼女はその様子をむしろ幸せそうに眺めている。
 なぜなら、彼女の愛する姉妹の胎内にも、シャアの子供が宿っているのだから。
「何度も言ってるけど、まさか二人同時に子供が出来るなんてねー」
「「「「ねー」」」」
「それに毎日あきもせず、思いっきり熱々ぶりを見せ付けられちゃ、ねー?」
「「「「ねー」」」」
 周りのプルたちがはしゃぐように声をそろえる。
 それに対しシャアは少し苦笑しながらも、
「仕方が無いではないか、本当に彼女達が愛しくて愛しくて、抑えることなど出来ないからな」
 と、惚気全開で返す。
 そのあまりの惚気っぷりにアムロはシャアにガツンと言ってやりたいような表情になったが、自分の隣を見てすぐに考えを改めた。
 彼の隣には茶髪の赤子を抱えたプルCがその様子を微笑ましそうに眺めているのだ。
 そう、なんとアムロのほうがシャアより先にプルと結ばれたのだ。その報告を受けたときのシャアの勝ち誇ったような嫌味の嵐は思い出すだけで頭がくらくらしてくるものがある。
 そしてつい最近まで自分でも少し恥ずかしくなるくらい惚気ていた事を考えるとシャアが多少惚気るくらいでどうこう言える立場ではない。
 なお、ジュピトリスがちょうど地球と木星の中間地点に到達した為180度反転し、減速航行に移ります。
 その反転機動中は居住ブロックの回転を止めるので遠心重力が一時的に停止しますがお気になさらずに。
 ということを説明しに来たジュピトリスのクルーは(ジュピトリスはベビーラッシュかよ)と、スゲー微妙な面でその様子を眺めていた。

924 名前:コンバット :UC-0040/04/02(土) 01:02:37 ID:???
どうも、毎度毎度登場するたびにお久しぶりといっているような気がするコンバットです。おひさしぶり。
老いる過去、育つ未来のアナザータイプです。
最初はIとシャアの結婚(らぶらぶ)生活を書こうとしていたら、いつの間にか乱れたアクシズ一家というような状況に…。
まあ、パラレルエンドなんだから気にしないで。
あんまり推敲がしっかり出来ていないのも気にしないで。

925 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/02(土) 01:05:37 ID:???
まぁ、以前叩かれたヤツより、できはいいんじゃないか?それなりに世界観にも
沿ってたし。わしは支援にイピョーウ。ホントにいい流れにしたいと思うなら、単純に叩くより、
それをネタにして繋げる方が効果的。

…てな訳で…
>>905-907の続きを考えてみる。

ふと、目を覚ます…

 ギッ ギッ ギッ …
 視界が揺れている…倉庫の片隅…備蓄された僅かな食糧が視界の隅に
積み上げられているのが見える…見なれた光景。
 そして、うんざりする程見飽きた光景。

あぁ、そうだ。またアムロに吊るされたのだった。全く、あの男ときたら、些細な遊び心にも
過剰に反応する…父親代わりのスキンシップだとゆうのに。
 それが『些細な事』かどうかの定義は置いておくとして。

先程の悪夢はニュータイプゆえの予知夢か、それとも、単に過去の記憶が見せたものか…
 埒もない考えに思考をめぐらす。ニュータイプとは言え予知能力がある訳でなし、
 過去の記憶からあのような夢が産まれるとも考えられない。自分はそんなに
悲観主義者ではないハズだ。

しかし…それでもいずれはアムロとは決着をつけねばならぬのだろう…
「あのコ達を泣かせることになるかな…」
 思わず漏れた呟きに一瞬、ハッとする。頭をめぐらせて辺りの気配をさぐる。
誰もいない。少しだけ気を抜く。そしてまた、思考に沈む。

 そう、決着はつけねばならない。どうしてそこまでこだわるのか…プル達には分からないだろう。
弁舌に長けていると自負する自分にもこればかりは言い表せない。
 しかし、アムロも同じように感じているはずだ。強いて言うならば、どちらも男であり、
宿敵だから。
互いに人生を己の全てを…様々な大切なものをなげうってでも
争そってきた者同士ゆえに決着をつけなければいけないのだ。
 決着をつけないことは互いの人生を否定するに等しい。しかし…

 それは、あのコ達を悲しませてまでする事なのか?

いや、どうあがこうとも、いずれは互いの全てをかけてぶつかる事になるのかもしれない。
 それまでは…
不意に思考が打ちきられた。誰かが近づいてくる。

視界の片隅のいつも見なれた扉から少しだけ光がもれはじめる。最低限の動力しか
動いてないため、倉庫の自動扉も今では手動だ。
 扉の隙間から抑え気味の声でそっと尋ねてくる。自分の安否を。

みっともなく、冴えない状態ではあるが、声だけは自由だ。いつもどおり
余裕を持って返答する。

 「うむ、大丈夫だ。しかし、いささかこのつくろぎ方にも変化が欲しいと思っていた所だ
  少しばかり協力しては貰えないかな?」

扉の向こうで何名かが一斉に噴出すのが聞こえた。一人じゃなかったのか?
 何事か楽しそうに囁き合う声が聞こえる。これは暫くはからかいの対象になりそうだ。
だがしかし…
 憮然とした回答だか弁明だかを相手に返しながら心の片隅でさっきの続きを呟く。
  それまでは…こういうのも悪くないかもしれん。


926 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/02(土) 01:08:51 ID:???
…即興でかいているウチにコンバット氏が来てビビッたりw
普段はちみっちゃいネタフリしててSSなんざほとんど書かないんで色々見苦しいかも知れませんが…
えー勘弁して☆(ぉぃ
 吊られている間、ホントにシャアってナニ考えてるんだろぉなぁ〜とか思ったり。

927 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/02(土) 03:34:50 ID:???
4月馬鹿は次の日に残さないのがマナーだが…とりあえずGJ


後、いくらパラレルでも重婚は不味くないかい?しかも、
ジュピトリス復路ならプル達まだ17位?でCにいたってはそれ以前に出産?

928 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/02(土) 04:13:23 ID:???
プルC、おめでとう。

とだけ。

929 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/02(土) 12:41:22 ID:???
>>925より

アムロは同じ頃、ふっと目を覚ます。
趣味が昂じて日課となっている、ハロや各メカのメンテナンス中、座り込んだまま寝てしまったのだ。
背骨が痛い。鍛えぬいたとはいえ、もう若くはないのだ。
「・・・アムロ」
ハロかな? と寝ぼけ眼で振り向いたアムロの前にいるのは数人のプル。
たちまち、アムロの眦がつりあがり、寝ぼけた少年は娘の夜更かしを許さない父親の顔に変わる。
「プルA!C,H,I,L!いつまで起きてるんだ!早く寝なさい」
早寝早起きは子供の特権だ。と、父さんは謹厳な顔で幼い息子に言ったものだった。
父さん・・・父さんはまだ、サイド6にいるのだろうか。
ふとした彼の物思いも、やや脅えながらのプルAの声にかき消された。
「アムロ・・・シャアを許してあげてよ」
「そうだよ、さすがにもう70時間だよ」
「70時間・・・そんなものだったか?」
確かに今回は、やりすぎたかもしれない。そろそろプラントにも手入れが必要だろうし。
しかし、先ほど見た夢が、アムロの中の何かを躊躇させた。
シャアとの決着が、アクシズで終わったわけではない。地球圏には、ジオンの英雄を、あるいは連邦のエースを待望する声が未だ多い。
今は、あくまで問題を棚上げにし、生きるために妥協しているだけなのかもしれない。
東洋の言葉であった、仇敵同士が生存のために助け合う、呉越同舟という故事と同じかもしれないのだ。

930 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/02(土) 12:55:05 ID:???
「アムロ、ここは臥して頼む。シャアがいないと、面白くないのだ。」
「臥して頼むだなんて、かわった物言いをするようになったね、I。まあいいよ、明日には降ろそう。
でも、君たちも、他のプルも、今日はもう寝なさい。いいね?!」
今日は特別、しかし次から夜更かしは許さない、という意味を込めた視線に、
プルたちは「はーい」という怯えと喜び混じりの返事を返し、ベッドに逃げ散っていった。
「・・・どうせ、シャアのところにも何人か行っているんだろう。全く、あの娘どもときたら―」
アムロはシャアを降ろすために上着を引っ掛けつつ、先ほどの思いをもてあそび続けた。
シャアと自分は生涯を賭けて戦い続け、お互いの友を何人も葬り続けてきた。
余人は知らず、自分とシャアの間に共存という道はありえない、いや、ありえなかった。
「ありえなかった、か。」
寒くないよう防寒をしっかりして、プルズが全員寝ているかをドアから確認し(彼女らだって乙女なのだ)
食糧貯蔵庫へと歩きつつ、アムロは苦笑した。
もし、シャアがもう一度人類の敵に回るなら、そのときは何があっても奴を殺す。
しかし、あのプルたちがいる限り、夢のようにはならない気がする。
俺にとってあいつらが娘であるように、あいつにとってもプルは娘なのだから。
アムロは、貯蔵庫の扉を押し開けた。

931 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040/04/02(土) 14:22:34 ID:???
70時間なんて酷い。
糞尿垂れ流しのシャアの姿はもっと酷い!

932 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/02(土) 15:15:19 ID:???
ヾ ▼∀▼ノ < 美形はトイレなど縁がないのだよ

933 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/02(土) 15:17:38 ID:???
>>931
>糞尿垂れ流しのシャアの姿はもっと酷い!

彼なら精神力(見栄とも言う)で、70時間くらいは耐えてみせるような。

・・って言うか、この時代のパイロットってノーマルスーツ着たままコクピットに
缶詰で長時間過ごすから、意外とそういうのに強いかも知れん。
(完徹でコロニーを守り抜いたガトーとか、危ない薬を打ちながら戦ってた某ウラキとか)

934 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/02(土) 16:06:17 ID:???
>>933
宇宙服って着たまま排便できるんじゃなかったか

935 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/02(土) 16:15:02 ID:???
オムツは当然付いてるだろうが、それだって着っぱなしじゃあ惨事というものだ。
だがシャアがプルズの前でそのような姿を晒すはずもない。

936 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/02(土) 17:15:51 ID:???
>933
ウッソ君の下痢電波

937 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/02(土) 18:11:46 ID:???
お互いの友を何人も葬ろうにも、
シャアには友が居な・・・いや、何でも無い。

938 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/02(土) 21:16:10 ID:???
シャアの一応の有人である前髪くるくるを殺ったのは快男児の指揮するWBだしなぁ・・・
だいたい、アムロには仲間はいても有人は・・・いや、何でも無い。

939 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/02(土) 21:17:07 ID:???
寂しい大人二人…


940 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/02(土) 21:36:03 ID:???
シャアも家出してから20までのジオンで腹を割って話せる相手がいないのはしょうがない
アムロも16〜23歳までが社会的空白だったわけだし、勘弁してやろうぜ。

しかし考えてみると15までのアムロの友達らしき存在って
・よく教会がある丘に遊びに行ってたらしいコミリーちゃん
・ご近所さんでまめに世話を焼いてくれるフラウ・ボゥ
女の子ばっか…

941 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/02(土) 22:08:29 ID:???
サイド7に来るまでコロニーを転々としてたせいもあるだろうな
ハヤトとは立ち退きが無ければそこまで不仲にはならなかったろうし

942 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/02(土) 22:41:11 ID:???
ZからZZ時代にそれなりに友人作ってないのかな
ブライトを親友と呼ぶか戦友と呼ぶかで微妙に印象が違うな
シャアは本人が素を出してる機会があまりなかったからしかたがない…
友人より大事なものが彼にはあったわけだし

943 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/02(土) 23:58:25 ID:???
Zの様子を見ると上司とか部下とかとは
それなりにうまくやってるみたいだから
まあ作る気がなかったんだろうな、友人は

944 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/03(日) 00:30:14 ID:???
てか作れないでしょ
相手はどうしても自分を英雄として見るんだから
対等に付き合えるのは英雄になる前から自分を知ってくれてる人間か
対等の力量を持ってる人だけ

945 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/03(日) 00:37:48 ID:???
やっぱアムロと大佐はどっかで似た者同士なんだな

946 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/03(日) 01:26:24 ID:???
 

947 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/03(日) 22:28:01 ID:???
それにもし相手がアムロの事を気遣って英雄としてではなく、一人の人間として見ようとしてたら逆にそのことを気にしているという相手の心が分かってしまうから、自然と他人を避けてしまうんだと思う。


>>946sage進行なのにageんな馬鹿

948 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/03(日) 22:59:45 ID:???
誤解なく理解できてしまうの良し悪しだよなぁ
特に恋愛なんて誤解の上に成り立ってることが多いし

949 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/03(日) 23:26:40 ID:???
アムロは年をとってから友人の増えるタイプなんだよ。
よく考えてみたら判るだろ、
MSに乗れなくなったアムロは趣味の機械技術に手を出して
一技術者として今までの自分と違う所で楽しく過ごせるに違いない。
軍は趣味にならなかったが、趣味の場であれば多少昔の事を持ち出されても
いい話題になり友人を作るのに一役買うぐらいだろうし。

何より、血筋に流れる悪いレイが瑣末な事を忘れさせてくれそうで。

950 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/03(日) 23:26:46 ID:???
そろそろ新スレだなあ
「何歳になっても結婚してないシャアは駄目オトコ8」が一番無難か?
39歳スレの1で「不惑間近」、40歳スレで「不惑を迎えてもまだまだ駄目オトコ?」
なんてネタも考えてはいたけど、まあ限界ってものもあるしね。

951 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/04(月) 00:24:43 ID:???
>>932
ヾ ゚一゚ノシャア・・・
ヾ ▼∀▼ノどうした?
ヾ ゚一゚ノおとといこんなこと言っていたが以前のスレに拾った缶詰食べて二人だけで下痢になったこともあったぞ?

ヾ ▼A▼ノ!

952 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/04(月) 00:43:39 ID:???
情報から隔絶された木星に行っても「英雄扱い」はあまり変わらないんだろうな。
むしろ隔絶されているゆえに情報が独り歩きしてとんでもないことになってそうな気もする。

苛酷な環境に棄民状態で放っておかれて、木星はコロニー以上に反地球的な土壌がありそうだから、
「地球に鉄槌を下そうとした」とされるシャアの評判なんかすごそうだ。
アムロもMS戦の腕前が伝説化して、戦闘データをインプットしたクローン脳が
木星の秘密兵器に使われちゃうし。(正史じゃないが)

953 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/04(月) 07:57:11 ID:???
ハセガワはスルー

954 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/04(月) 17:57:53 ID:???
次スレはいつ建てるか。

955 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/04(月) 18:52:02 ID:???
>>970-980
辺りでOKじゃ?
とりあえず、スレタイは「何歳になっても結婚してないシャアは駄目オトコ8」
が無難かな。

956 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/04(月) 22:28:53 ID:???
そろそろもう大佐には結婚は諦めてもらって、
「何歳になっても結婚できないシャアは駄目男8」
つーのはどうだろう。


ヾ ▼Д▼ノ<何を言う!!私にはまだIやJが…!
(´・ω・)<諦めろ

957 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/05(火) 01:15:36 ID:???
そういやシャアはロリコンキャラがすっかり定着したが
ハマーンってシャアと付き合ってたのはいくつの時なんだ?
他にロリコン認定される相手っていたっけ?ララァはちょっと違うし
そもそもシャアは本気でハマーンに惚れてたのかねぇ
ララァに比べて扱い悪すぎる気がする

958 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/05(火) 01:32:02 ID:???
ハマーンとはつき合っちゃいないだろう。
優秀な年少の友人に対して才能を称えたり叱咤激励ぐらいはしただろうが、愛情とは別物。
ハマーンにそこまで粘着されるのは、アクシズを去るときのフォローをしなかったからだろう。

959 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/05(火) 01:43:35 ID:???
もともとZZ放映のころに、シャアと若いハマーンとの間に恋愛関係を含む因縁があった、
と設定されていたのか?

960 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/05(火) 01:48:00 ID:???
ハマーンの岡惚れっぽい。
で、勝手に裏切られたと思い込み逆切れ。
怖い怖い。

961 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/05(火) 01:55:46 ID:???
デートのまねごとしていたにしろ
一方的に惚れられてたにしろ
この場合、良識ある行動を求められるのは大人の方。
こじれる前にきちんとふってやるのが思いやりってもんだが
その辺は期待できないよな…シャアだしな…

J、I、がんばれよ…

962 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/05(火) 02:08:08 ID:???
それじゃシャアはロリコンじゃないことになってしまわんか?
クェスは明らかに相手にされてなかったしさ
メカニック達は何でシャアをロリコンだと思ったんだろう
あれでシャアの地位は地に落ちたのに
逆にキャラは面白くなったが


963 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/05(火) 02:12:28 ID:???
いい年して寝言でララァなんて言うからだ。それが広まったんだろ。

964 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/05(火) 02:20:08 ID:???
>>963
違う。寝言で森のクマさんを歌っただけだ。

965 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/05(火) 02:25:10 ID:???
更に寝言でママンとかアルテイシアとか言ったとか何とか・・・・・・

966 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/05(火) 02:31:53 ID:???
ナナイと寝てる時に寝言でアムロと口走ってしまったおかげで、
聡い彼女に戦いの理由を知られてしまったとか。

967 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/05(火) 02:44:21 ID:???
友達いないわりに寝言相手には事欠かない人ですね、大佐は…

968 名前:通常の名無しさんの3倍 :UC-0040年,2005/04/05(火) 02:56:20 ID:???
シャアはロリコンの気はあると思うぞ
賢さと純真さを同時に求めるとどうしても対象が大人びた子どもになってしまう

969 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 07:27:13 ID:???
16の少女を生涯最高の女めいた扱いをしていたら当然だ。
といっても、当時のシャアもあまり年は違わなかったはずなんだが。。。
やはり社会人となり、かつ軍人・士官という節度と良識を求められる職業についているがゆえだろうか。

970 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 07:42:08 ID:???
もし自分が20歳くらいで当時16歳の女子高生と付き合ってて
その子がめちゃくちゃいい子だったら死後もやっぱり忘れられず美化しちゃうかもしれんがなぁ
少なくともその子以上の絆を他の女性と築くことができなければ余計に
シャアはNT的なつながりもあったのなら尚更だろうな
ララァも生きてりゃ30歳か
なんかアムロ同様顔は変わってなさそうだな

971 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 12:42:08 ID:???
ナナイがいる上で、寝言を聞いてる女が沢山いる揚句、その寝言が少女の名前じゃ
成人女性相手じゃ満足できないんじゃない?と噂されても無理ないって

972 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 12:43:51 ID:???
死んだ人には誰も勝てないからな。思い出だけが美化されていく。
ララァ(亡霊)もいい迷惑だったんじゃないだろうか。ララァ本人というより、ララァという名の幻想にシャアは惚れているようなもんだから。


973 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 14:13:42 ID:???
ララァに幻想を抱いてたのはどちらかといえばアムロだった気が

974 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 16:43:49 ID:???
生前のララァに対しては安心感か余裕か、はたまた任務に対する使命感か、
少しクールだったしな。なんか、おろかな土人を教化する白人みたいだった。
アムロはそりゃ、ある意味一目ぼれだし。

975 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 18:05:17 ID:???
幻想が現実にきたみたいなもんだからな

976 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 18:15:08 ID:???
age

977 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 20:40:18 ID:???
シャアのロリコン説は捏造だと思うんだが。
だからこのスレで覗きしてるシャアには違和感を感じてしょうがない。
保護者の視点で苦労してるシャアが好きでこのスレにずっといるんだが。


978 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 21:04:19 ID:???
時々勃発するな、「シャアはロリコンじゃない」論争。

979 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 21:48:27 ID:???
新スレ
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/x3/1112705183/

980 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 22:07:47 ID:???
シャアロリコン説はネタとして楽しむのが正解だと思う

981 名前:時代の狭間に(1/5) :2005/04/05(火) 22:58:04 ID:???
U.C.0113.04.XX.7:00am

広くはない部屋の中で浅い眠りにまどろむ一人の男性。ベッドから半分のぞいた
頭は赤みがかった癖毛である。もうすぐ50歳になる彼は、顔立ちのせいか雰囲気の
せいか実際の年齢より若く見られがちだった。
 そんな男に忍び寄る人影が一つ…。
「 あ・な・たv起・き・てv」
「!?!」
 いきなり耳元に囁き声を吹き込まれた男は飛び起きようとして失敗した。微重力
スペースのベッドは身体が浮き上がらないよう固定されたシュラフになっている。
 寝ぼけ眼のまま彼は、声の主と思われる明るい栗色の髪の女性の姿を確認した。
「おはよう、アムロ。」
「あれ…?プルL?来るのは今日の夜じゃなかったのか?」
「一日早く行くって留守電に入れたの聞いてなかったわね。それに今はプルLじゃ
ないでしょ。寝ぼけてるの、お父さん?」
 悪戯っぽい微笑を浮かべてベッドの端に肘をついていたLが離れると、アムロは
ベッドから起き上がった。パジャマ代わりのアンダーシャツ姿は相変わらずである。
「Lだってアムロって言ったろう。それに昨日は徹夜でさ。今、開発してるヤツが
大詰めだったんだ。皆、もうちょっとだけって言いながら止めようとしなくて。」
「そう思って朝食と着替えを持ってきたわ。」
 奇跡と偶然と長い旅の果てにシャアとアムロと12人のプル達が地球圏に帰還し、
密かに新しい名前と新しい生活を得てからもう10年以上経つ。
現在のアムロは、大きくはないが技術力には定評のある工場のオーナー社長だ。
現場主義と穏やかな人柄と時に妥協しない厳しさで、彼は工場のスタッフ達から
慕われていた。

982 名前:時代の狭間に(2/5) :2005/04/05(火) 22:59:08 ID:???
 ここはアムロの工場の中の専用オフィスルームに隣接したレストスペースである。
 もちろん彼はコロニー内の閑静な一等地に14人の家族全員が集まれるほどの
自宅を持っている。だが地球圏全域に(一人は木星にまで)散らばる家族が集まる
ことは滅多になく、必ず集まる11月はシャアの所と決まっていた。
 故にアムロは一人には広過ぎる家を持て余して、週末以外は工場に泊り込む事が
多かった。実際問題この部屋には仮眠ベッドの他、簡易キッチンにシャワー室まで
付いており、軍隊生活に馴染んだアムロにとって生活するには十分な環境なのだ。
「家で待ってれば良かったのに。」
「待ってても帰って来なかったから来たんじゃない。ちゃんとシャワーを浴びて来てね。」
 神妙な顔でプルLから着替えを受け取ったアムロは、突然何かを思い出したように
吹き出した。
「なぁに?」
「いや…。人一倍怖がりだったLが、あのだだっ広い家で一人で夜を過ごせるように
なったのかと思ってさ。"お父さん"の代わりにハロを抱いて寝たのかい?」
「!そんな訳ないでしょっ!!」
 実は図星だったりする。ちなみに子どもの頃の彼女のお供であった"お父さん"
(サングラスをかけた赤い猫のぬいぐるみ)は今現在、彼女の家で留守番だ。
「もう!早く行っちゃって!」
 顔を真っ赤にしたプルLはアムロをシャワー室へと押し込んだ。

983 名前:時代の狭間に(3/5) :2005/04/05(火) 22:59:55 ID:???
 プルLが作ってきてくれた朝食を二人で食べた後、アムロは昨夜できなかった
メールチェックを始めた。昨日が遅かった分、今日の作業は1時間遅れで開始する
事になっていたので今朝は余裕がある。Lを連絡艇の発着場まで送って行くくらい
の時間はあるだろう。
「シャアからメールが来てる。至急・重要?…何だ?」
「多分この事だと思うわ。」
 そう言いながらLはテレビモニターをONにした。ちょうど人気キャスターが
トップニュースについて解説しているところだった。
『地球保全法案及び過当医療禁止法案、廃案へ!』
 画面に表示された文字を見てアムロはLの言葉を理解した。シャアのメールは
予想通り、廃案への怒りをぶちまけるものだった。
 シャアは匿名で独立運動家や連邦改革派を支援していた。アムロが受け取った
のより少し控えめなメールが、昨晩のうちに地球圏全域に配信されたに違いない。
だがアムロは今回は廃案となるだろうことは予想していた。
 物事には必ず裏の側面がある。強権を手にした者がその標的を拡大していくのは
過去の歴史からも明らかだ。厳罰主義の法案に安易に賛成できるほど人々は楽観的
ではなかったようだ。

984 名前:時代の狭間に(4/5) :2005/04/05(火) 23:00:33 ID:???
 地球連邦が存続するのは人々がその体制に依存しているからだ。それが地球圏を
離れ、外から地球圏を見直したシャアが出した結論だった。
 あれから何度かテロや紛争が起こったが、地球連邦という体制を揺るがすほど
大きな動きにはなっていない。それは弾圧されているといった単純な理由でなく、
寄らば大樹の陰とでも言うのか、多少の不満はあっても現体制の中でそれなりに
豊かで安定した生活を手に入れた人々が大きな変化を望まなくなっているという
ことである。
 グリプス戦役の時でさえスペースノイド達の本音は自分達の生活を守ることで、
当面の問題であるティターンズが倒れた途端に反連邦運動は急速に沈静化した。
それを裏切りと感じたシャアも、人々が混乱より安定を望んだのだと今ならわかる。 
 だがやがて、連邦という枠組みの中にいることに飽き足らなくなった人々が
また独立しようとするだろう。そしてまた利害の対立する人々との間で戦争が
起きるだろう。
 その時には、またNTが戦争の道具として利用されるのだろうか。 
「アムロ。」
 昏い表情で黙り込んでしまったアムロの手にプルLが手を重ねた。
「わたし達なら大丈夫よ。わたし達、皆プルだもの。アムロとシャアの娘だもの。」
 プルLはアムロの顔を見つめ微笑んでいた。重ねた手から安心させるような思念を
感じて、アムロもLに微笑み返した。
 この子が一番心配だった。優れたNT能力を持つ彼女らには、その力をコントロール
する術も教えてきた。だが姉妹の中でも特にマイナス感情に敏感なプルLは、醜い大人
達の争いに巻き込まれたら渦巻く負の思念に耐えられず壊れてしまうかもしれない。
それはアムロとシャアに共通した懸念だった。
 でも大丈夫だ。この子も他の子達も心配するまでもなく、ちゃんと大人になっていた。
多分、自分達が同じ年頃だった時よりずっと強くて優しくて賢い大人に。
 知らず知らずプルLの頭を撫でていたアムロに、Lはぷうっと頬を膨らませた。
「もう子どもじゃないんだから!」
 それでも、その手を外そうとはしなかった。

985 名前:時代の狭間に(5/5) :2005/04/05(火) 23:01:07 ID:???
「待ちぼうけさせたお詫びに、夕食はプルLの好きな物を作るよ。何が良い?」
「ほんと?!じゃあ、ぶり大根!材料はわたしが買っとくね!」
「ああ。トラブルが無い限り今日は定時に帰れるから。」
 そう言ってからアムロは、もう一度シャアからのメールに目を落とした。プルLも
その文字を目で追った。
「怒ってるな。」
「今頃はJに演説をぶってるのかしら?」
「でなきゃIと論戦だな。」
「真面目に政治をやってれば、とっくに地球連邦の大統領になってたでしょうに。」
「言うてやるなよ。そんな事は本人が一番よくわかってるんだから。」
 そんな話をしているうちに若い開発スタッフの一人がアムロを朝食に誘いに来た。
ついでにミーティングもやるつもりらしい。この工場にはアムロと同じような
機械好きがそろっていた。
「送ってやれなくて悪いけど…。」
「いいのよ。行ってらっしゃい、あ・な・たv」
「コラッ!」
 あんな若い奥さんが居たんですか、などと問い詰められながら去って行くアムロを
プルLは微笑みながら見送っていた。
 
 平和な時間はいつまでも続かない。それでも不安はなかった。
 NTに未来はわからない。けれど人は未来を切り開く力を持っているのだから。

986 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 23:14:50 ID:???
>>981
GJ!

最後のLの軽口が、もしアクシズ内だったら弾劾裁判ものでガクブル・・・。
Lも成長したものだ・・・。30歳くらいかな?魅力的な女性になっていそうだ。


987 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 23:20:56 ID:???
そういや、最近じゃアムロもシャアも一目でプル達を見分けてるな。
…などと、初期の頃を思い出しつつゆってみる。

988 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 23:24:23 ID:???
烈しくGJ!
シャアの活動のくだりを読んでちょっと思ったんだけど
この世界でのハサウェイはどうなったんだろ?
もしかしたらシャアとアムロが裏で動いて…そんなぶっ飛んだ妄想をしてしまいますた。

989 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 23:48:26 ID:???
脳内で二人とも顔がかわってなかった・・・
しわがれたアムロと言ってもなぁ・・・・
とにかくGJ!

990 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/05(火) 23:54:17 ID:???
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991 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/06(水) 00:05:20 ID:???
テム・レイのようにはならない、と

992 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/06(水) 00:16:24 ID:???
15歳から29歳まで、大して顔変わってないしね。
プル達も顔変わらなさそう。

993 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/06(水) 00:43:41 ID:???
シャア69歳
http://l-c.hp.infoseek.co.jp/mirror/040109.jpg

994 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/06(水) 08:28:33 ID:???
>990
老人アムロはロベルト本郷じゃんw

995 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/06(水) 09:36:08 ID:???
プルたち12人でサッカーチームを結成する訳ですな。
ボールは友達だ!ってそんな浮かぶ棺桶友達にしても…w

996 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/06(水) 23:42:50 ID:???



997 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/07(木) 00:04:06 ID:???
GJですね。

998 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/07(木) 00:42:23 ID:???
うむ。

999 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/07(木) 00:45:15 ID:???
 

1000 名前:通常の名無しさんの3倍 :2005/04/07(木) 00:45:26 ID:???
爺でもフサフサか。

1001 名前:1001 :Over 1000 Thread

あなたの来るのが遅すぎたのよ・・・
このスレッドはもう1000を超えたわ・・・
  , -v-、
 ( _ノヾ )☆.。.:*・゜    ☆.。.:*・゜
 O ・_ ・ノ)
 /^ ¥ ^\           ∧_∧ 新スレを立てればいいじゃないか
 7    ヽ~~  ☆.。.:*・゜(・∀・ )
  '〜〜〜'          ⊂  ⊂ ) ☆.。.:*・゜
   U U            (_(_つ        シャア専用classic@2ch掲示板
☆.。.:*・゜      ☆.。.:*・゜          http://comic5.2ch.net/x3/


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